入院前2/診断と術式

初回受診で手術が決まる

前に膝やったときは、紹介先の病院での初の診察で「持ってきて貰ったMRIの画像、不鮮明でよく分からないからもう一回こっちでMRI撮らせて」と言われ、レントゲン含めて全ての検査やり直しからスタート。MRIも予約制なので検査が完了するまでに2週間ほど掛かりました。

今回もそのパターンと思っていたら、初回の診察でさくっと手術日まで決定。腓骨筋腱脱臼って珍しい症例なんですが、先生にとってはその中の「よく有るパターン」に該当したらしい。前の病院で撮ったMRIを指しながら、腱が外れる理由を解説してくれました。

根本原因は先天性にあり

そもそも、普通の人が腓骨筋腱脱臼を起こしても、その後よほど無理しなければ、そうそう再び腱が外れる事は無いそうです。そして、その場合は保存的療法で回復する可能性があるんですが、ウチの場合は色々気を使ってみたけれど、簡単に外れてしまう感じでした。

根本原因として、ウチの腓骨筋の筋肉の付き方が影響しているらしく、本来筋肉がなく腱だけの場所にまで筋肉が付いてしまっていて、腱を圧迫して腱を本来の場所から追い出そうとしている為に外れやすくなってるとのこと。また、骨の形もあんまり宜しくなく腱が引っかかりにくい形状だとか。

左足首を左側(外側)から撮ったMRI画像

踝(くるぶし)の後ろに2本の腱(短腓骨筋腱と長腓骨筋腱)が黒いラインとして見えています。

左足首を下側から撮ったMRI画像

長腓骨筋腱が左側にある筋肉に圧迫されて、腓骨の外踝を乗り越えそうになってしまっているのが分かります。

そしてそれは先天的なものなので、今回左足しか見ていないけど右足も可能性有るよね…と、チラッと怖いことを告げられました。うーん、テーピングで注意するかなぁ。

手術の説明

そして、術式の説明。整形の術式の説明って聞くだけで怖い。

  • 剥がれてしまった腱を押さえる為の支帯を縫いつける。
    • コレは前知識で知ってたからすんなり聞けた。
  • 場合によっては骨を削って溝を作る。
    • 前知識で知ってたけど出来れば避けたいなぁって思ってたやつ
  • 腱を圧迫して外れやすくしている筋肉をそぎ落とします←[New]
    • 正直めっちゃ怖いんですが、MRI見ながらの説明聞く限り、腱が外れる1番の原因っぽいので納得。

あと麻酔について、局部じゃなくて全身麻酔なのね…。

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入院前2/診断と術式 への1件のコメント

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