北へ(冬編)

ピーチ去年、漠然と「冬の北海道行ってみたいな…。」と、思って年末ぐらいで考えていたのだけれど、なかなか都合が付かず放置。まぁいいっかぁ、と、思っていたら、夏にちょいちょいお世話になっている宿が、冬季に限定期間で宿開けるのを知って、えいやぁって感じで飛行機予約。いつも直前に思い付きで旅に出ているけれど、一ヶ月以上も前から旅行の計画立てたの初めて。飛行機とかレンタカーとかを安く上げようとしたら,そうもいかない訳で。
初ピーチ。とった日の関係であんまり安くなかった。とはいえ,まぁ連休だし,JETSTARも既に満席だったんでJAL/ANAより遙かに安い価格で取れるだけマシ。関空からなのだけれども,ピーチだけ第二ターミナルからの発着と言うことで,初めて第二ターミナルビルへ。ぶっちゃけなーんも無い。カフェとピーチカラーのコンビニと待合室だけ。まー,人によっては何もなさ過ぎて不便だと言うけれど,搭乗口は一つしかないし,ピーチしか使っていないもんだから混むことも無くて,これはこれでいいかも。前情報ではシートが狭いとの事だったけれど,ウチは全く気にならず。10年前に乗ったユナイテッドの国際線のほうがもっと酷かったような希ガス…。

雪道札幌雪祭りをスルーして,鉄路にて旭川まで。冬の北海道,札幌・函館には行ったことあるけれど,今回の行き先は旭川経由して富良野,どっちも割と寒い。と,思って,何時買ったか分らないような滅多に使わないフリースとかカバンに詰め込んで来てみたら,以外と普通。風さえ強くなければ,氷点下ヒトケタなんて晴れてれば暖かいくらい。ただ,晩はさすがに冷え込むようで,氷点下20℃手前くらいだと鼻毛が軽く凍る感じ。温泉で露天風呂に浸かってたら,髪の毛がパリパリに凍るという体験が出来ました(ぉ。
旭川からはレンタカー借りて,雪道デビュー。着いた前日には猛吹雪だったらしく,後で分ったけれど路面状態は良くない。幹線道路ですら路面が露出しておらず,圧雪と融雪剤で溶けてまた固まったアイスバーンの複合状態。微妙なタイミングで信号が黄色に変わって,止まろうとしたらABSのキックバックが。「え?これくらいで?」と,予想を遙かに上回る滑りっぷりに「これ,停止線までに止まるの無理っぽいな…」と半ば諦め気味にブレーキ踏み続けたら,なんとか停止線+1mくらいで停止。ありがとうABS。
翌日も朝から車で移動。ナビに言われるままのルートに行ったら,見事にローカル道道,下り坂+綺麗なアイスバーンのコンボで,直進しながら車体が右向いたり左向いたり。とっさにカウンター当てて立て直せた。てか,車でカウンター当てるとかリッジレーサーでしかやったこと無いのに,感覚さえ分かってたらわりと出来るもんだと思ったり。滑りやすい所は,まっすぐな道でまっすぐすら走らない。微妙に右へ左へずれる。最初は全然速度乗せられなくて,後ろに行列作っては道を譲っていたけれど「これはドリフトなんだ」と割り切って走ってみると,割と速度乗せて走れたりとか。ただ,幸いなことに好天に恵まれ,後半日程では幹線国道は路面が乾くくらいに雪が無かったです。

