睡眠薬いんぷれ

眠れなくて辛いって,わりと初めてかも。原因はストレスでそのストレスの原因もはっきりしてる。いまはストレスにも慣れて普通に寝れてますけどね。
「ウット」
不眠が出た初期は,とにかく焦燥感や不安が凄くて眠れないパターン。そのときにこのウットはとても良く効きました。落ち着くというか普通になる。油断すると気分が普通じゃ無い状態になってしまうときに飲むと普通に戻せる感じ。病院で処方される安定剤だと頭にもやが掛かったみたいになり「普通以下」になるけど,そこまでキツくない。凄く普通。ネットでは依存症の危険があるとか色々怖いこと書いてあったけど,特に困る副作用も無かったです。
ただ,そのうち自覚できる焦燥感や不安感が無いにもかかわらず「自分では落ち着いているつもりだけどちっとも眠れないしストレスの原因の事が頭から離れない」という状態に移行してからは,眠るという目的に対してはさっぱり効かなくなりました。
「ドリエル」
市販睡眠薬の中ではかなり有名所らしい…が,高い,たけーよ。別の疾患向けの同じ成分の薬がもっと安くで出ているそうな。ウットよりこちらのほうが依存性という点では安全らしい…んだけどね。
効いたよ,凄く効いて眠れたよ。だけどね,副作用がきつい。もともと眠くなるのが嫌でドリエルの主成分と同じ抗ヒスタミン系の風邪薬はことごとく避けてきたので,抗ヒスタミンに対する耐性が全く無い。そんなもんだから,晩22時に飲んだのに翌日の13時ぐらいまでずっと眠いの。さらに,昼飯食べたら味覚異常で味が分からないとか…。これはアカンと思った次第。
結局の所,市販の睡眠薬って高くてろくな物が無いという感じ。ちゃんと病院行って処方して貰いましょう…というオチ。結局病院行こうかどうしようか迷っているウチに,ストレスに適応してしまったんで行かなかったけど。

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ピストン考察と慣らしについて

PISTAL RACING製ピストン
切っ掛けは,摩耗したハスクのピストン交換。部品発注したらどえらい高いでやんの。なんでもPISTAL RACINGとかいう有名?らしいピストン専業メーカー製。この手の外車が高いのは,自社のサプライチェーンとか関係無く,良さげな他社部品を対等な関係でがんがん取り入れるトコ。一方で日本メーカーが固い絆で結ばれた自社サプライチェーンの部品メーカーに,「協力会社/下請け」という上下関係で徹底したコストダウンと高品質を求めるのと対照的。消費者としては安いのは良いけど,安さの追求による社会への弊害とかも考えるとなんだかなぁ。
一回の交換がかなりのお値段なんで,せっかくなら長持ちして欲しいと思い,主に耐久性向上を狙って流行りのWPC加工やらモリブデンショットを検討してみたら,色々と新しい知見が得られた。

摩耗したピストン
よく言われる新車の慣らし。慣らしが必要と言いつつ,具体的に何がどうなって必要なのかという「根拠」が不明でずっと前から不思議に思ってました。可動部分のベアリングやギアなんて,非常に硬い素材でちょっとやそっとで摩耗や変形するような物じゃ無い。なのにたかだか1,000kmごときで完了する慣らしって一体何を期待しているのかと。そして,その回答のひとつ?がピストンにありました。
不二WPCの資料より。右側「表面処理別機関慣らし運転効果特性」を見ると,ベースピストン(処理する前の普通?のピストン)の所で数十時間で摺動抵抗が急激に下がっているのが見て取れる。どうもこれこそが慣らしに期待される効果っぽい。確かにピストンはアルミで柔らかいので容易に変形するし,エンジンの中で最も高速に摺動する場所だから納得がいく。今時の4輪車は慣らし不要と言われるけど,4輪車のピストンは最初からスカート部にモリブデンコートなりモリブデンショットが施されているのが当たり前で,それが慣らし不要の所以。主目的は摺動抵抗低減による低燃費化で副次的に慣らし不要になったというところかも。
2輪車の出荷状態ではまだあまり一般的ではないけれど,FITのエンジンを半分に切っただけといわれるNC700/NC750のピストンは,4輪車同様にモリブデンコーティングがされていました。これらは慣らし不要かも?

