洗車機の自給フィルタ

マキタのMHW080Dには、こういうストレーナーが付いてきます。

このメーカーのは60umメッシュなんですが、同じ形状のが色々なメーカーから出ているので、多分どれも同じだと思います。

因みに、工進のエンジン式洗浄機では、比較的汚れた水から自給するときはこういうディスクフィルターを使えって書いてあるらしいです。

で、このディスクフィルター、少々お値段が張るのですが、ここによると他メーカーでもっと安いのもある模様。

フィルタの細かさは、画像にもある通り130um。

フィルターは一つなじゃない

てっきり、ストレーナーの置き換えでディスクフィルターを使うもんだとばかり思ってたんですよ。

先のストレーナーが60umであることは、後になって気づき「なんだ、ストレーナーの方が目が細いかいのだから、ディスクフィルターいらんやん」って思ってました。

そして、某コースで洗車時に比較的汚いため水を使う機会があり、そのとき起こったのが「ストレーナーの目詰まり」。

酷いもんで、数分おきに水圧が下がり、その度にストレーナー洗ってました。

ディスクフィルターの優位性というのが「(ストレーナーより)目詰まりしにくい」ということ。つまりは「粗めのディスクフィルター通してからストレーナーを通す」のが正解だったようで。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする

プリロードの迷信はいつまで続くのだろうか?

以前にも書いたこの件。

いまから15年も前なんですね。

今ではいい加減、間違っていたと解釈されている「プリロードを掛けると」「バネが縮み」「バネが堅くなる」という、古のバイク界隈の迷信。

当時はまだ常識としての側面が強かった思うのですが、最近ではようやく正しい?と思われる表記が多くなってきましたように思います。「サグ出し」なんかも、かなり常識として知られるようになってきましたし。

プリロードとバネの動きについて

間違った理解に基づくプリロードがこちら。

動きとしては合ってるんですが、サスが抜けどめで止まってる状態で考えるのがそもそもの間違い。そんなのは、分解時かリフトアップしてるときぐらい。

(車種によっては、サイドスタンド掛けるだけでリアサスが伸びきるものもありますが、人が乗車&静止状態で伸びきるものは普通はない。)

実際には、車体重量でもっとスプリングは縮んでるし、人が乗ればさらに縮むわけで、サスが伸びきってる状態というのは「普通」の状態じゃないんです。

それを考慮したのがこちら。

プリロード増やそうが、バネにかかってる荷重は変わらないので、スプリング長は変わることなく、サスが伸びるだけです。

今時のプリロード界隈

ただ、未だに間違った知識が再生産されているようで。とりあえず「プリロード」でググってみた結果上位から。

タンデムスタイル
https://www.tandem-style.com/beginner/how-to-adjust-rear-shock-preload/

体重に合わせてプリロード調整するところまでは合ってるのに、あとのプリロードの効果の説明が間違ったまま。

バイク王
https://www.8190.jp/bikelifelab/useful/beginners/191016/

最初から最後まで間違ったままの、古い知識の典型。

クリッカー
https://clicccar.com/2021/01/07/1048173/

ある程度合ってるけど、大分間違ったまま。っていうかごく最近の記事やん…。四輪系サイトだから二輪はおまけか?

培倶人
http://www.bikejin.jp/yogo/mechanism/7232/

さすがにわりとまともな記事。「サスの動き始めが〜」ってあたりの書き方がちょっと気になるけど。(サスは常に動いてます)

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする

TE250iちょっとだけフロントローダウン

今うちのハスクは、Fastwayのリンクでリア側を12.7mm下げています。まぁ「アシツキガー」です。これはこれで満足なんですが、そのままだと後ろ下がり/前上がりになります。

で、フロント側、フォーク突き出しで合わそうとしても12.7mmはちょっと無理なんすよね。フォークトップとハンドルバーの隙間が狭くて、ふつーにやると6mmくらいまで。

それをハンドルバーギリギリまで攻めて9mm突き出してたら、PHDS(ダンパー入りハンドルクランプ)入れてるせいで、暴れたハンドルに当たってフォークトップ破損したし…。

プリロードアジャスター使って、突き出し相当量を0~6mmまで比較して試走もしてみましたが、あんまり違いが分からなかったんで、そのままにしていました。

コーナーでの倒し込みのつらさ

実際感じてはいたんですよね。

まぁそういうバイクなんだろう・自分の技術が未熟なだけ、と勝手に納得してました。で、ある日、GASGAS(中身はほぼKTM/HusqのMY21)の試乗会で乗ってみたら、まぁなんて素直なハンドリング。

今頃になってようやく「なんか自分のハスクおかしいぞ?」と気づいたわけです。

ちょっとローダウンしたいねん

フロントのローダウンキットを探すと、国内ではZETAとTechnixから出ています。ZETAは30mmダウン、Technixは30/40/50mmダウンが出来ます。

いやいや、そんなに下げたいわけじゃ無いし…と、海外を探してみても20mmダウンとか、わりとZETAのが海外でも実績があったりとかで、10~15mmくらいのダウンキット…てぇのがなかなか無い…というか需要無いんでしょう。

無いなら作るしか?