ペンギンの散歩
また,おっさん一人でやってきましたよ旭山動物園。勿論ペンギンの散歩を見に。開園10:30に対して10:00に着いてしまったもんだから,とりあえずゲート前にならぶ。10時すぎには結構な人の列ができあがり,それを見かねたのか開演時間を10:15に早めてくれるという。そういうサービス精神がいい。たかが15分とはいえ,朝の準備を15分繰り上げるのって大変だろうに。
ペンギンの散歩は,柵も何も無い,本当に手の届く目の前を歩いて行く。てか遅い。よそ見したりあくびしたりフリーダムな感じ。なんでもペンギンの習性を利用したもので「ゲートを開けたときに散歩に出たいペンギンだけが勝手にゲート前に集まってくる」とか。冬場はさすがにペンギンでもプールであまり泳がなくなるんで運動不足になりがちで,その解消策としての散歩とか。てか,ペンギンも寒いみたいで,震えてるペンギンいたしw。散歩開始前はゲート前でまだかまだかとそわそわしているヤツもいれば,我関せずと柵内をうろうろしているヤツもいたり。鳥類って「ニワトリは3歩歩いたら忘れる」とか言われるけれど,実はかなり知能が高くてある分野ではチンパンジー以上の知能をもってたりする。で,しかも好奇心旺盛だから,ペンギンって散歩に限らず見てるだけで全然飽きない。
で,散歩も終わってそのほかの動物は…というと,ま,たいてい動かないw。寒さにじっと耐えているヤツが多い。ま,しょんなす。ペンギンの散歩の前に,係の人が拡声器使って注意事項と共に時々笑いをとりながらペンギンのこと色々教えてくれたり,別のケージでも係の人が熱心にその動物の説明をしていたり,朝の開園時間の繰り上げ然り,創意工夫を一生懸命に凝らしているのが感じられる。さすが有名になるだけのことはあると思う。

一蔵ラーメン
旭山動物園を後にして,旭川市街にて腹ごしらえ。いわゆる有名店だったのであんまり期待はしてなかったけど,意外に?美味しかったです。ネギたっぷりのラーメンって珍しくないけれど,このラーメンのネギは「乾いて」いて全然臭くなかった。どうも,出す直前に刻んでいるっぽい。よくテーブルに刻んだネギを山盛り用意してあって「どうぞご自由に」ってところあるけれど,たいていネギがベチャッとしていてうっすら腐り出していていわゆる「ネギ臭い」んよね。ここのはまったく臭くなくて,大変美味しいネギでした。

ボルシチ
晩は,宿のみんなと一緒に近所のビストロ?へ。お勧めにボルシチがあったので初ボルシチを頂く。「ボルシチってビーフシチューみたいなもんじゃないの?」という間違った知識を持っていたもんだから,出てきたスープの色をみて軽く驚く。「・・・血?」みたいな。サワークリームを和えながら,他のスープとは異なる不思議な味でした。
晩飯の後は,同じく皆で吹上温泉へ。脱衣所も何も無い,山の中にある露天風呂。夜行ったら明かりも何も無くてマジ真っ暗でやんの。服を脱いで風呂につかるまでが地獄。氷点下xx度の世界でマッパになってるもんだから,そりゃもう寒いのなんのw。でも浸かっちゃえば極楽。1〜2時間くらい浸かってたかも。宿に帰ってきたら既に0時を過ぎていたり。で,そっから飲み会(ぉ。
夜中2時を過ぎたくらいだろうか。まだみんな起きて呑んでる。明日の朝は遅くしようというと,宿のオーナーが「明日の朝ご飯は7:30!」と,頑として譲らない。また別の人は,日の出(7時前くらい)を見たいと言う。そして誰かが口を滑らした「もう寝ないで起きてたらいいんじゃね?」たぶん普通なら冗談で済むと思うんよね。ネタで。誰かが止めるはずなんよね。が,しかし,何故かそのまま起きていることが決定,そして朝飯は5時に繰り上げとかwww。ウチはリビングで力尽きながらでしたが,結局ベッドに向かうこと無く,朝5時の朝飯?食べて日の出の時間には「曇ってるね〜ダメだね〜」というのを確認したりとか。昼からツアーに出かける予定だったので7時にはベッドで寝ましたがwww。

スノーモービル
朝7時に寝て11時すぎに起きて12時にスノーモービルのツアーへ出かける。眠いよ!w。
初スノーモービル。おー,不思議な感じ。曲がるときはバイクとは全く違うけれど,デコボコになった圧雪路を通るときに立って乗っていると,バイクとにている部分もなきにしもあらず。最初は慣れなくて,いろんな所に力が入りまくりで汗びっしょりに。でもいいわーこれ。良い感じに天気も良くなって,景色も良い。写真の場所は冬期閉鎖中の道道。左側にガードロープがあるんだけれども,そのガードロープの上まで雪が積もっている状態。
スノーモービル,良いなー,これ良いなー。でも関西住まいだと全く乗れるところが無い。otz

