RR50Factoryのクラッチ焼けについて、少しでも温度が下がらないものかと、高効率冷却液とか検討してみたんですよ。
自動車のクーラントって、基本的には凍らないようにエチレングリコール混ぜただけの「水」。防錆剤や消泡剤とかも入ってるけど。
このネタ書いた時に調べたことにより、一般的に使える物質で最も熱を保持する容量が大きいのは「水」ということが解ります。(重水とか液体アンモニアとかは除いて)
凍結防止のためのエチレングリコールなんて、水と比較(@80℃)したら熱容量で0.63倍、熱伝導率で0.39倍と、冷却水としては水よりかなり劣る。
某メーカーから「ヒートブ○ック」なるレース用クーラントが出てますが、ぶっちゃけエチレングリコール使わずに、ほとんど水だけで防錆剤や消泡剤を工夫して添加しただけ、ってのは容易に想像が付きます。
ただ殆ど水だと、流石にこれからの季節入れっぱなしは凍結が怖いので、凍結温度-12℃まであるヒートブ○ックプラスを買ってみたんですよ。

エチレングリコールの濃度をギリギリまで下げただけやん…。冷却強化剤とか胡散臭すぎる。っていうか消泡剤≒冷却強化剤って解釈なんじゃね?
ふつーのやっすい希釈用クーラントを、防錆効果が期待できる範囲での薄目(20%以上)で使ったら良かったような気がする…。ぼられた感。orz