ZETAのほうは小さい方のパーツが結構凝った作りをしてますが、Technixのほうはただの「筒」。しかも30/40/50mmダウンに合わせて、組み合わせるパーツを替えているので「どこをどう変えれば長さが変わるのか」が、とても良く分かります。

そんなわけで、Technixのキット買って、15mmになるように新たに筒パーツの図面引いて、某八尾のカスタムパーツ屋さんに加工して作って貰いました。

組み付け

テクニクスの説明書。いやいやいや、これサスの構造があらかじめ分かってる人にしか分からない。むしろ、分からない人はやるな、って事なんでしょうね。

WP Xplor 48の分解については、Youtubeにいくつか動画が上がってるのでそれを参考にすると良いです。MY18以降?のプリロードアジャスター付きのフォークキャップについては、専用のSST買うか、こう言うのを自作するしかなさげ。

分解・組立て時に、プリロードアジャスター自体にトルクを書ける必要があるんです。

最初、平たくなってるところをプライヤーで摘まんで回らないかと頑張ってみましたが、プリロードアジャスターが削れるだけでどうにも緩みませんでした。

フロント15mmダウン(+リア12.7mmダウン)のインプレ

0/3/6mmとプリロードアジャスターで変えられるんで、1段階ずつ試しながら試走。

  • +0(-15mm):フロントが「ぱたん」って寝るんだけど、乗り手の意図より速く接地感薄い。
  • +3(-12mm):しっくり
  • +6(-9mm):倒し込みの時やや踏ん張る感じ(今まで通り)。

結局、後ろ下げた量とほぼおんなじ量で落ち着きました。±3mm違っただけで割と分かるもんです。

突き出しだけで見てた時は、しっくりくるポイントから離れていたせいか、殆ど違いが分からなかったんで「いじって大幅に狂うと見当が付かないという」いかにもなパターンに陥っていたようで。

フロント下げたことにより、さらに少し足つきも良くなりました。スタンドも平地なら切らなくてもそのまま使えて、今のところ良いことづくめ?

カテゴリー: 未分類 | タグ: , | コメントする

LEDランタン新調

もともと左端のGentos EX-620LGPという、導光板を用いたランタンを使ってました。

適度な明るさ(230lm)と、導光板により光源を直視してもまぶしくない。そして良い感じの赤すきず白に近い暖色系の色合いもあって、車中泊の車の中で手元を照らすのにちょうど良い感じで使ってました。

ただ、レース前の宴会という名のキャンプでタープ内で使うとなると、230lmじゃぁ、今時ちょっと明るさが足りない。それと、何度か落下させているウチに、電池蓋が一部割れてきちんと締まらなくなっていることもあり、新調することに。

Gentos EX-109D

上の写真の右端のやつ。
本来昼白色点灯でmax光度になるんですが、とりあえず暖色モード(450lm)で。

導光板を使用したLEDランタンは、残念ながら今では廃盤で新機種も出てないようです。そこで、密林でGentosのランタンの中から「一番明るい奴」で探したのがこいつ。

で、届いて早速点灯してみたら、すごく「これじゃない」感。

レビュー見るとみんな「明るい」と絶賛なんですが、ランタン本体の光源が「まぶしすぎ」。それはもう目が痛いと思えるレベルで。

とにかく視界にランタンが入ると、ランタン自体がまぶしすぎて周りが余計に暗く見えてしまう。狭い空間で使うのに明らかに向いてない。

フード外して天井からつるすとか、光源の光を直接見ないですむような位置関係なら良いんでしょうね。

そんなわけで、新たなランタンを探しに…。

Gentos EX-366D

上の写真で、中央のがソレ。
こいつも本来昼白色点灯でmax光度ですが、周りと合わせて暖色モード(360lm)で点灯。

透明やレンズ入りフードでは無く、乳白色の拡散材入りフード。求めていた「まぶしくなくて、でも明るい」ランタンはこれでした。

こいつだけ、電源ONが長押しになってます。正直使いにくいのですが、これはこれでフェイルセーフ的にいいんかな、と。ランタンを車に積んでる時に、たまに電源ボタンが当たっていつの間にか電源ONになったまま、現地で気づいた時には電池が残り僅か…なんてこともあったんで。


その筋の人は、ランタンをいくつも買い続けるらしいですが、危うく自分もその沼にはまるところでした。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする