燃料電池の終焉?

アルコールだ水素だって言ってましたが、結局の所、バッテリーに落ち着きそうです。コストの問題を解決できないで居るウチに、件のEU方針もあって現状で利用できる技術がそれしかない…と。

そもそも天然ガスの改質から水素を得る予定だったのが「カーボンニュートラル」という事で化石燃料NGに。さらに、今時はwell-to-whellと言うことで、エネルギーの生成源から走行まで一貫した効率で評価されます。

で、化石燃料以外から水素を得るとなると、水の電気分解ですが
「電気>電気分解>水素輸送>水素貯蔵>水素タンク注入(圧力)>燃料電池>電気」
と言う過程でどんどんエネルギーロスが積み上がってゆき、結局、カーボンニュートラル的には電気をそのまま使うBEVに効率で敵わないとか。

ただ個人的には、バッテリー自体、当分の間は「革新的な改善」は見込めないと思っています。全固体電池も色々あってねぇ…。

で、BEVですが、今までのICE(内燃機関エンジン車)と比較すると色々と不便になるんでしょうが、もう「仕方ない」として徐々に社会は受け入れていくことになるんでしょう。

ただね、二輪車に関しては中型以上は良いとして、それ未満のミニバイクに関しては絶望的な未来しか見えない。バッテリー搭載スペースがどうしても少ない&販売価格的にも高価な電池を潤沢に積めない。

今以上に値段が上がって航続距離が縮んで、車体重量が増えて大型化したミニバイク…、誰が買うん?ってことで、さらに市場は縮みそうな気がします。

過去の排ガス規制の如く、いつか通った道…なんですが。

ただ、唯一未来に興味が持てるとしたら、原付以下の「小型低速車」の存在。

原付(一種)が滅びて、小型低速車とそれ以上が原付二種か軽二輪なんてことになるのかも知れません。

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マイナンバーカード

取得してみました。

新型コロナウイルスのワクチン接種証明アプリに必要って出たんで、まぁ取ってみるのも良いのかな…と。

そもそもの接種証明用途は2回接種じゃ使い物にならなくなっちゃいましたが、マイナポイント付くし…(むしろそっち目当て)。

まぁ他にも、住んでる自治体では印鑑登録カードがあれば、土日でも機械で住民票とかとれたんですが、マイナンバーカード運用開始後はマイナンバーカードでしか取れなくなっちゃったり…ってのもあって。

通知カード

マイナンバー制度開始時に送られてきたはがきに付いていた奴。通知番号が載ってるだけで「証明には使えません」って書いてたと思うんですが、ただの紙切れやんって、番号だけテキストデータで控えて原本さっさとシュレッダーしてました。

(マイナンバーカード申請時に通知番号は必要)

で、カード受取時に通知カード無いって言ったら、紛失届みたいなの書かされる。何でも、自治体には回収義務があるとか…。なんだそれ?って感じ。

パスワード

1つのパスワード(英数字6〜12文字)と、3つの暗証番号(数字4桁)の設定が必要。英数字パスワードなんてジジババに運用できるんか?とちょっと心配に。暗証番号は全部同じにしても良いそうですが、敢えてバラバラに設定してみました。

申請用紙を書いてるときに、係の人が「パスワードはこの紙に書いて下さい」とか言い出す。いやいやいや、パスワード紙に書き出しとか一番あかんやつやん…と。そもそも機械で直接入力なんじゃ?と聞いたところ、

「パスワード忘れる人が多いので、書いて貰うよう推奨してます。別に書かなくても結構です」

そう言う説明を全くせずに、最初から「この紙に書きなさい」っていうのどうなん?

