タイヤの空気圧

N-VANの指定空気圧は前280kPa/後350kPa。145R12-6PRのLTタイヤのだいたい標準っぽい値。ちなみにバモスホビオでは210kPa/350kPaでした。

で、納車から初めて空気圧確認したところ、えらい低いでやんの。だいたいだけど、前は数十kPa、後ろは100kPa近く低い。

抜けたとかではなく、最初から低かったっぽい感じ。

で、規定通りの空気圧にしたところ、やっぱりというか何というか、めっちゃ「跳ねる」。バイク積載状態でも、まだ跳ねる。

最大積載量は、設計値はともかくとして車検証上の規定だと人荷合せて420kg。

一方、遠征時に「運転手一人+バイク+荷物満載」でも250kgくらい?ってことで、空気圧見直し。

N-BOXだとどないやねん?

良く似た構成で4人乗り前提のN-BOXの空気圧を参考にしてみようと。250kgだと、人間x4と大して変わらんし。

(車検証上の軽自動車(乗用)の4人分の積載量が55kg*4=220kgというのはさておいて…。)

とりあえず軸重の詳しい情報が、旧N-BOX(JF2)のしか無かったんでソレと比較。

  • N-VAN(4WD/TB)だと、車重1,020kgの前軸重600kg/後軸重420kg。
  • 旧N-BOX(4WD/TB)で、車重1,010kgの前軸重600kg/後軸重410kg。

だいたい条件同じ。FFなんで前が重い。

  • 旧N-BOXの指定空気圧は、前210kPa/後180kPa。
  • んで、タイヤが155/65R14 75Sなんで、耐荷重は前360kg*2/後325kg*2となる。
  • これを145R12のLTタイヤで換算すると、前240kPa/後220kPa相当。

納車時、このくらいの値になってたっぽい。誰が下げたんだ?

新旧N-BOXの空気圧

余談ですが、旧N-BOXの空気圧えらい低い。しかし荷重計算すると十分な耐荷重は確保はできてます。ただタイヤの摩耗が酷かったらしい。

N-BOXのタイヤ適正空気圧って?
https://minkara.carview.co.jp/userid/776248/blog/31754290/

乗り心地の改善を「指定空気圧を下げる」っていう安易な対策で攻めすぎた結果ですかね。

その反省があったのか、新N-BOX(JF3/JF4)では車重殆ど変わらない(むしろ少し軽くなってる)のに、同じタイヤで指定空気圧が前240kPa/後230kPaになってたりとか。

新N-BOXの空気圧と同等の耐荷重をLTタイヤにて換算すると、前280kPa/後260kPaくらい。奇しくも前輪の空気圧がそもそもの指定と同じになりました。

とりあえず後ろ350kPa>260kPaに下げるだけで、かなりゴツゴツ感マシに。

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GitbucketをFreeBSDのTomcatで動かそうとしてでハマる

組み合わせはこんな感じ。

Gitbucket 4.32.0
Tomcat 8.5.43(www/tomcat85)
FreeBSD 11.3

Portsからtomcat85入れてgitbucket.war引っ張ってきてサクッと…動きません。

Webに散らばってる情報が、いまいち役に立たなかった、FreeBSD故に…。

「Tomcat実行ユーザーの$homeを指定しましょう」

Linux系の記事で見掛けるあるあるネタ。

Gitbucketは環境変数の$homeに設定ファイル作りに行くんで、サービス専用ユーザーで/noexist指定だったりすると、設定ファイル作れずに起動でコケるんです。

FreeBSDの場合、pkg/Portsから入れたtomcatはwww(uid=80)で動くんで、passwdファイル編集してwwwユーザーのhomeディレクトリを設定…しても動きません。

エラーログ見ると”/root/.gitbucket”が作れないって宣ってる。

「$homeは/rootだけど実行権限はwww」なんてことになってるようで、そりゃぁ無理ってもんだ。

「bin/setenv.shで”GITBUCKET_HOME”を指定しましょう」

以下にあったネタ。

GitHub cloneのgitbucketをFreeBSDにインストールしたときのメモ
https://qiita.com/kkimura/items/f51303d3beba02e3e781

ちょっと内容が古くて、今時のFreeBSD/pkgからインストールするTomcatでは、setenv.sh作っても無駄っぽい。

service(/usr/local/etc/rc.d/tomcat85)から起動すると、そもそもbin/以下のスクリプト使ってないっぽくて、setenv.shも呼ばれない。

昔は呼んでたの?

結局…

そんなわけで、pkgの起動スクリプト見ても、GITBUCKET_HOMEを設定させるうまい方法が思い付かなかったんで、/root/.gitbucket作ってchmod www:wwwするっていう、何だかなぁ…って対応に。

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2stのカウンターシャフト

カウンターシャフトからオイルダダ漏れ、えぇぇぇ…。

ん?

自分の知ってるカウンターシャフトの構造はこう。

カラーをベアリングの内輪に当ててるだけなんで、当たり面からカラーの内側を通ってオイル漏れて当然の筈。外側のシールは実質ダストシール。そもそもオイルのシールなんて出来ない筈で、普通は油面自体がもっと下にある。

んで、油面を確認すると規定通りで、カウンターシャフトの軸のちょい下くらい。2stエンジンのミッションは、オイルポンプ無しのギア類どぶ漬け構造なんで油面が高い。

ん?漏れて当然やん?

で、パーツリスト見てなっとく。

その構造を簡略化してCADで書いたのがこんな感じ。

2stだと油面が高いから、Oリングでシールしてるんですな。

漏れた原因は、スプロケット交換したときに、固定ボルトの締め忘れ(ネジロック剤は塗ってたから脱落はしない)だったっぽい。

まだまだ2stは知らないことが多い。

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エンジンと電気

今時の車のフロントガラスの上部を見ると、たいていカメラが付いてます。今話題のドライブレコーダー…では無くて、自動運転や運転支援のカメラ。

個人的には、なんだか内燃機関な自動車って、もっと電気より遠いメカメカしいイメージがあり、今時の電子制御てんこ盛りの自動車ってどうなん?ってちょっと引っかかってました。

キャブレターがインジェクション化したばかりの当時も「電気で制御されたインジェクションなんて…」と、凄く異質な物扱いされてましたし。

じゃぁ、昔の自動車は電気を使わなかったのか?電気を使わない自動車とは?って考えていくと「点火プラグ」で電気がどうしても必要というところに落ち着くわけで。

内燃機関の歴史

広義には花火のようなロケットとか往復運動の無いものも内燃機関に含まれるんですが、とりあえず今時のエンジン的な物に限ります。

歴史を遡ると、今のエンジンの原型?というか、最初の「実用的な内燃機関」と言われてるのがルノアールのガスエンジンで、それが1858年。

んで、電気の方がもうちょっと歴史が古くて、1700年代には既に静電気として、実用とはちょっと外れながらも利用されてました(エレキテルとか)。

「溜めたら放電して終わり」の静電気では無く、直流として安定的に利用できるようになったのはちょうど1800年の「ボルタの電堆(電池)」の発明以降のこと。

そして、そのルノアールのガスエンジンで使用されたのが電気点火方式で、この時初めて「電気式点火プラグ」として実用化されたわけです。エンジンだけでなく「点火プラグ」も一大発明だったわけで。

そんなわけで今のエンジンは電気と共に生まれてきたのであって、電子制御化していくのもわりと自然な事なんかな…という気がしないでもなく。


余談1)ルノアールのガスエンジンで使用された電気点火方式は「初めて実用化された電気点火方式」としては画期的だったようですが、予備圧縮を上げると点火不良を起こしたり、当時は既に他にも幾つかの点火方式が実用化されていたのですぐには普及しなかったようです(電圧が低かった?)。しかし、1902年のボッシュによる磁石とコイルを使った高電圧スパークの実用化以後は、電気点火以外の方式はほぼ淘汰されてしまったようです。

余談2)実はルノアールのガスエンジン以前にもレシプロ的なエンジンは既にありました。「大気圧ガスエンジン」と呼ばれるもので、ガス燃焼の圧力を動力として利用するのではなく、燃焼後のガスを密閉・冷却したときに出来る真空にかかる大気圧を動力として利用。1800年代初頭ではそれなりに稼働してたようです。

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