[bike] 靱帯損傷の受傷状況について

オフロードバイク競技では靱帯損傷が多いとは聞いていたけれど,具体的にどういう状況で起こるのか理解できていませんでした。ぼんやりとモトクロスのようなハイスピードで派手なクラッシュとか、そんなイメージ。
今回ウチが受傷したパターンは以下とまさにそっくりでした。
左膝前十字靭帯損傷~その1 僕はこうして前十字靭帯を損傷した
ほんと止まるような速度(というかエンストした)で,ぱたんと横に倒れただけ。立ちごけに近い感じ。ほんと「たったそんなことで?!」って感じで靱帯痛めました。
これって激しく走ったとかそう言うこと関係なくて,もう転倒の可能性があるだけでいつ靱帯損傷してもおかしくないんじゃないかと。ニーブレースしてたけど,してなかったら多分完全に切れてたんじゃないかと。 膝下が内側からバイクの下敷きになったんですが,膝上の内側のニーブレースの当たったところが,しっかり痣になってました。
「 モトクロスじゃなくて,林道やエンデューロくらいならニーブレースまでは必要ない」ってとある雑誌で見たけど,どうにも同意できなくなってしまいました。まぁ,結局は保険なんで確率の問題ですが,思ったより確率高そうな感じです。

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[bike] 右膝前十字靱帯損傷(&実は元からダメでした

膝のMRI
とうとうやっちまいました。
レース中の転倒でその時はちょっと変な痛みだけ。すぐに立ち上がって走り出すも、その次の丸太越えで右足が踏ん張り効かずまた転倒。当日はちょっとした違和感と膝の踏ん張りがちょっと効かないくらい。
しかし,夜中には38℃くらいの熱が出てガタガタ震えながら足の膝から下に激痛が走りよく眠れない。翌朝には足動かさなければ痛みは治まったけど,いつもの1/3くらいの速度でしか歩けない&階段は片足で一歩ずつ。整形外科行ったら膝に注射器ぶっ刺されて,注射器3本分も何かの汁を抜かれて「あ〜あ,血で真っ赤だよ」って見せられりゃビビりもします。
結局のところMRI撮って確認したら靱帯は繋がっていて,一部千切れただけのII度の靱帯損傷とか。安静にしてたらそのうち直るはずなんだけど,ここで新たな問題が発覚。残りの繋がってる靱帯が,既にちゃんと骨を引っ張ってなくてユルユル状態。先生曰く「今日昨日の受傷じゃなくて相当前からこうなってたはず,既に靱帯機能してないっぽい。」
→違う病院で診察受け直したところ,靱帯の緩みについては不明(そもそもMRIで診断出来ない)でした…
工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工
靱帯断裂の心配損?MRIの検査までの間,靱帯切れてたら…で色々考えながら,手術なんてしてらんないから切れたまま放置(日常生活レベルなら支障無い)で,バイク降りるのも潮時かも…って折り合い着けようとしてたのに。
いやまぁ確かに右膝は随分前から,ちょっと力のかけ方間違えると「カクンッ」ってなってたけど,歩き方改善と筋トレで近頃は滅多にそうならなくなってたんで,すっかり忘れてたよ…。
近所の医者から「今の再建手術は凄く良くなってるから,絶対手術した方が良いよ」って会社を休む事を渋るウチに対して半ば強引にウチ的に人生初の「医師の紹介状」持たせて,院内にドトールがあるような大病院行かされてきました
Webでググったら入院期間って4週間が普通らしい。うん無理。気が進まないものの大病院行って受診してみたら「基本的に3週間」って言われてちょっと心が揺らぐ。「人によっては松葉杖付いたまま1週間で退院する場合も」で,さらに揺らぐ。とりあえず,今は,現状の緩み具合が本当に手術適応かどうか再検査待ちって感じです。
いやまぁ,靱帯緩んだまんまでも困っちゃいなかったけど,そのまんまだと結局筋肉で支えている以上,老化とか先々筋肉が維持できなくなると途端にダメージくるし,いくら支障を感じないレベルであってもジワジワと骨とか半月板にダメージが蓄積するとか言われるとねぇ…。

