IRC祭り行ってきました

会場

通称「IRC祭り」行ってきました。詳細はこちらの公式
もともと、去年に井上ゴム工業創業90周年イベントとして開催したものを「今年もやります」って事で開催。
去年は100名の参加枠が募集開始ものの数分で埋まる大人気でエントリーすら出来なかったのですが、今年こそはと参加枠争奪戦を乗り越えて参加してきました。
国内のエンデューロ系イベントって、だいたい有志が集まって企業から協賛を貰いつつなんとかやりくりしているのが多い印象。あとはヤマハ発動機と本田技研工業が、初心者向けに自社製品ユーザー向けでちょっとやってるくらい。
開会式の挨拶で壇上に現れたIRCの中のヒト、広報か営業かと思ったら「井上ゴム工業株式会社,代表取締役」と紹介されて驚いた。その言葉からは、イベントでのユーザーとの距離感を本当に大事にしたいというのが感じられて好印象。
(もちろん,イベントの実働としてはいつもの有志の方々のお陰様ですが。)
ガレ中級コース
※IRC公式より

泥ガレ中級コース
※IRC公式より

当日、IRCのタイヤにとってはベストコンディション?の雨降りしきる中での「泥だらけのガレ場(こぶし大〜人の頭くらいの石がザクザク)」だったんですが、タイヤのグリップにスポークが負けて千切れるというハプニングまでありました。
閉会式の挨拶で壇上に上がった事業本部長はその件に触れながら、過去にスクーターレース専用のタイヤを開発したときに、タイヤのグリップにスクーターのフレームが負けて撚れてしまった事を懐かしそうに話していました。スクーター専用レースとか、昔からニッチなニーズにも全力で対応してきたんだなぁ…と。
日本ではモータースポーツ全般的に徐々に衰退しつつある中で、エンデューロはわりと元気らしい。一方でエンデューロ向けのタイヤはというと、国内メーカーではIRCとShinkoがツートップだと思う。あとはDunlopが数年前に1種類リリースしただけでBridgestoneに至ってはもう十数年も前の古いタイヤを売り続けてる。車体含めて国内メーカーの視線はあくまで「モトクロス」なわけで。
会場には10数人くらいのIRCパーカーを着たIRCのヒトが居ましたが、その中に開発部の新人が居て、その彼はトークセッションで「要望などあれば是非彼に」って紹介されたもんだから、その後も参加者に度々捕まっては無理難題ふっかけられていました。w
なんかメーカーとユーザーの良い形を見たなぁ…という感じでした。これからもIRCタイヤを買っていきたい…とういか、既に国産タイヤのエンデューロ向けはIRCとShinkoの2択しかない訳ですが。

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