ふるさと納税

今更ながらに初めてみた。マイナンバーカードあると手続きがオンラインで済むのでとても簡単。

某市がAmazonの商品券を返礼にして問題になったりしてたけれども、まぁ寄付金が過度に偏らない限りは別にいいんじゃね?と。偏り出したら商品券的なものを禁止すりゃいいわけで。

そもそもの話、日本の自治体は経済的に自立できている自治体がほとんどなくて、地方交付税による再配布で生かされているところばかり。地方交付税と組み合わせた2重の再配布として、ふるさと納税とはうまく考えたもんだな・・・と。

そもそもの話、再配布しないと生きていけない自治体が多いって時点でどうやねん?とも思う。そろそろ「令和の大合併」が必要なんじゃね?と。それこそ47都道府県の数が減るくらいに。

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冷たいもの

スターバックスの缶コーヒーなるものを見つける。飲んでみると確かにスタバの香りがする。でもアイスなんでそもそも香りが弱い。

人の味覚とは舌で感じるものと香りで感じるものの総合なんですが、冷たいものはそのどちらも弱くなってしまう。なのでやっぱりコーヒーを味わうにはホットだな・・・と思いながら暑いのでアイスを飲んでたりします。

西洋・東洋問わず多くの国々では冷たいものはそもそも忌避されています。衛生的な意味合いもあって。しかし、不思議なことに日本には冷たい[食べ物|飲み物]が溢れています。実はアイスコーヒーも日本発祥だとか?

一体いつから日本で冷たいものが好まれるようになったんでしょうね。冷たい食べ物というと「ざる蕎麦」が思い当たりますが、調べてみるとざるに上げたりしてたことは記録にあるんですが、水で締めるのがいつからそうしてたかが良くわからない。

中世日本の井戸

そもそも「冷やす」といったって冷蔵庫が存在しない中世では、冷やす手段というと井戸水くらいではないだろうか。山手には「氷室」なるものがあったけれど、街から遠すぎて街中に着く頃にはすでにぬるくなってたとか。

ではどこもかしこも井戸水で涼を取っていたのか?というとそうでもないらしい。江戸時代の街中の井戸は「上水井戸」というもの。調べていて初めて知ったのだけれども、江戸の街にはすでに「上水道」が存在しました。きちんと水質管理されたものではないけれど、川の水を地下水路を作って街中に巡らせ、その水路よりもちょっと深めに竪穴を掘って上水井戸としたそうな。

そもそも「ちゃんとした井戸」というのは地下の岩盤のさらに下にある帯水層まで掘らないと地下水を得られなくて、それはそれで大変な工事だったとのこと。そんなものをいくつも作るわけにいかないので、江戸の街では主に「上水井戸」が使われていたとか。

しかしこの上水井戸、元は川の水、そんなわけで夏場そんなに冷たいものでもなかったそうで。なので「井戸水で冷やす」というのはそう簡単な話ではない。

冷や水売り

では中世(江戸時代)の日本では、夏場冷たいものはなかったのかというとそうでもなく「冷や水売り」というのが居て、冷たい水に砂糖や白玉を入れて売り歩いていたと。今でいう清涼飲料水に等しい。

ではその「冷たい水」はどこから仕入れていたのかというと、それこそが「本来の井戸」らしい。街中には上水井戸が張り巡らされていたけれど、郊外やちょっと僻地になると上水井戸の水路がそもそも来ていなくて、仕方なく本来の井戸を使っていたと。

ただ「本来の井戸」は水質があまりよろしくなくてイマイチだったらしい。そんなわけで、ふだんは街中の「上水井戸」から汲んだ水をそういう地域に対して売り歩く「水売り」から水を買っていたとか。

そして夏の間はその水売りは、逆に井戸の冷たい水を汲んで、街中に行って「冷や水売り」として売り歩いたと。元々水質のよろしくない井戸水なので、当然腹を壊すこともある。そこから「年寄りの冷や水」という言葉が生まれたとか。

冷たいものは旨い

そんなわけで、多くの国々で食中毒を避けるため冷たいもの・生物を避けていたというのに、江戸時代の人々にとって「暑い時に、冷たいものは旨い」という文化は行き渡っていたようで。

食あたりの不安はないのか?とも思うけれど、なにせ、生魚で多くの食中毒が発生して幕府が生食禁止令を出したら、表面だけ炙って「これは生ではない」と屁理屈捏ねて食べ始るような民族ですから(タタキの発祥)。

