家事の自動化と怪我

うちには食器洗浄機(食洗機)とドラム式洗濯乾燥機(ドラム式)があります。

食洗機は結構好き嫌いがあって普及してないと聞きます。ドラム式は自分の中ではわりと「最先端」なイメージだったんですが、ドラマやアニメ・コミックで描写される家庭の様子ではかなりの頻度で洗濯機がドラム式として描かれていて、ちょっと意外でした。

調べてみると、単身世帯を除いた普及率は、どちらも30%くらいだとか。多いのか?少ないのか?

去年の秋から続けて「片足が使えなくなる怪我」と「片腕が使えなくなる怪我」を負ったんですが、食洗機とドラム式のお陰で不自由なく家事をこなすことが出来ました。

本当にあって良かった…。

あと、去年の晩秋頃に台所の瞬間湯沸かし器が死にました。修理するの面倒だなー思いながら修理を伸ばし伸ばしにしてるんですが、食洗機あったらわりと困らなかったり。

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蕎麦その2

先日買った冷凍蕎麦があまりにも美味しくなくてがっかりだったんですが、激安で買ったそばつゆはまだたんまりと残ってる状況。

なんか悔しいので、スーパーで普通に売ってる干し蕎麦(乾麺)かって来てざるそばにしてそのつゆでたべたら美味しいのなんの。

そのつゆ、甘味が薄くてつゆだけで飲んでもあんまり美味しくなくて、先の冷凍蕎麦のときは更に美味しくなかった。

が、しかし、普通の干し蕎麦でもちゃんとした蕎麦と一緒に食べたら、蕎麦よりも「あれ、このツユこんなに美味しかったっけ?」となるくらい。

冷凍蕎麦だから不味かったのか?

一般的には冷凍蕎麦は、生麺に近い香りがある良いもの、とされているようなので、近所のスーパーで売ってた冷凍蕎麦だけが不味かったようです。

そば粉の含有率

ひょっとしてそば粉の量が少ない?とか調べてみたら、中々奥の深い世界でした。結論から言うと以下の通り。

  • 食材として売ってる蕎麦は、法規制で基本的に30%以上。(一部25%)
  • 30%以下の場合は「含有率」を表示すれば蕎麦と名乗れる。逆に言えば30%以上なら含有率を書かなくても良い。
  • 原材料表示は含有率の多いものから記載なので、表記順が「小麦粉・蕎麦・etc」だと少なくとも蕎麦50%未満、というかほぼ30%の可能性が高い。
  • 外食では「規制が存在しない」ので、通称「灰色のうどん(色だけ)」でも蕎麦と名乗れる。

食材として売ってる蕎麦については、以外としっかりと規制されていました。外食は…まぁ分かっちゃ居たけどね。


そばの境界線
http://www.kisin-an.sakura.ne.jp/tisin/trivia.html

【栄養士解説】「実は蕎麦じゃなかった!」とならないための質の良い蕎麦の見極め方
https://sobar.jp/2018/01/10/【栄養士解説】「実は蕎麦じゃなかった!」とな/

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韃靼そばとルチン

「息を吐くように嘘をつく」、そんな言葉がピッタリに思える、韃靼そばとルチン界隈。

発端はと言うと、スーパーで賞味期限間近なそばつゆが特価で売ってたので、ちょっと蕎麦が食べてみたくなったな…と。そして冷凍の蕎麦を買ってみたんですが、それがあまりにも美味しくなくて(蕎麦の香りが全くしない)、その不味さの理由を色々調べてたら見つかったのが韃靼そば。(その冷凍蕎麦が不味かったのは、韃靼そばと無関係です)

なんとなく聞いたことはあるけど食べたことは無いなぁ…って思って調べてみたら、植物としての「ソバ」とは別種の「ダッタンソバ」という品種で、ソバよりもより高地・寒冷地で育ち、独特の苦みがあるとか。ほとんどが北海道で栽培されているとのことで、通りで聞いたことがあった訳です。

最初は「苦蕎麦」として売り出していたようですが、市場にあんまり受け入れられなかったようです。

そこで、ダッタンソバには普通のソバに対してルチンが100倍ほど含まれれて居ることに注目して健康食品として売り出すようになった様です。(ルチンは健康に良いらしい、その真偽についてはとりあえず触れない)

ルチン100倍の嘘

韃靼そばの苦みは、自身のもつルチン分解酵素にてルチンが分解されて出来たクェルセチンによってもたらされます。そして韃靼そば自体は、元々は豊富にルチンを含むんで居るのは間違いないのですが、実際にはルチン分解酵素によって、

ルチン分解酵素が失活していないダッタンソバ粉から製造された乾麺、生麺ではルチンがほとんど含まれていない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ダッタンソバ

だそうな。

全ての韃靼そばが嘘つきというわけでは無くて、ルチン分解酵素を少なくしてルチンが残るようにした品種もあるようですが、それもごく一部、のようで。

満天きらり

従来の品種「北海T8号」と比較して、苦味が弱く良食味で、また加工食品のルチン含有量が極めて多いため、新規食品開発による地域産業の活性化につながる品種として活用できる。

ソバ粉のルチン分解活性が極めて弱いため、結果として麺のルチン含有量が多くなる。

https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0104/043917.html

そば湯は(ルチンが溶け出しているから)飲むと体に良い、の嘘

ルチン自体はダッタンソバに限らず、普通のソバにも十分な量(蕎麦1食=1日の所要量)が含まれています。まぁそば湯にはルチン以外の成分も含まれているので、一概に効果が無いとは言わない。

しかし、ルチンが水溶性だとかそば湯に溶け出しているというのはかなりの嘘っぽい。そもそも天然のルチンは水に殆ど溶けない。

天然ルチンは、抗酸化作用、色素の酸化防止効果があるにもかかわらず、溶解性が悪いため用途が限られていたので、酵素処理技術により、ルチン抽出物の12,000倍溶解度が高い「α-グリコシル-ルチン」が開発され、水溶性を大幅に高め、飲料、食品、機能性食品、化粧品などに利用されるようになりました。

「ルチンは水溶性なので、せっかくの成分が溶け出てしまいます。
そば湯を飲むことでルチンを摂取してください。」という説明をよくみますが、水溶性のルチンは食品添加物に利用される「α-グリコシル-ルチン」です。

https://hiryu.biz/eiyo/eiyo-019.html

全部が全部とは言わないけれど、健康食品界隈って嘘がエグい。とある記事では、

  1. そば湯には豊富なミネラルやタンパク質が溶け出している。
  2. 蕎麦にはルチンが含まれていて、それは健康に良い。
  3. だからそば湯を飲もう(ルチンがそば湯に溶けるとは一言も言わない)

みたいな、スレスレの表現もあったり。

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鎖骨骨折

ポッキリというかバラバラに砕けました。まぁまたバイクなんですけどね。

左肩に力が入らずバイク自分で起こせなくて、他の人にとりあえずバイク起こして貰って乗り込み、自分で運転して脇まで移動してからなんかおかしいぞ?と。肩をぐるぐる回してみると明らかに何かがおかしい。

ひょっとして?と思って自分の鎖骨を触ってみたらあり得ない膨らみがぽっこり。もしかして脱臼?とも思って胸を張って肩幅を開きながら鎖骨が膨らんだ部分を指で押して見るも痛いだけでびくともしなさそう。位置的にも脱臼じゃなくて折れてるなーと。

周りの人の話を聞くと、保存的療法で治ったという話もあり、そうであってほしいなぁと思いながら整形外科でレントゲン撮った結果がこちら。

あら不思議、1本の左鎖骨がなんと今なら3本になってお得ですよ!…ってバラバラやん。先生に聞いたらこんな感じで折れてるそうな。

ひぇ…。ぐぐると、この折れ方と同じ折れ方の例がいくつか見つかったので、まぁまぁあるパターンの折れ方みたいです。

事前に調べたところ、鎖骨骨折は色んなパターンがあって、

  • 折れた場所(胸側1/5,中心付近3/5,肩側1/5)
  • 骨折部分の骨の離れてる距離
  • 3つ以上の破片が存在する場合

などによって治りやすさと手術適用かどうかが違い、大まかには胸側に近いほど治りやすく肩側に近いほど治りにくいそうな。

ウチの場合は、一応中心部分ながら、折れた骨も離れており、3つの破片に分れていてダメ押し…ってなことで保存的治療での回復は見込めなさそう。先生に聞いたら保存的療法で治る可能性もあるけど、この場合はひっつかない可能性の方が高いよ…と。また、手術した方が早く楽になるよ…とも。

ぐぐったらなんかこんな表が見つかりました。照らし合わせると、だいたい30mm位離れていて粉砕・非喫煙なんで、偽関節となる確率が57%。うん、保存的療法は無いね。でもまぁ、粉砕さえしていなければ25~30mm位離れていても手術無しで繋がるんですねぇ。鎖骨って凄い。

https://www.meira.co.jp/information/Information_leaf_3.pdf より

入院期間確認したら、

先生「はよ帰りたい?」

ウチ「ええ勿論」

って事で、先生曰く「日曜日…はまだ痛いやろうから退院は月曜日かな」とのことで、土日込みで4泊5日(実質3日だけ会社休む)で済みそう。ウチの行ってる病院は整形の手術は金曜日と決まってるので、術後の入院期間に土日込みに出来るのがありがたい。

ただ入院準備がね、勝手知ったる感じで緊張感がなさすぎ…。いや、ほんの3ヶ月前入院してたばっかりだしね?

術前

「あれ?この前おったよね?」

病棟に入ってから、そんなやりとりばっかり。3ヶ月しかたってないんだもの。

「これ、この前も説明したけど覚えてるよね?」みたいな感じで一部説明端折ったりですごく緊張感がない(苦笑)

入院早々、病室に案内されてから10分も経ってないのにウチと同時に入院した隣の人がベッドごと出ていきました。そしてその後カーテンもごっそり交換。お?

あくまで個人的な推測ですが入院前に同時に検査した抗原検査OK/時間差でPCR検査NGだったっぽい。そのままお帰り下さいなんだろうか?看護師さんも専門用語か略語しか使わないから聞いてても分からないし、後で他の看護師さんに訊いても教えてくれなくてそのあたりはプライバシー的に徹底しているようです。

その後、ウチの病室だけ晩まで窓全開放置で寒いのなんのw。入院4日目に行う2回目のPCR検査で何事もなかったので、同じ病室の他の人も含めて誰にも感染らなかったようです。

夕方からの手術なんで手術日当日は暇だったんですが、昨日から病院の服薬管理でロキソニン飲んでなくて、骨折したところが割りと痛んで何もする気が起きず、ただただ寝てました。

夕方の手術予定で、前回はそのまま晩まで遅れたんですが今回はほぼ予定通り開始するから移動してね、と看護師さんから。

歩けるので自分で歩いて手術室へ向かいます。前回は車椅子で押されながらわりと緊張していたんですが、今回は手術室の周りをちょっと観察するくらいの余裕はあり。

手術室って、普通の人がよく見る入室禁止な扉の向こうにすぐ手術室が有る訳じゃ無いんですよね。扉のすぐ裏側にはスリッパの下駄箱があったりわりと雑然としたバックヤード・楽屋みたいな感じ。実際の手術室はさらにその奥にあります。

ウチの行った病院は手術室がいくつもあって、所謂普通の人が見れる「手術室扉」の向こうに、さらにいくつかの手術室がある構成。ただそれらの手術室は綺麗に並んでいなくて、なんか迷路のようなバックヤードみたいな所を「はい、ごめんねー」みたいな感じでかき分けながら進んだ奥に、今回の手術室はありました。途中、別の手術室の扉が開いていたんでちらっと見てみたら、今入ったばかりの別の患者さんが見えたり。(ぉ

前回と同じように、麻酔開始と共に速落ち。

術後

前回足首の手術の時は吸入による全身麻酔(吸入)+伝達麻酔?だったんですが、今回は全身麻酔のみで吸入+静脈が追加でした。静脈麻酔により術後しばらく痺れる感覚あるよ…と、聞いていました。

が、実際は痺れるどころか全身麻酔から覚醒した直後から手術箇所が痛い!