そんなわけで,ピストンに対するモリブデンショットは眉唾チューンではなくて,今時のエンジンでは当たり前の技術。インジェクション化の時もそうだったけど,2輪車は相変わらず4輪車に技術的に遅れているなぁ…感。コストの問題もあるんだろうけど。因みに,4輪車では一様なコーティングは既に時代遅れで,どのようなパターン(スズキアルトエコの改良例)にするかというのを競っているみたいです。

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リハビリと介護

そもそもの脳出血の治療が終わると,基本的には退院「しなければ」ならない。脳出血による後遺症は病気では無いから治療の対象ではない≒保険料はこれ以上やらん,というのが「お国の方針」らしい。で,その後リハビリ専門の病院というのがあってそちらに転院するのが「普通」と思っていたら,それもどうもちょっと違うという話。
治療が終盤に差し掛かったところで,主治医からは次の意思を確認される「自宅介護するつもりあんの?」と。端的に言えば,ハナから施設に入れる事を想定しているような輩にはリハビリ専門の病院に通う為の保険料なぞ勿体なくて出せねえぞ,という「お国の方針」らしい。というわけで,ここで自宅介護の意思がないと言うとまともなリハビリすら受けさせて貰えないとか。凄いな…「お国の方針」。「お父さんも独身,ウチも独身で出来る事に限りはあるけど,回復状況次第では同居のうえ自宅復帰を目指したい。」という玉虫色な回答だけど,一応転院の準備は進めて貰えそう…。
リハビリ病院には6ヶ月という期限があり,6ヶ月過ぎたら退院必須らしい。そしてその時の選択肢が1.自宅復帰/2.特養/3.老健/4.有料老人ホーム。2は安いけど空きが無くて順番待ちが数年とか…。4は一杯あるけど凄く高い。3は間くらいの費用だけど,3ヶ月という期限付き。地域のケアマネージャーに話を聞いたら,2の順番待ちの為に3の転院を繰り返している人も少なく無いとか。ぶっちゃけ3の費用聞いただけで「あ,ムリ」って感じでしたがotz。さらに病院のソーシャルワーカーに話聞いたら,リハビリ病院からは3は行かせて貰えないor嫌がられるという新情報。リハビリ病院は「自宅復帰率」というのがあって,1だけでなく2と4も自宅復帰した事にカウントされるけど,3だと自宅復帰にカウントされないから…だそうな。なにその成果主義。3自体が「自宅復帰を目指す為の施設」という建前もあって,リハビリ病院としては3へ行かせたくないとういのが「お国の方針」らしい。
色々不満はあるけど,介護保険制度が無かった頃に比べたらまだましなんかな…。

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初めての大人のオムツ

食事はチューブで胃に流し込み,排泄はすべてオムツという寝たきり状態。病院には「アメニティセット」という便利なのがあって,入院中に必要な身の回り品,着替え,オムツを有償で用意してくれる…というのがあるんだけど,オムツありのコースが¥1,000/日とオムツ無しのコース¥500/日と,たかがオムツを持っていくか行かないかだけでの差がでかい。取り急ぎオムツ無しのコースにして院内売店にオムツ買いに行こうとしたら,看護師さんが「下の売店高いから。すぐ近くのコーナンで売ってるよ。」と教えてくれる。それでいいんか?(後日着替えも持参&洗濯するようにして,早々にアメニティセット解約しました)
コーナン行ったはいいけど,種類多すぎてどれ買って良いかワケワカメ。再び病院の売店までもどって売っているヤツを確認したりしたけど,オムツは大きく分けて2パターン。パンツタイプとテープタイプ。パンツタイプは動きやすく,リハビリ中の人が自分で下ろしたりする事を想定したもの。テープタイプは所謂「おしめ」な構造で,パンツのように下ろしたり出来ないけど介助者が履かせるときには,足を通すこと無く寝たまま履かせられるので寝たきり向け…らしい。パンツタイプはさらに種類が細分化されてたけど,今の状態だとテープタイプ一択。テープタイプは各社共に1種類しか無くてあんまり迷わず買えた。
大人用オムツでは「尿とりパッド」なるものをさらに併用するらしい。排尿時はパッドだけ交換してオムツ代をケチる事ができるとか。たいてい尿とりパッドのほうがオムツより圧倒的に安い。パンツタイプ用とテープタイプ用は別なんで注意するところ。あとレシートは必ず取っておくこと。医療費控除の対象になるんで。
最初に看護師さんにサイズ確認したら「L」と言われる。お父さんのパンツMサイズなんだけどなぁ…と思いつつLを買ってたんだけど,尿道カテーテルが外してから,尿とりパッドだけでなくオムツの消費量が急激にUP。看護師さんに訊いてみたら「尿が多みたいでよくこぼれる」らしい。ひょっとしてサイズ大きすぎませんか?って聞いたら「今のLサイズで合ってますよ」と。それから追加のオムツをLサイズで持っていった翌日,机の上に「次回からはMサイズでご用意願います」の置き手紙。おいおい…。

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