[rr4t125lc] フォークオイル交換

前々から気になっていたLCのフォークオイルを変えることに。まだ6,000kmほどで激しく走っているわけでも無く、交換時期にはまだ早い。しかし、とにかくフロントの動きがいまいち。なんというかがさつ。ハスクと比較したら、なんだこれ?減衰がほとんど効いていなくてスカスカ…。オーナーマニュアル指定ではSAE 2.5W(約15cSt?)というシャバシャバの倒立用オイルだけど、もっと堅めのオイルに変更してみた。
LCのFフォークは見た目倒立なんだけど調整機構が無くて、やや「なんちゃって倒立フォーク」。しかもスプリングは右側だけ。某所で「右側がバネと圧縮側減衰で、左側が伸側減衰のみ、左右でオイル変えると圧/伸で調整できるかもね♪」なんて情報があったけど、左側を手で動かしてみた限りでは圧側も少し減衰力があるので、完全に分離してはいない模様。右側はスプリングが堅すぎてよく分からなかったです。
ちなみにオイル量の情報が無い。油面計ろうにも、0Gの状態で油面はピストンバルブよりも下にあるんで見えないし。油面低すぎ?結局抜いたオイルをメスシリンダーで実測してみたところ、だいたい右360cc/左250cc。抜いたオイルは綺麗に透き通ってました。10,000kmぐらいで抜いたときに、すでにスラッジでドロドロだったKLX125とは大違い。
とりあえず左にカヤバG10S(41cSt)、右にカヤバG15S(55cSt)を入れてみる。時間が無くてオンロードしか走ってないけど、2.5Wからなんでやりすぎたか?と思ったものの割と違和感無い。ただ、少し硬すぎるような気もしたんで右もG10Sに入れ替えたところ、割としっくり…でもちょっと柔らかい?これ以上の調整は山かコース走ってから考えるかな。少なくとも初期の2.5Wよりかなりいい感じに。
んで、ふと2016年のパーツリスト見たら、指定オイルがいきなり2.5Wから15Wになってるし。やっぱりユルかったんだよね?
ちなみに、うちのは2015モデルでFフォークがOlle amortidors製だけど、2013まではPaioli mechanica製なのでまた話は違ってくると思われます。片側スプリングの構造はどちらも同じだけれども、パーツリスト見ている限りだいぶ構造違うみたい。イメージ的にはPaioliのほうが大手だし、ヤマハとカヤバの資本入ってるし、そっちのほうが良かったなぁ…。
追記:つづく

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メッキシリンダー考

なんとなく「メッキシリンダー=今時」「鋳鉄スリーブ=昔のバイク」って思ってたけど,どうもそうでも無いらしいってのを見たり聞いたりでつらつら。
メッキvs鋳鉄

てなわけで,性能的にはメッキシリンダーの圧勝?鋳鉄製なんて安い以外のメリットが見つからないよ…。油膜切れた時についても,すぐに焼き付くわけじゃ無いけど摩耗は進みダメージが無いというわけではなく。てか,オイルちゃんと替えようよ。
二輪/四輪共に,欧州メーカーはほとんどメッキシリンダー化しているのに対し,日本メーカーは未だに鋳鉄が多いという。
推測だけれども「油膜が切れたときの潤滑」についてどう見るかというのが,欧州と日本で違うのかなぁと。オイル交換時期に関しても,大抵欧州メーカーの推奨交換時期は,日本メーカーのよりも遙かに長い。その理由は,利用環境にあるという。あっちは道路の整備状況が良いし長距離移動が多いけど,こっちはチョイ乗り&渋滞&信号大杉ってな事でオイルに対する負担が遙かに大きいそうな。
他にも,メーカーとしてユーザークレームに対して「オイル管理≒自己責任」とするのか「お客様は神様,目指せクレーム0」とするのかという考え方の違いとか。
色々調べてると,単に「鋳鉄orメッキ」ではなくて色々派生がある模様。
例えば日産のミラーボアコーティング。アルミシリンダーに鋳鉄を200um程度の厚みで「吹き付けてコーティング」するという。そこまで鉄に拘るのか?って感じ。確かにそこまで鉄の層が薄くなれば,熱伝導率が低くても実質的に放熱に対する影響を随分減らせるし,アルミシリンダーの熱膨張変形に追従するかも知れない。コスト的には鋳鉄打ち込み以上,ニカジルメッキ以下なんかなぁ。
あとヤマハのDiASil。Si含有率の高い高硬度アルミ合金を使用したメッキ無しアルミシリンダーとか。調べてみたら,AC9AとかA390なんかのアルミ合金だと鋳鉄と同等の硬度が実現出来るらしい…ん?鋳鉄と同等?それって鋳鉄並に摩耗するんじゃ…。
とりあえず,やっぱりメッキシリンダーのほうがいいやん…って再確認しただけだったり。