開口一番「痛み止めください」でした。術後すぐはまだ薬も飲めないので、点滴で痛み止め入れてくれて程なくして痛みは落ち着きました。

他の鎖骨手術のBlog見てたら、同じように手術直後痛くて痛み止め懇願したら「点滴のルートもう抜いたし、まだ食事は出来ないから座薬で」なんてパターンも。おそろしや…。
(ウチの病院は手術前から手術後まで2日間ずっと点滴針を留置したまま)

後から聞いた話によると、鎖骨手術では手足のような末端部ではないので伝達麻酔が使えず痛みが強い傾向らしい。はじめから教えてほしかったようなそうでもないような…。

そして手術室を出るときにくれた1枚がこちら。

ちゃんとプリントアウトして渡してくれるという謎のサービス精神w 病室に戻ってから、残った麻酔の影響で朦朧としながらも、写真撮ってtweetしてましたよ。

しかしまぁ、あのバラバラになった鎖骨を上手に組立てるもんですね。

静脈麻酔の影響はしびれや手足の感覚麻痺はなかったものの、前回とは異なり平衡感覚がダメになった模様。ベッドから起き上がるだけでひどい乗り物酔い状態。なんか軽くぐわんぐわんする感じ。

この病院では麻酔開け3〜4時間経過したら、食事が出来ない理由が無い限りは、普通に食事が出ます。それが手術が遅れて夜中0時頃になったとしても。

飯食うのに体起こしていると、みるみる気持ち悪くなっていくのをこらえながら何とか完食。翌朝には麻酔は抜けてました。

術後1日目

寝ていたら平気だけど、体起こすだけで肩の辺りがジンジン痛い。これは無理しない方がいいなーと思ってひたすら寝る。あと鎖骨上に張られたガーゼから匂う消毒薬の匂いがくさいのなんの…。

痛みは、時間がたつごとに痛みは少なくなり、夕方頃には体を起こしても平気…な程度の痛みに。

骨折していたときは常に胸を張る姿勢をとらないと痛かったのですが、いつの間にか普通にしている限り平気になっていました。鎖骨手術すげー。

リハビリの時に腕を動かしていたら、傷口のガーゼが引っ張られる感覚は残るものの、90度までなら割と普通に動かせました。そして、90度以上絶対に腕を上げないように、とも。

術後二日目

朝起きたらまた傷口がいてぇ。痛み止めが切れてるし…。

前回処方された痛み止めは意外にロキソプロフェンでは無くセレコキシブだったので、1日2回で朝までしっかり持続したんですが、今回はロキソプロフェン。なんでやねん…って思いながらも、先生にも色々考えがあるんでしょう。セレコキシブは解熱作用無いけど、ロキソプロフェンにはありそういうのを期待したのかも(実際翌日37.5℃くらいの発熱はあった)。

よく使うからわかってるんですがウチの場合6〜8時間で切れるので、夕食18:00とかで食後すぐ服用すると翌朝まで持たないんですよねぇ。そんなわけで朝飯(8:00)来る前に朝の分を服用。だって痛いんだもの。胃薬セットだからいけるけど、空腹時に本当にロキソプロフェンのみ飲むとひどい目に遭います(経験者談)。

もう日に日にというか時間で徐々に痛みが減っていく感じ。腓骨筋腱の手術の時は2〜3日痛みが続いたんですが、それと比べたら痛みが治まるのがかなり早い。足みたいに下に下げる度に鬱血する事が無いので、その影響が大きいのかも知れません。術後三日で退院できるってのも最初は少し不安だったんですが、これは納得。

もう今日退院でもよかったんじゃ?と思うくらいですが、傷口はガーゼを当てたまま。防水テープに貼り替えて貰わないと風呂入れないんで、やっぱり月曜日まで待ち。(日曜日は先生方はお休み)

術後三日目(退院日)

普通は、

  1. 退院前の最後の回診(傷口の確認・消毒とガーゼから防水テープへの交換)
  2. 会計で諸々の費用の精算
  3. 精算の確認を以て退院

なんですが、どうもベッドの空きがないらしくてすぐに開けて欲しいとのことで、2,3を先に済ませて回診を待つことに。

前の時は退院時特に何も言われなかったのですが、今回は傷口に何かあったらすぐ病院に来るように、と念押し。まぁギブス付けてる訳でも無く、薄ーい防水テープ貼ってるだけ何で、それが破れたらちょっと懸念あるようです。

で、ようやく帰宅して一息。やっと4日ぶりにシャワーが浴びれる…。(‘A`)

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