参考:江戸食文化紀行 No.38 冷水売り

参考:江戸時代の冷水・冷酒について

参考:水を売る?夏限定、江戸時代のおもしろ商売「冷や水売り」を詳しく解説:2ページ目

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おいしいバイクの作り方

オフロードバイクを新規に買うのに際して、色々調べて納車前にスプリングレート指定して変更したら、いい感じに思った通りの仕上がりになってとても満足できました。

オートバイではエンジンが注目されがちだけれども、近頃それと同等以上に大事なのがサスペンションとフレームだと思っています。

自転車だと体格によってフレームサイズ選べたりするけど、残念ながらオートバイではそこまではできない。なので、ハンドル・シート・ステップの3点に関して、アフターパーツに交換して自分の体格に合わせるしか無い。

でもサスペンションは調整できます。ダンピング調整からスプリング交換、はてハリバルビングまで。最初はちんぷんかんぷんだったけど、色々試してみて「何をどうすれば自分にとってどう感じるか」というのがなんとなく分かってきました。それが分かってくるとサスペンションのセッティングを触るのがとても楽しい。

まー自分にとって「これが良い」というセッティングでも、人によって意見が割れたりします。そもそもセッティングの方向性自体、一つではなくて「何を目指すか?(タイムを出したい⇆快適にしたい)とか、その人の走り方・好みとか千差万別なわけで、初めからストックのセッティングで万人が納得できるわけが無い。(それでも万人向けに販売している一般的な公道用バイクメーカーのセッティングは「ほとんどの人が不満を感じない」ようによく練られていると思います)

専門家にセッティング出しをしてもらうにしても、サスの調整用ダイヤル回すだけで費用下さい・・・と言ってもなかなか納得できない人は多いでしょう。そもそも、乗っている本人が「不満に思う点、サスに望む点」を言語化できるかというとそうでも無い。そんなわけで、個人の好みを無視できるような特定の方向性(モトクロスでトップタイムを!)以外は、結局は自分でやるしか無い世界だと思います。

景気が良かったときだったかとても高級なバイクだったのか、昔は新車を買うとオフロードコースでの初走行時に、1日付きっきりでセッティング出しに付き合ってくれるサービスとか見たことあります。うちはそんな店にお世話になった事はありませんが。

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USBコネクタ

規格化された当時は、その筋のエンジニアから見れば「なんてチャチなコネクタなんだ」っていう感想が出るようなUSB-Aコネクタ。

だって、無駄にでかいし、挿抜時のクリック感もない。挿抜回数の耐久性も怪しいもんです。

同時期に規格化されたIEEE1394(FireWire)もUSB-Aコネクタとやや似た構造でしたが、その筋のエンジニアが沢山居る家電業界からは「こんなコネクタ使えねぇよ!」って事で、早々にi-Linkと名前まで変え、電源供給機能は「危なっかしくて使えねぇよ!」って事で削除して新しいコネクタが作られる始末でした。

何がダメかというと、家電をはじめとした一般消費者向け製品の通信コネクタとしてはそもそも無駄に大きすぎるのと、通信コネクタにしては不必要なくらい大きな電極。コネクタの中で電極は比較的高コストの部品なんで、出来るだけ減らしたいわけです。

まぁどちらも、PC業界としては製造技術の拙い業者でも簡単に作れるように腐心した結果なので、これはこれで意味がありました。

まぁそんなわけで今から30年近く前の1996年に規格化されたUSB-Aコネクタですが、なんだかんだで壁のコンセントに用意されるくらいにまで普及しました。

一方で今ではUSB-Cの採用がじわじわと増えています。構造的には当初、家電業界が望んだような仕様になってます(適切なサイズ・電極・挿抜耐久性)が、主にスマホの要望を反映したものでしょう。

今ではすっかり「電源供給端子」としての役割を持つようになったUSBですが、ちょっと待てよ?と。

「電源供給端子」というのは、電力を供給するわけだから誤って異物噛み込みで短絡とかすると、発火・発煙事故になりかねません。そのような事故を起こしにくくするには、なるべく「大きな端子」「端子館の距離が遠い」ことが望ましいわけです。そう、例えば AC100Vコンセントのプラグみたいな…。

あれ?それってUSB-Aの方が向いてたんじゃね?

USB-Aコネクタ、なかなかに乱暴に扱っても壊れることが少なかったんですが、USB-Cってその辺りはどうなんでしょうね?まぁ安全性に関しては、回路側で保護入れる事になってるので「ちゃんと規格通り作られている限り」は、問題ないと思います。

規格通り作られてない妖しいやつは知らんけど。

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