ポータブル発電機の効率について

つい先日発電機を買ったところなのですが、最近周りのみんなもあれよあれよと発電機を買いだして、改めて、メーカーや容量によって効率とか違ってくるのかな?と思い、比較してみました。

比較条件は「定格出力運転をガソリンがなくなるまで続けた場合」の燃料の熱量に対する出力電力の効率の比較です。50%負荷とかだとまた結果は変わってくるかも知れません。

ガソリンタンク容量と稼働時間から算出しているので、マージン見てタンク容量を過小に記載していたり、稼働時間を過小に記載していたりしても結果が大きく変わると思いますので、参考程度に。

GS950iがこの前買った発電機。やっぱりというかちょっと効率良くないです。しかし、良くないと言っても他と比べて劇的にと言うほどでもない。

中華だからという事も無く、同クラスのEU9iも同じくらいの効率。小型の物は多少効率が落ちるけど、大型になると劇的に改善するか?というとそうでも無い感じ。

エンジンの排気量も、気筒あたり400〜500ccあたりが最も効率が良いと言う説もありますが、50cc以下の超小型を除けば、それもそんなに影響はなさそうです。

結局の所、20%台の壁はFI化。コスト的に厳しいのか、高出力モデルのしかも一部にしかまだありません。

レース会場でよく見かけるYamahaが同クラスと比較すると少しづつ効率が良いですが、本当に高効率なのかそれともカタログマジックなのかなんとも言えない所かと。

そして先日発売されたばかりのHonda EU261iJ「人が抱えられるほどの軽量化を実現」って謳い文句で、26.5kgで?と思いましたが従来機種のEU26iと比較すると確かに軽くなってるなーとか気付いたり。サイズ的に、まず自分が使うことなさそうですけど。

現在、自動車用エンジンの熱効率は30%台で、シリーズハイブリッドの発電専用エンジンで40%に達すると言いますが、市販の発電機ではなかなか遠いハードル。

「商用電源の代わりに発電機で自家発電」なんてのは、効率面で何も良い事無いし、そもそもガソリンには揮発油税が掛かってるもんだからなおさらコスパは良くないんでしょうね。いや、しないけど

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