オフロードのライテク

目から鱗だった話。今でも下記の様なライテク話が結構Webに載ってたりします。
「ハンドルを持つときは肘を横に張り出すこと」
「ニーグリップは止めろ、バイクを股の下で自由に」
ジムカーナの練習がウチにとってバイクコントロールの基礎になってるんで、どうしてもニーグリップに頼ってしまう。腕も意識して横に張り出してもどうにも馴染めなくてすぐに腕がだるくなってハンドルの抑えが効かなくなる。
WEXいなべの前日スクールに参加してきたんですが、鈴木健二選手曰く、
「昔は肘を張り出せなんて言いましたが、今のバイクは性能が違うので、肘はむしろ下げた方がハンドルを押さえやすくなります。」
「荒れた路面では、バイクの中心でニーグリップ(立つときは踵グリップ)。中心にいればバイクが暴れても人が振られることがない。」
実際にやってみたら目が鱗。荒れた登りでは思った通りのラインに乗せられるし、腕が疲れて言うことを効かなくなる様なことも無し。今までの苦労は何だったのかと。
ここ十数年のバイクの進化は凄まじい物が有り、今どきのバイクには昔の乗り方は合わないみたいです。

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イスラエル行ってきました

ま,お仕事です。イスラエルにはハイテク関連の企業が多く,イスラエルの半導体を使うこともこれまでにちょいちょい有りました。ちなみにインテルのCPU設計部隊もイスラエルにあったりとか,とんがった技術を持つ半導体ベンチャも少なくありません。で,まさか自分が行くことになるとは…。
まずはイスラエルという国についておさらいしてみた。
所謂「ユダヤ人」というのは紀元前13世紀にエジプトあたりに居て,当時からすでに迫害されていたり。そこからユダヤ教が成立したりして,エジプトを抜けて今の場所に「ヘブライ王国」を立て初めてのユダヤ人の国を作る。しかしその後,アッシリアやら新バビロニアやらに攻められて紀元前6世紀には滅亡。そっからも今の地域はセレウコス朝(シリア)>ローマ帝国>十字軍>マルムーク朝(エジプト)>オスマン帝国と代わる代わる攻め込まれ支配されと踏んだり蹴ったり。その間にも「ユダヤ人」というコミュニティは世界にちりぢりになりながも維持されていたようです。
そして約2,000年以上ぶりにユダヤ人が自分たちの居場所を手に入れられたのが,第一次世界大戦後の1922年。オスマン帝国の滅亡と共に,いまのイスラエルの場所に対して「イギリス委任統治領パレスチナ」としてユダヤ人の入植開始。しかしイギリスはアラブの国々にも同地域に対し「オスマン帝国が滅びたら,アラブ人がそこで自由にして良いよ」と2枚舌で甘言を囁いてきた結果,ユダヤ人とアラブ人の今の対立の大元となったらしいです。
しまいには1948年(日本は太平洋戦争直後)イギリスはパレスチナ地区の委任統治を終了し,国連に委任(投げた?)。イスラエルは独立宣言し,周囲のアラブ諸国相手に第一次中東戦争勃発。イスラエルvsエジプト/シリア/イラク/レバノン/トランスヨルダン/サウジアラビア/イエメン/モロッコ/英埃領スーダンという多勢に無勢ながら善戦し,停戦協定の結果,イスラエルは今のガザ地区/ヨルダン川西岸地区を除く大部分を取得したわけで。
1956年(日本は朝鮮戦争がおわり高度成長期の初め,暴走族がカミナリ族とか言われてた頃)には,エジプトの財政問題からイギリスに権利を売り払ったはずのスエズ運河について,エジプトが勝手に国有化宣言。お前の物は俺の物的な。それに権利を持つイギリス/フランス(スエズ運河共同建設者)が激おこ。イスラエルも手伝って第二次中東戦争勃発。ここでもイスラエル大奮闘でエジプトが降伏間際まで行ったところで,中東での影響力バランスの変化を好まない米ソから横やりが入り停戦。その上,イスラエル/イギリス/フランス共に得るもの無し。エジプトはスエズ運河ぶんどってしてやったり。
第二次中東戦争での活躍もあり,既に周辺アラブ国(イスラム教圏)から激烈に嫌悪されていたイスラエルですが,1967頃(日本は高度成長期の真っ只中,ヒッピーとかミニスカートブームとかの頃),ちょうどPLO(アラファト議長のところ)が設立されて,それを支援する隣国ヨルダンから散発的に砲撃を受けてたり,中東のガラガラポンを望むソ連からアラブ諸国に武器が流れていたり,第二次中東戦争後にイスラエル/エジプトの国境地域に配置されていた国連のPKO部隊をエジプトが撤退させたりと,どう見ても四面楚歌でやべぇって思ったイスラエルが取った行動は,エジプト/シリア/ヨルダン/イラクの空軍基地への先制奇襲攻撃。これが第三次中東戦争。ただ,どこも航空戦力が壊滅的打撃を受け,たった6日間で周辺諸国は停戦に応じる。このときにイスラエルはエジプト領のガザ地区&シナイ半島/ヨルダン領のヨルダン川西岸地区/シリア領のゴラン高原を占領。国連はイスラエルの占領を無効とするも,撤退期限なし経済制裁無しの有名無実な決議。
1973年頃(日本はオイルショックとかアイドルブームが始まった頃)連戦連勝のイスラエルにも隙が生じて,その隙を突いてユダヤ教の元日にあたる日にエジプト・シリアがイスラエルに侵攻して第四次中東戦争が勃発。初戦では連戦連勝だったイスラエルもさすがに敗北,その後アメリカからの支援もありなんとか優位に盛り返すも,停戦時にはエジプト・シリアの一定の要求を受け入れざるを得なくなる。この時すでに戦争とは「勝てなくても交渉を優位に運ぶ為のツール」の一つになっていたわけで。その結果,エジプトはシナイ半島の返還を受けたがガザ地区はそのまま。ガザ地区のパレスチナ問題を放置したエジプトはアラブ諸国から激おこされてアラブ連盟から追放され,当時のエジプト大統領は暗殺される。
イスラエルの北隣のレバノンという国,元々はキリスト教徒の多い国だったのが色々あってイスラム教徒が増えてもともとガタガタしてた所に,ヨルダン内戦でヨルダンから大量のイスラム教徒が難民として流入,その結果,1975年〜1990年にかけてレバノンは内戦状態に。各勢力は隣国シリアに協力もとめたり隣国イスラエルにも協力もとめたりで,さらにすっちゃかめっちゃか。そのうち「対イスラエル嫌悪のテロ組織(ヒズボラ)」なんてのが出てきて,それがイスラエルを攻撃&イスラエルが報復の為に追撃したのがレバノン侵攻。それが2006年でほんの10年弱前の話。
日本では,戦争は太平洋戦争終戦の「敗戦」により,「戦争は終わったこと」にされているけど,世界ではまったくそんなことなくて,少なくともウチの生きてきた時間軸でも常に戦争は現在進行形で続いていたわけで。あんまりにも平和ぼけすぎて情けなくなる感じ。

