燃料電池の終焉?

アルコールだ水素だって言ってましたが、結局の所、バッテリーに落ち着きそうです。コストの問題を解決できないで居るウチに、件のEU方針もあって現状で利用できる技術がそれしかない…と。

そもそも天然ガスの改質から水素を得る予定だったのが「カーボンニュートラル」という事で化石燃料NGに。さらに、今時はwell-to-whellと言うことで、エネルギーの生成源から走行まで一貫した効率で評価されます。

で、化石燃料以外から水素を得るとなると、水の電気分解ですが
「電気>電気分解>水素輸送>水素貯蔵>水素タンク注入(圧力)>燃料電池>電気」
と言う過程でどんどんエネルギーロスが積み上がってゆき、結局、カーボンニュートラル的には電気をそのまま使うBEVに効率で敵わないとか。

ただ個人的には、バッテリー自体、当分の間は「革新的な改善」は見込めないと思っています。全固体電池も色々あってねぇ…。

で、BEVですが、今までのICE(内燃機関エンジン車)と比較すると色々と不便になるんでしょうが、もう「仕方ない」として徐々に社会は受け入れていくことになるんでしょう。

ただね、二輪車に関しては中型以上は良いとして、それ未満のミニバイクに関しては絶望的な未来しか見えない。バッテリー搭載スペースがどうしても少ない&販売価格的にも高価な電池を潤沢に積めない。

今以上に値段が上がって航続距離が縮んで、車体重量が増えて大型化したミニバイク…、誰が買うん?ってことで、さらに市場は縮みそうな気がします。

過去の排ガス規制の如く、いつか通った道…なんですが。

ただ、唯一未来に興味が持てるとしたら、原付以下の「小型低速車」の存在。

原付(一種)が滅びて、小型低速車とそれ以上が原付二種か軽二輪なんてことになるのかも知れません。

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