ソケットのサイズ

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1/4・3/8・1/2とあるソケットサイズ。全部揃えるのがベストだけれども、サンデーメカニック的にはそんなに余裕もない。オートバイ整備だと、教科書的には「3/8と1/2で」だそうな。

それぞれの守備範囲として、一般的に言われているのが下記の通り。

  • 1/4: 4〜14mm(M10相当・24.5N・m)
  • 3/8 :5.5〜24mm(M18相当・146N・m)
  • 1/2 :8〜36mm(M27相当・520N・m)

250cc程度のオフ車だと一番大きいのがリアアクスルナット(指定トルクの低いステムナットやフォークキャップとかは割愛)で、ハスクの場合だと27mm/M20(140N・m)くらい。
1/2ではなく3/8でも,締めれなくも無い。
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もちろんトルク掛けるには、こう言うロングスピンナー(L=380mm)がある前提ですが。

そんなわけで、ケチくさいサンデーメカとして揃えるのは、まずは3/8だけでもなんとかなる、って気がします。
インパクト買ったら基本的に1/2からだし,外装まわりの作業に3/8のハンドルはゴツすぎるしで,手際よく作業を進めようとしたら,結局のところ全部そろえる事になるんですがね。

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[freebsd] freebsd/zfsの拡張属性書き込み

linuxとかだと,たぶんext2なんかの制限なんだろうけど1block=4kBとか。freebsd/zfsだと結構大きなサイズまで読み書きできました。
dd使って書き込み速度を調べてみたテスト。

通常のデータフォークへの書き込み速度測定方法。

> dd if=/dev/random bs=1m count=10 | cat > testfile

拡張属性への書き込み速度測定方法。

> dd if=/dev/random bs=1m count=10 | setextattr -i user user.test testfile

んで,結果。
書き込み速度

通常書き込みで60MB/sくらいあるのに,拡張属性への書き込みは,両対数グラフで綺麗に右肩下がり。
書き込むサイズが増えると加速度的にすんごい遅い。どっかのバッファチューニングでなんとかならんかなぁ。

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[freebsd] Netatalk3.1.11+FreeBSD11.1+zfsと拡張属性について

zfsのxattrですが,

zpool  xattr                 off                      temporary

ってな感じで表示されます。てっきり拡張属性サポートされてないのかと思いましたが,https://forums.freebsd.org/threads/55418/によると,実際にはzfsの拡張属性をUFSの拡張属性と同じようにアクセス出来ます。
で,別のソース(twitter)曰く,「拡張属性は扱える」&「巨大なメタデータは(freebsdでは)扱えない」との事で。
実験としてddとsetextattrを使って拡張属性書き込んでみたところ,数MBくらいまでは問題無さそうだけれども,10MB前後を超えると急激に書き込み速度が落ち,だいたい1MBあたり数秒くらい掛かるようになりました。
で,freebsd&netatalk&zfs&ea=sys/autoで何が起こっていたかというと,数100MBくらいのpdfをPreviewで編集して保存しようとすると,保存に失敗します。netatalkのログを見るとEAの処理でエラー吐いてました。
これをea=adとすると,エラー出なくなりちゃんと保存できるようになります。
ファイルサイズの小さなpdfだと問題無く保存できるあたりから,推測でしか有りませんが,拡張属性への保存に時間が掛かりすぎてタイムアウトしてるんじゃないかな…と。
そんなわけで,freebsdのzfsで拡張属性扱えないとばかり思い込んでいましたが,実際には扱えるけれども「不完全」というのが現状のようでした。
12/9追伸→

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IRC祭り行ってきました

会場

通称「IRC祭り」行ってきました。詳細はこちらの公式
もともと、去年に井上ゴム工業創業90周年イベントとして開催したものを「今年もやります」って事で開催。
去年は100名の参加枠が募集開始ものの数分で埋まる大人気でエントリーすら出来なかったのですが、今年こそはと参加枠争奪戦を乗り越えて参加してきました。
国内のエンデューロ系イベントって、だいたい有志が集まって企業から協賛を貰いつつなんとかやりくりしているのが多い印象。あとはヤマハ発動機と本田技研工業が、初心者向けに自社製品ユーザー向けでちょっとやってるくらい。
開会式の挨拶で壇上に現れたIRCの中のヒト、広報か営業かと思ったら「井上ゴム工業株式会社,代表取締役」と紹介されて驚いた。その言葉からは、イベントでのユーザーとの距離感を本当に大事にしたいというのが感じられて好印象。
(もちろん,イベントの実働としてはいつもの有志の方々のお陰様ですが。)
ガレ中級コース
※IRC公式より

泥ガレ中級コース
※IRC公式より

当日、IRCのタイヤにとってはベストコンディション?の雨降りしきる中での「泥だらけのガレ場(こぶし大〜人の頭くらいの石がザクザク)」だったんですが、タイヤのグリップにスポークが負けて千切れるというハプニングまでありました。
閉会式の挨拶で壇上に上がった事業本部長はその件に触れながら、過去にスクーターレース専用のタイヤを開発したときに、タイヤのグリップにスクーターのフレームが負けて撚れてしまった事を懐かしそうに話していました。スクーター専用レースとか、昔からニッチなニーズにも全力で対応してきたんだなぁ…と。
日本ではモータースポーツ全般的に徐々に衰退しつつある中で、エンデューロはわりと元気らしい。一方でエンデューロ向けのタイヤはというと、国内メーカーではIRCとShinkoがツートップだと思う。あとはDunlopが数年前に1種類リリースしただけでBridgestoneに至ってはもう十数年も前の古いタイヤを売り続けてる。車体含めて国内メーカーの視線はあくまで「モトクロス」なわけで。
会場には10数人くらいのIRCパーカーを着たIRCのヒトが居ましたが、その中に開発部の新人が居て、その彼はトークセッションで「要望などあれば是非彼に」って紹介されたもんだから、その後も参加者に度々捕まっては無理難題ふっかけられていました。w
なんかメーカーとユーザーの良い形を見たなぁ…という感じでした。これからもIRCタイヤを買っていきたい…とういか、既に国産タイヤのエンデューロ向けはIRCとShinkoの2択しかない訳ですが。

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