声優の力

今季のアニメ、面白いのは色々ありますが、個人的に一番の注目は「うたわれるもの 二人の白皇」。

まぁアニメとしては、前作と比較して正直ちょっと微妙なんですが、何よりも注目してるのが利根健太朗さんの演技。

役どころとしては、前作で藤原啓治さん演じる「ハク」が、前作の作中で命を落とした利根健太郎さん演じる「オシュトル」の遺志を継いで、オシュトルのフリをして演じ続けるハクという役。

前作の最後では、オシュトルを演じるハクは藤原啓治さんが演じていました。しかし、藤原啓治さんは2020年に亡くなれれてしまっています。

今作中、「ハク」としての本音の部分が見えるシーンがあり、それもまとめて利根健太郎さんが演じているんですが、前作を知っていると声はそのままなのに「ハク」を演じる藤原啓治さんがそこに居るかのように錯覚する演技っぷり。

モノマネと言ってしまえばそれまでですが、話の中の役柄でも実際の声優も、どちらかが亡くなっていて、残った方がそれを継いで演じる、こんな重い役柄、演じきってるのが凄いなぁ…と。

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解熱鎮痛「消炎」剤

まーたやらかして外傷で病院行ったんですが、その時出された所謂よくある鎮痛剤(解熱鎮痛消炎剤)渡されるとき「毎日飲んで下さい」と言われたのがちょっと引っかかる。

と言うのも、普通「痛いときのんで下さい」なのが「毎日飲んで下さい」という念押し。

はて?と思い調べてみたらこんなのを見つけました。

痛み止めの効果も勿論あるけど、そもそもの受傷箇所の「炎症を抑えるための消炎剤」として出してるのでちゃんと飲んで欲しいと。

なんか「痛み止め=悪」みたいなイメージが蔓延していて、新型コロナワクチンの副反応も解熱剤飲めば随分と楽になるのに、頑なに飲もうとしない人がそこそこいたり。

漫然と飲むのは良くないとして、必要な時には必要な薬なんだと思います。

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ポータブル発電機の効率について

つい先日発電機を買ったところなのですが、最近周りのみんなもあれよあれよと発電機を買いだして、改めて、メーカーや容量によって効率とか違ってくるのかな?と思い、比較してみました。

比較条件は「定格出力運転をガソリンがなくなるまで続けた場合」の燃料の熱量に対する出力電力の効率の比較です。50%負荷とかだとまた結果は変わってくるかも知れません。

ガソリンタンク容量と稼働時間から算出しているので、マージン見てタンク容量を過小に記載していたり、稼働時間を過小に記載していたりしても結果が大きく変わると思いますので、参考程度に。

GS950iがこの前買った発電機。やっぱりというかちょっと効率良くないです。しかし、良くないと言っても他と比べて劇的にと言うほどでもない。

中華だからという事も無く、同クラスのEU9iも同じくらいの効率。小型の物は多少効率が落ちるけど、大型になると劇的に改善するか?というとそうでも無い感じ。

エンジンの排気量も、気筒あたり400〜500ccあたりが最も効率が良いと言う説もありますが、50cc以下の超小型を除けば、それもそんなに影響はなさそうです。

結局の所、20%台の壁はFI化。コスト的に厳しいのか、高出力モデルのしかも一部にしかまだありません。

レース会場でよく見かけるYamahaが同クラスと比較すると少しづつ効率が良いですが、本当に高効率なのかそれともカタログマジックなのかなんとも言えない所かと。

そして先日発売されたばかりのHonda EU261iJ「人が抱えられるほどの軽量化を実現」って謳い文句で、26.5kgで?と思いましたが従来機種のEU26iと比較すると確かに軽くなってるなーとか気付いたり。サイズ的に、まず自分が使うことなさそうですけど。

現在、自動車用エンジンの熱効率は30%台で、シリーズハイブリッドの発電専用エンジンで40%に達すると言いますが、市販の発電機ではなかなか遠いハードル。

「商用電源の代わりに発電機で自家発電」なんてのは、効率面で何も良い事無いし、そもそもガソリンには揮発油税が掛かってるもんだからなおさらコスパは良くないんでしょうね。いや、しないけど

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グリコール系フルードがミネラルオイルより優れる訳

バイクの油圧ブレーキフルードは、ミネラルオイル→グリコール系フルードと変わっていったことを歴史としては知っています。

とにかくミネラルオイルについては悪い話ばかり聞きました。

特に油圧クラッチ、ミネラルオイルを使うものは、エンジンの熱でフェードしてクラッチが切れなくなり怖い思いをした…なんて話は、ミネラルオイル伝説の定番でした。

そこでずっと疑問に思っていたのが「ミネラルオイルの沸点ってグリコール系フルードより高い筈なんじゃ?」という事。でも現実には、ミネラルオイルからグリコール系フルードに代わって、フェードの件は改善しています。

そして、その疑問の答えとなるブログを見つけました。

要は、シール部分から内部へ水が入ってしまう事があり、グリコール系の場合は親水性なので、そのまま水はフルードに溶け込みフルードの沸点が少し下がるだけで、いきなり100˚Cで沸騰したりはしない。

しかし疎水性のミネラルオイルでは、一旦水が混入してしまうとオイルと混ざること無く、水のまま100˚Cで沸騰してフェードしてしまうようで。

なるほど、と。カタログスペックだけでは中々分からないことも有ります。

面白いのがシリコーン系オイルのDOT5の変遷。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ブレーキフルード

ひと昔前は「ハーレーが使うDOT5は、吸湿が無いので劣化もせずDOT4.xより沸点も高く優れてる」なんて言われてました。

結局はミネラルオイルと同じ過ちを犯し、今ではグリコール系フルードに戻ったようです。

なんてことを、Sur-ronのブレーキフルード(ミネラルオイル)を探しながら調べてました。MTBも今ではグリコール系フルードに替わりつつあり、ミネラルオイルを使ってるのはちょっと「旧世代」みたいです。

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