実際、マイナポイント始めたときに、パスワード忘れて再設定したいって人が窓口に殺到して窓口業務を圧迫したとか。なんかなぁ…。

受け取りまで

通知番号やその他申請に必要な一通りの情報は、Webから入力できます。その後一ヶ月くらいしたら、住んでる自治体から「できたでー、とりにこんかい」というお便りが届く感じ。

で、受け取ってパスワード設定するくらいかなーと思って役所行ったら、住所氏名が入ったお便り持ってきてるのに、さらに窓口で申請用紙に住所氏名を書かせる仕組み。さすがに認め印は廃止されてました。ありがとう河野太郎さん。

なんだかんだで窓口と待合席の間を3〜4往復して、結局1時間くらいかかりました。

カードを使う

と言っても、確定申告を電子申請するわけでもないので、接種証明アプリとマイナポイントアプリでちょっと使ってみただけ。

指定された種別のパスワード入力して、カードの上にiPhone置くと、ちゃんと券面情報読み込んで、氏名・住所・生年月日が表示されてる。おー。タダそれだけですが。

ただこの券面情報ってのが、本当に券面に載ってる情報そのまま抜けるんで、つまりは顔写真の画像データやマイナンバーそのものも引っ張れるわけです。

しかも券面情報のアクセスについては民間に開放するみたいなんで、素性の怪しいアプリでマイナンバーカード使うのはちょっと怖そう。

一応、民間に対しては住所・氏名・生年月日・性別の4情報テキストのみの公開らしいんですが、本当にそうなんかなーってちょっと不安はあります。

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飢餓状態の思考

痩せるには運動したってアカンのですよ。運動自体でたかだか数時間で消費するエネルギーなんて微々たるもの。

運動>筋肉を付ける>基礎代謝を上げる、って考え方もありますが、その辺りの事がちょうど良く書かれてる記事があって、曰く「骨格筋の代謝量は基礎代謝全体の22%だからたかが知れてるよ?」と。

結局は、食事制限しか無いわけです。

食事制限というと、最近、断食道場が流行ってる?みたいです。体験談とか見ると、とても正常な精神状態では無くなってしまうようです。

そんな異常な精神状態にちょっとだけ覚えがあります。

とあるエンデューロレースで、水袋の量の選択をミスってレース中に空っぽにしてしまったことがありました。で、そのまま軽い熱中症になってコース脇でダウン。

ダウンしながら思ったのは「とにかく何か飲みたい!」。

コース脇に小さな沼(というか雨水が低地に溜まった水たまり。汚い。)があるんですが「あの沼の水を一口でも啜ったらどんなに幸せだろうか」と、真剣に悩んでました。

いや、悩む前にとっととレース棄権してパドックに戻れよ…と。その結論に至るまで大分長い間、沼の水を飲もうかどうしようか考えてました。

飢餓の思考への影響って本当に怖い。

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700VA発電機

EENOUR インバーター発電機 GS950i 定格出力0.7kVA 正弦波

出先で電気を使うことが多くなり、N-VANに積んでる1.3kWhのサブバッテリーじゃ不足気味になることが多くなりました。そこで補強策を考えたのですが、

  • 走行充電の容量UP:
    現在140Wくらい。配線見直しても軽自動車だと、オルタネーターの都合で200W前後が限界っぽい。
  • ソーラーパネル:
    パネル取り付け方法が課題、あと配線大変なのとコントローラーとか割と高い。
  • バッテリー増設:
    そんなスペースは無い

と言うことで、短期的には一番リーズナブルに「安定して」「大量に」電気を作れるのはエンジン発電機ということに気付く。内燃機関万歳、エコ何それ?

ちょうど中華設計の0.7kVAの小さめの物(10kg)が数年前から出回っていて気になっていました。たぶん1kW/1kWhクラスのポータブル電源と同等以下のサイズと重量。

数年前は同じ形の色違いが、いろんなブランド(輸入業者)経由してたのが、最近はモバイル電源やソーラーパネルをメインでやってる業者が、割と安く出して居るみたい。

ちょうど¥8,000-引きのクーポンが出てたので、わりと安く入手出来ました。

とりあえず使う

こんなの(失礼)でもちゃんとインバータ制御。

ヤマハの1.6kVA発電機使ったことあるんですが、アレに比べたらだいぶ静か。…かと思ったけどそうでも無い。

距離1mで側面から測ってみたところ無負荷で72dBA、700W負荷で76dBAくらいでした。スペックは7mの距離の値なので、すぐそばだとこれくらい五月蠅いです。もちろん排気側だとさらにもう少し五月蠅いです。

効率

ガソリン2.1Lで4.1h駆動らしい。定格0.7kW(kVA)だからたぶん熱効率14.8%。発電機の効率(90%くらい)をさっ引いてもエンジン出力で16.4%とちょっと低い?