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[te250] 症状:不定期にエンジンが止まる・低回転高負荷時にエンストしそうになる。

スパークプラグ ターミナル型
次回のレースに向けて、レースにでられるコンディションかどうかを確認するため(主に乗る人の体力)コースに試走に行ったら、ハスクさん絶不調。コース2週したあたりでガス欠のような症状でエンジン止まりかけたりしてるうちに、そのうち本当に止まってしまう。
トランポに戻って確認したら、エンジンかかるけど数秒でアイドルが止まってしまう。アクセルを開けると、時々爆発が途切れながらも勢いで何とか回る感じ。一方でアイドルを6000回転ぐらいまで上げても止まるときは止まる。燃料ポンプか?とも思ったけど、アクセル全開時はふつうに加速するんで圧は足りてる臭い。
でもまぁインジェクションだし電装系臭い感じ。前回のレースで泥まみれになったんで、タンク下のカプラーも再点検したら、きっちり泥まみれ。防水のはずのカプラーも、パッキンが劣化して泥まみれ…、これは近々手を打たないとやばい。とりあえず清掃と保険でシリコンオイル吹き付けて終了。
そんなこんなで再試走。やっぱり止まる。orz
さらに症状見ててわかったのは、アイドルで止まるときでも、アクセル開けてエンジン煽りまくったらそのうちアイドル安定したりすること。また、極低回転からアクセル開けると「ぼぼぼぼぼ」って吹けなくなり、そのままアクセル開けっ放しだとエンスト、再び閉じると回転が安定したりとか。
で、電装・点火系の基本に立ち返りプラグ交換。イリジウムなんで電極見ても善し悪しなんか素人目にはわからないからとにかく交換。で、交換してからプラグキャップが刺さらない、はて?よく見たら交換したプラグの端子がねじ端子そのまま。そこにあるはずの端子アダプタはというと、プラグキャップの中、えぇぇぇ。
ハスクのプラグは2輪車には珍しく?ネジ端子ではなくターミナル型。ただ,一体型では無くてネジ端子にターミナル形状のアダプタがねじ込んである。そして,ねじ込み式のアダプタが緩んでたらしく、振動でアダプタ側の内ねじが磨耗してネジ山が綺麗に無くなってました…。アダプタとプラグ電極の間がスカスカで、常時プラグが接触不良状態になってた模様。
ターミナル型電極のプラグ故の不具合だけれども、こんなこともあるのかと。何か不調がある度にプラグキャップをグリグリ回してたけど、そのときに緩んだのかもしれない。

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北海道石狩市に移転しました(サーバーが)

かれこれ15年くらいコツコツと自宅鯖の拡張・運用してきて、巷の所謂クラウドサービスの類いって、たいていは自宅鯖をちょっといじくれば実現出来るもんだから「みんな自鯖でやればいいのに」って思ってました。
で、今回自宅鯖からVPSサービスへの移行に当たりまっさらから設定してみた感想…「むっちゃ面倒臭い」。うん、普通にサービス使うよねーって感じ。そして敢えて茨の道へ…。
鯖用に固定IPをVPNで引いてたんですが、これが月額1080円。まぁ固定IP代だと思ってたんですが、気がつけばVPSがすんごく安くなってて,月600円くらいから固定IP貰のVPSが稼働できるとか。良い時代になったもんです。ただウチの使い方の場合はストレージがちょっと必要で最低プランだと足りない。なもんで,さくらVPSの月972円/100GBのコースに。
カスタムOSでの利用なんで,FreeBSDのISOイメージ送りつけて,エミュレーター感覚でインストール&設定が進む。しかもけっこう速い。基本的に設定が面倒なだけで,VPSだからで困る事は無かったです。無料期間だとOPB25や帯域2Mbps制限してるの最初知らなくて面食らいましたが……。
ネットワークはちょっと注意が要るっぽい。他のVPSが同じセグメントにぶら下がってるようで,同セグメントのブロードキャストパケットばんばん飛んでくる。Web上のネタでは,サーバー設定して1時間でroot奪われたとかそんなネタも。ネットワーク有効にするのは十分に対策してからの方が良さげ。それまでhtml5のビジュアルコンソールで,ファイヤーウォールの設定をぽちぽち手入力……。
固定IPのVPNがクソで数Mbpsぐらいしかスループットが出なかったところ,さくらVPSだと数十〜100Mbps越えることも。データセンターは東京の方がレスポンスが良いらしいい。んだけども「もしものため」でなんとなく石狩を選択。でもこれでUPS入れた自宅鯖よりサービス稼働率低かったら切ないなぁ…。
まだWebだけで順次自宅鯖のサービスをVPSへ移行予定。一部の人達向けのファイル共有についてはまだ移行できてませんです。dip.jpの旧アドレスは繋がるのでそちらでおねがいしやす。
4/14追記:ブロードキャスト/マルチキャストは4/12より送信できなくする仕様変更入れるとか。タイムリー?

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