入院前4/整形外科医の一日

病院紹介後の初診でいきなり手術が決まり、そのあとマウスピース作ったり各種検査受けて、再度、最初の先生のところの診察室へ。

ちなみにここの外来、午前診は9時〜12時で午後診が14時から。ここの診察は完全予約制なんですが、この日は10時前に来た時点で「現在1時間以上遅れてます」のプラカードが、何があった…。

色々検査を終えて戻ってきて現在13:30頃、しかし午前の予約患者の診察がまだ終わってない模様。この先生、今日は午前診と午後診と両方受け持ってる。えーと、先生、いつ休むの?って感じで医者も大変そうです。

「さっきは手短にしか説明できなかったけど…」の前置きと共に、もう少し詳しく手術について説明して貰える。来週、という選択肢も可能だったんですが、来来週は祭日で手術やってないとのことで、3週間後に。っていうか手術日ってそんな簡単に決まるんだ?って感想でした。

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入院前3/マウスピースと咽頭鏡

手術の説明の前に、マウスピースの作成を勧められる。なんでも、全身麻酔の時、気管に人工呼吸用のチューブを挿入するんですが、その時に歯が欠ける恐れがあるので保護用にマウスピースを勧めていると。

看護師さんの説明ではイマイチ腑に落ちない説明でしたが、¥3,000くらいだったので保険適用と言う事もありお願いしました。後で調べてみたら喉頭鏡という器具を口に挿入するときに、歯にぶつかって歯が欠けることが時々あるらしい。2018年から保険適用とのことで、割と最近?導入されたっぽい。

日経メディカルより

手術用マウスピース

いやいやいや、こんなデカい鎌みたいな器具突っ込んだら、そりゃ前歯欠けてももおかしくないわ。

諸説あるようですが、数%~コンマ数%くらいの率で歯に損傷があったとか。それをいままでマウスピース無しでやってた方が怖ぇ。

マウスピースの作成お願いしたら院内の歯科に連れて行かれ、歯石クリーニングも勧められる。若干便乗商法っぽい感じもしましたが、ちょうど歯石クリーニングへいつか行こうと思っていたのでそのままお願いすることに。

そして新たに虫歯が見つかりましたよ(ぉ。

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入院前2/診断と術式

初回受診で手術が決まる

前に膝やったときは、紹介先の病院での初の診察で「持ってきて貰ったMRIの画像、不鮮明でよく分からないからもう一回こっちでMRI撮らせて」と言われ、レントゲン含めて全ての検査やり直しからスタート。MRIも予約制なので検査が完了するまでに2週間ほど掛かりました。

今回もそのパターンと思っていたら、初回の診察でさくっと手術日まで決定。腓骨筋腱脱臼って珍しい症例なんですが、先生にとってはその中の「よく有るパターン」に該当したらしい。前の病院で撮ったMRIを指しながら、腱が外れる理由を解説してくれました。

根本原因は先天性にあり

そもそも、普通の人が腓骨筋腱脱臼を起こしても、その後よほど無理しなければ、そうそう再び腱が外れる事は無いそうです。そして、その場合は保存的療法で回復する可能性があるんですが、ウチの場合は色々気を使ってみたけれど、簡単に外れてしまう感じでした。

根本原因として、ウチの腓骨筋の筋肉の付き方が影響しているらしく、本来筋肉がなく腱だけの場所にまで筋肉が付いてしまっていて、腱を圧迫して腱を本来の場所から追い出そうとしている為に外れやすくなってるとのこと。また、骨の形もあんまり宜しくなく腱が引っかかりにくい形状だとか。

左足首を左側(外側)から撮ったMRI画像

踝(くるぶし)の後ろに2本の腱(短腓骨筋腱と長腓骨筋腱)が黒いラインとして見えています。

左足首を下側から撮ったMRI画像

長腓骨筋腱が左側にある筋肉に圧迫されて、腓骨の外踝を乗り越えそうになってしまっているのが分かります。

そしてそれは先天的なものなので、今回左足しか見ていないけど右足も可能性有るよね…と、チラッと怖いことを告げられました。うーん、テーピングで注意するかなぁ。

手術の説明

そして、術式の説明。整形の術式の説明って聞くだけで怖い。

  • 剥がれてしまった腱を押さえる為の支帯を縫いつける。
    • コレは前知識で知ってたからすんなり聞けた。
  • 場合によっては骨を削って溝を作る。
    • 前知識で知ってたけど出来れば避けたいなぁって思ってたやつ
  • 腱を圧迫して外れやすくしている筋肉をそぎ落とします←[New]
    • 正直めっちゃ怖いんですが、MRI見ながらの説明聞く限り、腱が外れる1番の原因っぽいので納得。

あと麻酔について、局部じゃなくて全身麻酔なのね…。

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入院前1/手術病院にたどり着くまで

あれから一ヶ月、結局脱臼は収まらず手術することに…。

厚生省の「大病院に来んな」方針に従ってで、近所の整形から受診し始めたんですが、ちゃんと手術して貰える病院にたどり着くまでがちょっと大変でした。

  • 病院A(最近よく行ってる近所の個人医院、いつも空いてる)
    • 「捻挫について」という資料だけ渡されて、それ以上取り合って貰えず。
  • 病院B(前に通ってたちょっと遠い個人医院、いつも混んでる)
    • 翌日、再び明らかにおかしい痛みがあったので、改めて病院Bへ。
    • MRI撮って腓骨筋腱脱臼の診断。保存的治療で治る可能性もあるのでシーネ作って様子見
    • 一ヶ月経っても治らなかったので、手術のために病院Cを紹介して貰う。
  • 病院C(市立の総合大病院)
    • 診察での問診で「ほんとに手術する?」みたいな感じから始まる。いやいやいや、そのために来たんですけど?
    • 必要なら手術したいと伝えたら「ウチの病院では今はその手術やってないんだ」と。えぇぇぇ。病院Dと病院Eどっちか紹介するけどどうする?と。
    • どちらも知らない病院だったので、どっちでも良いいです、と答えると地理的に近かったのか病院Dへの紹介に。
  • 病院D(公務員組合系の大病院)
    • 診察予約を取って貰うと、診察が一ヶ月先。えぇぇぇ…。
    • 先生の名前を検索すると、有名な先生なのか?3病院を掛け持ちしている模様。
    • 有名でもそんなに多忙だと、診察後の手術がいつになるか分からない…。
    • 病院Cへ再度連絡して、病院Eに変更して貰う。
  • 病院E(普通の中規模病院)
    • 病院Bで撮ったMRI見ながら「これは手術しないと治らないパターン(キリッ)」

長かった…、ここまでたどり着くまでが長かった。

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