バイクエンジンの熱効率を計算した奇特な方がおられて、曰く古いカブで30%くらいとか。

他はどうなんだと調べて見るも、ヤマハの1.6kVA品で17.3%、0.9kVA品で15.9%(共に電気出力)。まぁそんなもんか。

因みに、今時の自動車エンジンの熱効率が30~40%。熱効率だけで行くと2輪以上の効率らしい。e-Powerみたいな発電専用エンジンだと50%に達するとかで、火力発電所と同等以上にもなるとか。

負荷試験

ちょうど手元に700Wのセラミックファンヒーター有ったので繋いでみたら、98.5V/680W。意外と電圧降下も少ない。ただ、出力警告灯がなぜか点滅(定格700W以上、最大800W以下を示す)してますがとりあえず使えそう?

1kWのヒータ繋いだら、800W強ほどの出力で警告灯が連続点灯。1分後に出力停止。エンジン止めてから再起動したら復帰。

まぁ仕様通りっぽいですが、保護回路の閾値がちょっと下側(安全側)にずれてる模様。そしてエンジン&オルタネータ自体はもうちょっと余力ありそうで、まぁまぁ妥当な設計っぽいです。

どれだけの寿命なのかまだ分かりませんが、2年くらい使えたら十分お値段以上だと思います。またこの値段だと、エンジン周りの消耗品どうこうするより買い換えた方がよさそうな感じ。

捨てるとき、大変そうですが。

使用開始にあたって

購入後、使用開始までに、

  1. エンジンオイル投入
  2. エアフィルターにオイル塗布
  3. ガソリン投入

の3つが必要。3番目は大体ほとんどの人が気付くけど、1と2はどうだろうか?

そして取説に「はじめに」みたいな記述が無いし…。毎回の始動前点検を意味する「運転前の確認」という項目に1と3は書かれているけれども、2の記載はなし。

エンジンオイル

エンジンオイルについてはさすがに「警告!発電機にはオイルがない」と札が掛けられて、オイルレベル警告は出るみたい。

エンジンオイルに関する説明が、使ってるうちにオイルが減ること前提で書かれているのにちょっと面食らう。まぁ自動車でも、欧州車とか普通に「減ったら足して下さい」という前提で3万km交換不要とか言うみたいですが。

ただ、取説見てもスティックゲージの見方が載ってない。図解のイラストがどう見ても「オイル投入口ギリギリ」にしか見えないw

多分スティックゲージに従うんだろうなぁ…と思ってたら、オイル投入口のカバーに半透明のシールで解説が載ってました…が、たぶんこれスティックゲージを理解していないとハードルが高そう。

エアフィルター

スポンジ入ってるだけの湿式ですが、購入時のオイル塗布無し。

そう言う仕様なのかな?と思って取説見たら後ろの方の「定期メンテナンス」のページに、溶剤で洗ってから新しいオイルを染みこませろって書いてあるし。

まぁオイル塗ってなくてもすぐには壊れないだろうけどさぁ…。

その他いろいろ

その他、細部についていろいろ。

操作面側

狭いスペースに上手く纏めてあると思います。このサイズで2.1Lの燃料タンクの確保はさぞ大変だったんじゃないかと(4.1時間らしい)。

キャブレターらしきもの

取説では、保管時に「ドレンスクリューを緩めてキャブレターから燃料を排出します」って書いてるんですが、ドレンスクリューらしき物が見当たらない…。当然、取説に図解もなし。

オイル給油口

こぼれたオイルを受けるトレイみたいなのがあります。芸が細かいなー、と思うんですが、

オイル投入時、こんな風に一部だけ開けられるようになってるんですが、そうするると下のトレイの存在意義が台無し。

しかもこの状態だとドレンボルトにアクセスできないので、オイルが抜けないw

そもそもこの窓なんのためやねん、って話。

反対側

配線がぷらぷらして固定されていなくて怖いですw

ヒューズかましてある配線もあるんですが、何のヒューズなのか不明。

上部には、プラグ交換用の窓が開いてます。でもこれ、本体の取っ手が干渉してプラグレンチ入らないんじゃ?と思ったら…

ちゃんと付属のプラグレンチが入りました。w 妙なところちゃんと作ってあって感心。

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