塩ジンギスカン
晩には宿のみんなと合流して,塩ジンギスカンへ。普通のジンギスカンなら食べたことはあるけど,塩は初めて。肉の味がしっかりして大変美味でした。あとで気がついたけれど,どうも塩ジンギスカン,じわじわと流行っているみたいで,あちこちに塩ジンギスカンを出す店が出来ているっぽい。でも実は,この店でもつ鍋頼んだら,意外にそっちの方が絶品だったという…。
さすがにこの日の晩は,早々に寝ることにしました。てか持たない。

晴天
帰阪の日の朝。滞在中一番の晴天。ま,予報では寒波が来て大荒れとか言ってたので,猛吹雪とかも覚悟していたのに,滞在中ずっと穏やかな天気で幸いでした。

みずの ショウガラーメン
帰りは旭川まで一緒に行って,みずのでショウガラーメン食べて解散。なかなか濃い2泊4日でした(1泊出来てない…)。
飛行機の時間まで半端に時間余ったので,札幌寄って雪祭り見てきました…きました…。ウチ的には「お,おぅ。」ってな感じでしたが。
一番の見所は,HTBのステージで生onちゃんのキレのある動きを見れたことだったり。いや,数あるゆるキャラ・着ぐるみの中でも,あのonちゃんの動きおかしいよw。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | 3件のコメント

血潜り林檎と金魚鉢男 1

血潜り林檎と金魚鉢男 1
ずーっと前から気になっていて,気がついたら3巻まで出てた。てなわけで1巻を読んでみた。
巻頭の作者のコメントにもある「畳臭い吸血鬼モノがやりたくて描きました。」ってのは良かった。でも,なんかいろいろ幼稚に感じてしまって,ちょっと期待外れだったりとか。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする

[bike] TE250スペシャルパーツ(マフラー/インジェクター/ECU)

TE250 ミクニ旧インジェクター
怪しげなサードパーティ製パーツではなくて,メーカー純正のオプションキット。パーツは去年の夏に入手済みだったんだけれども,色々あってようやく装着して走れるように。
写真は取り外した前のインジェクター。穴4つ。交換後のは穴が12個になる。4輪の世界では5〜6年前から多穴インジェクターが常識?になってたらしい。
効果は上々。いかにも高回転エンジンっぽい下(低回転)のなさが,だいぶ改善。先日試乗した2013年モデルTE250Rほどのモリモリトルクでは無いけれど,まぁ満足の行くレベル。それでも全閉状態からの急開で息付きしたりエンスト起こしたりの症状は残ってたけど,アイドル回転数を2000→2300くらいに上げたら解決したっぽい。
フロント付きだし調整したり,サスペンションダンピング弄くったりで,買ってから1年半以上経ってようやく,わりとマトモなセッティングに。リア周りの動きが渋い(SACHS製だしなぁ)というのが残っているものの,他は概ね満足行く状態に。
あとは乗ってる人のチューニングを残すのみ…。otz

カテゴリー: 未分類 | タグ: , | コメントする

ハスクバーナの新たな歴史

ハスクバーナの新たな歴史
まーた売却されました。そして身売り先がKTM傘下とか。KTMが直に買い取りたかったけど独禁法に触れるからっつーことで,KTM CEOの個人所有の会社に買い取らせたとか。あばうとだなぁ。
スウェーデン時代にスピンアウトしたフサベルもKTM傘下で,ハスクバーナもKTM傘下,みんなKTMかよッ!w
BMWと共通部品のエンジン使ったNUDA900とかTR/Terra650とかどーすんだよ。
そして破竹の勢いのオーストリアを代表するKTMも,筆頭株主はインドの2輪メーカーのBajajだったりとか。世界のバイク事情は複雑怪奇です。
日本のバイクメーカーはというと,モータースポーツ界隈で頑張ってるのはロードレース(SS)とモトクロスだけみたい。トライアルやラリーやエンデューロでは存在感いまいち。クローズドコースの一定条件でただひたすらに速さを求めるバイクは作れても,予測しきれないあらゆる状況に応じる事の出来るバランスの良いバイクは苦手な日本メーカー。
キャリアの意向に従って出来ることを制限しつつひたすらに機能詰め込みのガラケーでは一世を風靡したのに,キャリアよりもユーザーを優先して何でも出来るようになったスマートフォンでは死屍累々の状況にダブって見えたりとか。

カテゴリー: 未分類 | 1件のコメント