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モトパンの選び方

またの名をモトクロスパンツ(MXパンツ)。定番のオフロードウェアなんだけど,選び方に関してはざっくりした記事ばかりでいまいち核心を突いたような記事がみあたらない。とりあえず自身の人柱的経験から,重要な点を2点ほど…。
裾まず,これだけは絶対に確認というのが裾の構造。
写真は2着のタイプ違うモトパンの,裾を後ろ側から見た所。左側のは真ん中の黒い生地の部分がメッシュ素材なんだけど伸縮性なし。右側のは左右に伸縮するゴムというか腹巻きみたいな材質。
選ぶなら絶対に右側のタイプ。
左側のタイプだと,十中八九,ふくらはぎがつっかえて腰まで上がり切らず穿けません。
大前提として「日本人(日本市場)向けに作られたモトパンが存在しない」ということ。現在一般人が入手可能なモトパンは,基本的に海外で欧米人向けに作られたものを輸入しているだけです。
日本人(というかアジア人)と欧米人では膝下の形状が大きく異なり,欧米人はふくらはぎから下がキュッと急激に細くなるのに対し,日本人は大根みたいに足首近くまでずどーんと太いまま。
この違いで日本人が欧米人向けのズボンを穿くと,ふくらはぎがつっかえてしまう。ウチの場合さらに日本人標準より足太いもんだから,右側の伸縮性のあるタイプでも,めいいっぱい伸ばしきってなんとか…って感じです。
ちなみに左側のタイプは,そういうことを知らなかった頃に2サイズ上のを買ってギリギリ穿けたけど腰ぶかぶか&ニーブレース装着したら穿けなくなった悲しい一品です。

アジャスターコレは必須という訳ではないけれど,二つ目は腰のアジャスター形状。
ウチの場合アジャスターをめいいっぱい締め込んで使うので,上側のような前だけで調整するタイプ(殆どがコレ)だと,いまいちフィットしない。下側のように左右にアジャスターが付いたタイプだとしっかりフィット。
「ウエスト普通だけどやや足太」なウチみたいな体型だと,ウエストジャストサイズだと裾が伸縮タイプでも足が入らないので必然的にワンサイズ上に。すると,ウエストはめいいっぱいアジャスターを締め込まざるを得なくなるわけで。
フィットしないとどうなるかというと,コースで使うと1周回っただけでずれてきて半ケツ状態。林道遊び程度なら,休憩のたびに引っ張り上げたらすむ話なんだけど,2時間走りっぱなしとかのレースじゃぁちょっとね…。
ただ,左右にアジャスターが付いたタイプって,今のところA☆の上位モデルでしか見たことがない…。

ほかは,ベンチレーションがあったり,そのベンチレーションがファスナーで閉じれたり,小銭入れがついてたり付いてなかったり,割とどうでも良い?違いなんでお財布と相談して好きなの買っとけって感じです。耐久性に関しては,高いのも安いのも変わらん感じ。所詮消耗品ですから…。

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二輪車のM8ボルト考察

画像の説明びふぉー

画像の説明あふたー

スプロケットの固定ねじを,サンエスK1漬けで超音波洗浄機15分ほど。割ときれいに落ちた。
KLX125/BetaRR4T125LC/TE250ともにスプロケット固定ボルトがみんなM8。M10やM12ほどごつくないけど,割と強度が求められる箇所に使われるM8。
写真の皿ボルトは六角穴が5mmなんだけど,ボルト単体で購入した皿ボルトは六角穴が4mmしかない。1回スプロケット着け外しするだけで半分以上のボルトの六角穴が駄目になる。
穴の大きい皿ボルト探すのもいいけど,そもそもM8に対して34N・mなんていう締め付けトルクはどうなの?ってつらつら調べごと。
画像の説明 ねじの機械的性質について(由良産商株式会社)より。

M8ボルトの一般的な締め付けトルク基準。34Nというと12.9の高強度ボルト要るやん…。市販のボルトでもだいたい8.8か10.9くらいあるけど,ノーブランドとかちょくちょく5.6とか4.8見かけたりする。
ちなみにステンレスは鋼鉄と比較して硬いだけで粘りがないから強度的にはイマイチ。しかもアルミと組み合わせて使うと電触で腐食するから,二輪用としてはまず使いたくない。けれど,ホムセンとか行くとステンレスのほうが人気で,そっちのほうがサイズそろってたりして選択肢がステンレスしかなかったりして,残念な思いをすることがしばしば…。
件の穴が駄目になるボルトだけど,強度区分は載ってなかったけど材質はSCM435(クロモリ)だから少なくとも10.9以上。単に穴が小さすぎるか締め方が悪いだけか…。M8の皿ボルトとしては,4mmの穴が一般規格品で,二輪車用の六角穴5mmの皿ボルトのほうは特殊っぽい。
まぁ,DRCから「スプロケットボルト/ナット」が二輪用として出てるからそっち買えばいいんだけど。
画像の説明

M8使用箇所についてのメーカー指定の締め付けトルクはこんな感じ。Rスプロケがカワサキもハスクも同じ34N・mで,このあたりはこなれた値っぽい。
KLX125のFフォーククランプ下側の40N・mとか,カワサキさんちょっとなにしてんの?感。そもそも二輪車の設計って一般的な基準を超えた攻めた設計だけどさぁ…。D-Tracker125だと下側クランプのボルトを片側1本から2本に増やして,それぞれ20N・mになってるのが僅かながらのカワサキさんの良心か…。
そんなわけで,それなりのトルク指定箇所については,市販品のボルト・ナットを流用するときは注意したほうが良いっぽいってことを今更ながら気づきましたとさ。

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