[te250] ハスクいろいろ修繕

スロットルボディー脱落
今年の春頃から,スロットルボディーが外れる事案が頻発するように。
ちょっと転倒したらなんだかアイドル回転数が高くなったり,エンジンが掛からなくなったり,おかしいと思ったらたいていスロットルボディーが外れてる。
バンドを締め直しても全然ダメ。とりあえずインシュレーターが悪いんだろうケド,特に硬化している感じでも無い。疑問を感じながらとりあえず部品発注。
インシュレーター

原因はスロットルボディーを取り外す時に分かりました。インシュレータが全体的に膨張しててブカブカになってやんの。
隙間がありすぎて,バンドで締めてもゴムが逃げてしまって全然閉まらない。
新品のインシュレーターと比較したら,こんなに膨張してました。
欧州メーカーの樹脂とかゴム製品は日本の気候環境下ではとにかく持ちが悪くて,硬化したり割れたりってのは良く聞くけど,膨張(膨潤)してブカブカになるとか,そんなこともあるんだ〜って興味深かったです。
今で6年落ちですが「たかだか6年経過で?」ってのは,そのあたりが国産との差なんでしょう。
エアインテーク内やスロットルボディーがそこそこオイルで濡れてたんで,ブローバイの影響かも。樹脂ゴム製品には悪名高いエステル系化合成オイル使ってるしなぁ。公道走んないし,ブローバイ還元やめたほうが良いかなぁ。
追記:1/4)RepairManual見直してたら,エンデューロ64h/ストリート1万kmでの指定交換部品になってましたわ。そういうモンらしい。
フロントマスク

だいぶ前から,あちこち割れがあって,とうとう唯一のネジ穴も折れて固定出来なくなったフロントマスクも交換。
ナンカチガウ…って思ったら…,
フロントマスク

もともと白黒2色成形だったのに,白一色でずぼらしてやがるし…。otz
中華かよって感じですが,未だに部品再生産してくれてるだけでも有り難いんだろうなぁ。

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[rr4t125lc] LCさん1.5年目くらい

「エンジンはヤマハ(系列)だから安心」ということが決め手で買ったLCさん。北海道ツーや長野まで自走往復とか問題無く?こなせてるんで,エンジンはそれなりみたい。購入から1.5年ほど経過して「外車だから壊れやすい」ってのはゴム部品除いて特にそんな事は無かった模様。
ただね…,組立がいけてない。欧州メーカーの組み立ては信用ならん感じ。新車納車後に,車体全バラOH絶対やった方が良いレベル。
とりあえず,組み立てに関する不具合はざっとこんなところ。気付いて直したから良かった物の,放置してたらどれも故障に繋がりかねないなぁ。

  • チェーンクリップが逆向きに取りつけられていた。(走行すると外れる方向)
  • リアアクスルシャフトが左右逆から差し込まれていた。
  • リンクのオイルシールの圧入がナナメ向いてた。
  • Fフォークのオイルが、片側だけ半分しか入ってなかった
  • スポークのテンションが激しくバラバラ。無荷重でリムに振れはないものの、走行時ぶれる。
  • ステムナットの締め付けトルクが足りてなかったみたいで,走行中に脱落・紛失した。

一方で故障については今のところ大きな物は無し。ゴム除いては…。

  • エキパイの塗装が,店から家まで走っただけで,もう塗装が焼けてボロボロに剥がれていた。
  • バッテリ固定のゴムバンドが、購入後二ヶ月で劣化・ちぎれる。
  • キャブレターの加速ポンプのゴムブーツが1年くらいで劣化崩壊。

四輪もそうだけど,基本的に欧州の工業製品は「高温多湿」を想定していないんで,日本で使うと樹脂や特にゴム製品の劣化が酷い。
あと外車に関して,電装や燃料ポンプ関係の不具合を良く聞くけど,ポンプ無しキャブ車なんでその辺のトラブルとは一切無縁。
外車の「フラッグシップモデル」だとまた話は違うんだろうけど,LCさんは「エコノミーモデル」だし,材料系はケチってるんだろうなぁ。
個人的には,とりあえずエンジンさえ持てば,車体関係は自分で何とか出来るから維持出来そうな感じ。何にも知らない人がとっつくにはまだまだ難しいわなぁ。

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モンキーレンチ

モンキー
モンキーレンチって「たかがモンキー」って思っていました。
色んなサイズに対応できるものの,顎の部分にガタがあるんで,固定幅のスパナと比較すると凄く使いづらい。ボルト・ナットに当ててはウォームギアを締めて,レンチを当て直す為にまたウォームギアを緩め,当ててはウォームギアを締める…。
とにかく作業性が悪い,そう言うものだと思ってました。
ふとした気まぐれで「ちょっといい工具」ということで買い増ししたのが,下側のIREGAのスパナ。コレが凄い。今まで使ってたモンキーレンチよりもガタが凄い少ない。ウォームギア固定したまま,スパナみたいに使える。
顎のガタを測ってみたところ,写真上の今までのモンキーが「顎上端0.70mm/顎下端0.40mm」に対し,IREGAのは「顎上端0.23mm/顎下端0.17mm」。圧倒的にガタが少ない。
モンキーレンチとは本来こうあるべきものだったのかと,考えを改めさせられました。

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[te250] 修理歴

2010モデルの中古を,2011に買ってからはや5年。1年で使い捨てと言われるレーサーモデルながら,なんだかんだでまだ乗れています。修理歴を振り返ってみた。

マッドフラップ
→太いタイヤ入れたら干渉して削れて穴あいた。
ウォーターポンプ一式
→北海道ツーリング後にクーラント空っぽになってたのに気付き,エンジン動くけど念のためバイク屋で見て貰ったら3ヶ月も掛けて,よく分からないままウォーターポンプだけまるっと交換された。
以降ずーっとエンジンオイルにクーラントがちびちび漏れっぱなし。
クランクケースのベアリング一式全部
画像の説明→腰下空けたら何かが砕けた粉末がケース内に蔓延していて,ベアリングにも入り込んでいてジャリジャリになってた。
こっからは全て自分で整備。
メインシャフト
画像の説明→ドライブスプロケット交換時に,スプロケット固定ボルトが締まらない事で判明。メインシャフトの内側の輪留め部分が割れてた為交換。
ハスクバーナ買収後の混乱?を受けて1年以上部品が出なかった…。
水温センサー
→冬場に壊れてエンジン掛からなくなる。
シフトドラムストッパープレートのカバー
画像の説明→前の腰下OH時に,規定トルクで締めただけで割れたので交換。
オイルポンプギア
画像の説明→腰上OHの時に異物が入って噛み込んで割れた。自分の整備の自業自得。
ウォーターポンプシャフト&シール
画像の説明→だいぶ前からずーっとエンジンオイルに僅かながら水が混じってて,ウォーターポンプシールはバイク屋で交換したはずだから大丈夫な筈と思い込んでいたけど,とうとう疑う場所がそこしか残らなくなって分解してみたら実はあかんかった。
ピストンAssy
画像の説明→普通にピストン摩耗しててたので交換。高い。
ラジエーターファン
画像の説明→バイク屋でラジエーターガード付けて貰った時に,ファンが90度ずれたまま取りつけられていたせいで,ファンモーターのステーが折れた。

よくまぁまだ乗れているもんで。

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