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iPhone6s

iPhone6s
だいたい一月ぐらい使ってみて。
最初デカいなーって思ったけど,慣れたら普通です。画面が広くなって見やすく〜って実感は無いのに,今になってiPhone5s見ると「なんて画面が狭いんだ…」感。同じ思いを他社のAndroid端末利用者が抱いていたとすると,市場競争として4.7インチ化は必然なんだろうなーと。画面大型化の必要性は,iPhoneばかり使ってきて4インチしか知らないと分からない感覚なのかも。
あと薄いってのは良い。重量的にiPhone5sよりも重いのに,最初軽いと錯覚。片手で持つと指が届きにくいって点に付いては,ウチはストラップつけて胸ポケットに固定してるので,iPhoneを落としそうなかなり不安定な持ち方を平気で出来るのでわりと没問題。
バッテリーの持ち的には,VPN入れっぱなしでがりがり使うと,iPhone5sよりちょっと伸びた程度であんましかわんない感じ※データ専用SIMの為セルスタンバイが起きていたようです,SMSありSIMにしたところ持ちが倍くらいになって常時VPNがわりと実用的に。CPU性能アップはたまに見る重いPDFくらいしか恩恵が無い。カメラも画素数上がり感度も上がったけど所詮1/3インチセンサ,1インチセンサの2年前のハイエンドコンデジ(RX100M2)には及ばない。ま,大抵のスナップショットでは殆ど問題ないけど。
じゃ,何で買ったのかというと,MVNO化の為。iPhone5sでmineo使えたらそうしてたけど,残念ながらMVNO的にはiPhone5sは残念な子だったんで。ぶっちゃけiPhone5s→iPhone6sでコレというメリットはあんまり感じない。一方で大型化によるデメリットも,ウチ的にはあんまり感じなかった。
ちなみにCPUはTSMC製でした。2時間も持ちが違うとかいう記事があるけどかなーり眉唾。バッテリー容量だって±10%くらいの製造ばらつきあるのに,何を今更ぎゃーぎゃー騒いでるのかと。まぁ,真偽や功罪はさておいて騒ぐ事こそが彼らの目的なんでしょうけど。

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SIMフリー

SIM
iPhone6sへの移行に伴い,SIMフリーにしました。iOSのサポートって機種に対して少なくとも3年以上は続くんですが,キャリア契約上は2年毎に端末入替を強いられる始末(具体的には機種変しないと損をする)。そんなわけでSIMフリー端末&MVNOに移行しました。あれこれ値引きがどーのこーのといっても,2年/24ヶ月で総額として17〜18万円払うこと考えるとSIMフリー&MVNOのほうがお得な感じだったんで。
ちょうど海外出張の予定が入ったもんで,海外で通信出来るSIMを手配したりしたらはSIMいっぱーい。左から「普通の契約のau」「MVNOなIIJmio(docomo)」「海外データ通信用のMightySIM(日本ではsoftbank)」。奇しくも国内3キャリアのSIMが勢揃いしましたが,1台のiPhone6sで全部使えるとか良い時代になったもんです。海外用のSIMは国内での購入。現地購入SIMよりかなり割高なんだけど,国内キャリアのローミングよりはだいぶ割安。現地店舗で購入とか言語的にハードル高すぎなんでね。海外行く人にとってはSIMフリーのメリットはかなり高い。
IIJmio(docomo)>MightySIM(softbank)の切換は再起動いらないけど,IIJmio用のAPN設定のプロファイル削除が必要。MightySIMだと任意にAPNの設定が出来るけどIIJmioのSIMではAPNの手動設定が出来ないみたいなんでプロファイルが必要なんだけど,WiFi環境が無いと詰みそう。
IIJmio(docomo)>auの切換は,再起動しないと電波拾えないっぽい。IIJmio用のAPN設定プロファイルはやっぱり削除が必要。削除するとau用のキャリアアップデートのダウンロードとなる。
そもそもnanoSIMが小さすぎて紛失しそうで怖いんだけど,dualSIM端末とかの必要性に頷ける。
auSIMはiPhone5sから抜き取ったものだけど,普通に使えるし,端末がロックされることもなさげ。出張が終わるまでau回線生かして,終わったら解約かな。

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