アクセル全開で高温でカーボンを焼き切る、は本当か?

昔からよく言われている「アクセル全開にして高温でカーボンを焼き切る」というのは本当にそうなのか?という疑問。

昔の、セッティングのあやしいキャブや空冷エンジンならともかく、今時の電子制御マシマシの水冷エンジンだと空燃比も燃焼やシリンダー温度も高度に制御されているので、そんな単純な話ではないと思うわけで。

アクセル全開にしてエンジンの発熱量が増えると、その分冷やす方向に制御が働く。ウォータージャケットによる冷却が追いつかなくなると、燃焼温度自体を下げるために空燃比を下げて燃料を濃くしたり、あるいは高燃焼温度によるNOx生成を抑えるためにEGRバルブを通して排気ガスの還元量を増やして燃えにくくしたりする。すると、よけいにスス溜まるんじゃね?

アイドリング付近は吸排気の流速が安定しないから燃料濃いめ、加速時もトルク引き出すために一時的ながら濃いめになるのは仕方ない。となると中回転で一定速度でエンジン回し続けるような巡航が一番良いような気がします。別に高速乗らなくても、田舎道を制限速度で延々走るようなのでも。

まぁ机上の空論なんですけど。

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バイクの価格

ぶっちゃけ、日本メーカーが日本国内向けに出しているモデルは、かなりディスカウントで出しているという話。

公道仕様車は国ごとに仕様や規制が違うので、世界で仕様が同じであるレーサーで比較してみました。今のドル円換算レートで計算するととんでもないことになるので、材料やら部品仕入れやら考慮して1年半くらい前のレート(¥115/$)で計算。

全てのモデルが米国のMSRPよりも低めに設定されていますが、その中でもKX112の価格設定の異常さが際立ちます。

そもそも、基本設計が古いとはいえモトクロスで勝負できる仕様のKX85をベースにしたKX112が、KLX125を大きくしただけのようなファンバイクのKLX230Rより安い時点で大分おかしい。

カワサキはKX112をプッシュしてキッズライダーやリターンライダーの取り込みを精力的に行ってますが、ガチすぎる…。

売れる台数は減少傾向、材料費はどんどん上がる、でも販売価格の値上げに反映することが難しい市場…。

そりゃまぁこういう話にもわな…、ということで。

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マナーこわい

生産性がどうとかというより、別のことが気になりました。

元々インターネットメールでの書き出しは、欧米と同じようにそんな書き出しはしなかったのが、日本社会でもインターネットメールが一般化するに従って、導入されていった様式の様です。

そして元々「なかった」様式が、今は「当たり前」の様式になり、その様式を省略すると新たに「失礼にあたる」というのが、すごく奇妙に思いました。

使われ始めた当初は「気遣い」としてメリットあったんだろうけど、皆が使う様になって「習慣化」するとそのメリットは無くなり「使わないと失礼」というデメリットが新たに生成されただけ、ただの罰ゲーム。

そもそも「失礼に感じる」というのも「自分には使われて当然」という驕りではないかと。

さらに、上記のTwitterのスレッドには「使わないとはなんたる失礼か!」みたいなポリコレ全開なレスまで。いやほんと誰も得してないぞ?

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キックボード

アレいいですね。1台欲しいと思ってますが、まだメーカーも少なく価格もこなれてない様な気がするので、もう少し様子見かな。

ネットや週刊誌系のメディアでは「危険だ!」と言う意見が多く、まぁそれはそうとして、バイク趣味関係の人々から多くの批判が上がってることにちょっと違和感。

免許制度やヘルメットに関しての批判はまだ良いとして、キックボードという構造そのものを危険視する意見。

まぁ従来の乗り物(自転車?バイク?)と比較して危険性は高いと思います。ただ、従来の乗り物に無い利便性もあります。そのあたりはトレードオフとして、社会が受け入れるかどうかでしかなくて、絶対的な基準なんてないと思います。

安全については命に関わるし軽視もできないのは分かりますが、ただ「バイクより危険だから」と言うのは全く公正な評価ではない。ならば、四輪より明らかに危険なバイクはどうなのかと。

四輪自動車、二輪自動車(バイク)、自転車、この中でバイクは明らかに最も危険な乗り物であることは疑いようの無い事実だと思います。

そして過去にバイクは日本社会から散々叩かれて来て、最近になってようやく新しい認識で社会的に受け入れられつつあります。で、今になって、今度はバイク界隈の人たちが別の乗り物を同じ手法で叩く側になってしてないか?と言うのが凄く気になりました。

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