SPFによるspam対策をしようとして挫折した話

SPF対策を思いついた経緯

SPFと言っても豚肉じゃ無いです。木材でもありません。Sender Policy Frameworkの略でSPAMメール対策の一種のほう。

近頃、とあるサイトの流出事故によってメインのメールアドレスにもSpamが来るようになりました。それらの中身を見たところ、差出人のアドレスを堂々と詐称。これならSPFではじけそうじゃない?と思ったのがきっかけ。

bsfilterで十分にフィルタリングは出来ているんですが、エラーメール返して「てめぇのSPAMなんぞ受け取らねぇぞ」とやりたいのです。

SendmailのSPF対応

ググってみたところ、思った以上に情報が少ない…。とりあえず参考になったのが以下の情報。

http://toga.vegalta.org/wordpress/2016/01/19/724

ちょっと古いですが、ちゃんとFreeBSDの情報。今ではspfmilterに関してはports化されてるので、pkg/portsからインストール可能です。

しかしこれ、設定ファイルも何も無い…。そもそもspfmilterの情報が非常に少ないと思ったら、ほぼほぼFreeBSD専用っぽい扱い。Linux界隈ではsmf-spfなるものが主に使用されているっぽいんですが、FreeBSDのportsには無し。

本当に設定必要ないのか?と思案…。

SPFの問題点

「転送メールやメーリングリストどうすんだ?」と今更ながらに気付く。特に、うちではfetchmail使っていくつかのアカウントのメールを集約してたりします。

調べてみるたところ、SRS(Sender Rewriting Scheme)という対策案はあるが、送信側で対策が必要なの上、MTAの改変も大変だそうで殆ど普及してない…と。

そのほかに有効な対策もないっぽい…詰んでるやん。

結局使えないSPF

転送メールを問題無く扱う為の手段が、現実的に機能してない為、結局受信側のチェックでは殆ど使用されていない…というのが現状っぽいです。

そのわりには「DNSにSPFを設定しましょう」的な記事が多いんですが、まぁ無駄と言うことですね。

今時はDKIMやDMARCなどの、メール自体に署名を付ける方向みたいです。ただ、まだSPFほど普及はしてないからもうちょっと時間がかかるかな…。

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いまどきのSamba/freebsd/zfsacl事情(2021版)

ぶっちゃけ詳しいことはこっち↓を見てください、って感じで。

FreeBSD ZFS で Samba
https://www.nslabs.jp/freebsd-zfs-samba.rhtml

FreeBSD13でこの通り設定すれば、ようやく使えそうです。また、macOS Catalina(10.15.7)からのアクセス(excelでの上書き保存)も大丈夫っぽい?

相変わらずmacOSからは開いた共有のACLがさっぱり見えないんですが、試しに同じ設定を施した11.4の環境で試してみると、さっぱりダメダメ。12は知らない。

どうも、aclmode=passthroughを設定してもdiscardっぽい振る舞いをするみたい?

macOSからのアクセスでダメダメになるのは、このせいなんかな?unix extensionsはもちろんNoにしてます。

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仮設トイレ

去年に「四国ベルグ」というエンデューロレースイベントがあって、エントリー数で300人。ライダー本人以外にも同行した友人や家族など含めて、プラス3割り増しくらいですかね?

多くの人が前日入りして、会場内で車中泊し、翌日のレースに朝から望む感じ。

当然のことながら、会場内にはイベントのための仮設トイレが用意してあって、その数はだいたい7〜8台くらい(うろ覚え)。

朝方のトイレ待機列は10人前後(トイレ全体に対して1列に並ぶ形)で、トイレ自体が足りてないとは感じなかったけれど、周囲には猛烈な悪臭が漂ってました。

それもそのはず、トイレのタンクが決壊寸前だったらしい。朝8時くらい?にバキュームカーがやってきて汲み取り始めてました。主催者関係者が連絡して、無理言って早朝に来て貰ったらしい。

これ見て「トイレって(イベント主催側は)大変だなぁ…」と思ったのを思い出しました。

五輪テスト大会で仮設の簡易水洗トイレにトラブル「そもそも少なすぎる」
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/athletics/news/202105090000710.html

で、この記事見て思い出したんですが、大まかに以下のように書いてます。

  • 五輪テスト大会で、仮設の簡易水洗トイレのトラブルがあった。
  • 国立競技場でテスト大会が実施された
  • トラブルがあったのはサブトラック

ここまで読んだら、国立競技場のトイレが足りないのか!って思うけど、サブトラックは国立競技場の外の話、でも本文にはサブトラックが競技場外だなんて一言も書いてない。

はて?と思って画像をクリックしたら、写真の説明に「陸上の東京五輪テスト大会のサブトラックとして使われている明治神宮外苑軟式球場」と。

紛らわしい…。

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逆差別

若かりし頃は、政治に熱心な興味があったわけでは無かったけど、なんとなく「左派=新しいもの・良いもの」「右派=旧いもの・悪いもの」ってイメージがあり、どちらかというと左派寄りでした。

今でも、とあるYes/No診断では「左派寄りの保守」なんて診断結果を貰ったりしたんですが、今時の左派の言うことは全く同意できない。

すると、左派内からも「今の左派はおかしい」という声を見かけるようになりました。そういう左派の意見で、私が最初に見たのは、田原総一朗だったと思う。

まぁ、以下のような記事を見かけたんで、ちょっと書いてみた次第。

朝日新聞記者があえて「味方叩き」をする意味 憲法9条、皇室、原発…“自称リベラル派”の欺瞞を明かした『さよなら朝日』
https://bunshun.jp/articles/-/44639

左派の凋落の話はともかくとして、今時の左派が唱える差別反対の主張に感じる違和感について、「人種主義的な反レイシズム」という説明が、とても合点がいきました。

某車椅子の件も「車椅子の人も等しく鉄道を利用できるべき」は理解できるし、そのために社会全体として負担を負うことも必要だと理解出来るけど、「車椅子だから鉄道会社や社会がその負担を負うべき」って言うのを前面に出されると、ちょっとどうなん?って思ってしまう。

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