[rr4t125lc][travel] 北の大地散策

画像の説明
ま,このバイクで長期ツーリング行こうなんて輩はそうそう居ないと思いますが,とりあえず行けました。(ボアアップ&リア53T化として)
とりあえず尻が痛いのとギャップで跳ねるというのを我慢できれば(爆)。尻が痛いのは,KLX125の旧式シートに比べれば遙かにましで,スタンディングがしやすいので立ち乗りで回復しつつ,どうにもならんってことはなかったです。ギャップでで跳ねるのは,そもそも車重が軽いのと相まってフロントサスのプアさが顕著にでちゃってる感。エンジンの振動が多いのは単気筒の規定事項として,100km/h巡航可能なのはウチ的には十分及第点。
積載は,前にはTrek Fieldのトラ車用バッグにて2.5kg(工具+携行缶0.7L),後ろに防水バッグで10kg。ロープはタンデムステップ跡のボルトと,サブフレーム後端のボルトに吊りフックを共締めで取りつけて掛けてます。前は気にならないけれど,後ろは操作感にかなり影響あり。左右振り分けタイプのバッグが欲しいところ。同じ重量でも,KLX125より操作感に対する積載物の影響が大きい感じでした。

画像の説明
浦幌の乳神神社にバイクのお守りを貰いに行ったり,

画像の説明
AUTOな感じのラーメン屋の前を通ってみたり,

画像の説明
十勝牧場の公開でやってたパネル展示眺めてみたり,

画像の説明
三股山荘でまったりと飯食ってたら,いつのまにかオフ車が隣にならんでいたり,

画像の説明
美瑛牧場でお馬さんと戯れてみたり,

画像の説明
ウニ丼2杯分の青紙をGetしたり…,

そんな感じでまったりと過ごしすぎて,帰ってからいつもの生活感がなかなか戻らなかったりしています。(ぉ

カテゴリー: 未分類 | タグ: , | コメントする

[rr4t125lc] 吸気抵抗

MJ#128/SJ#38&湿式エアクリだとレスポンスが過敏すぎて疲れるんで,ちょっとエアクリ絞ってみることに。

エアクリーナーエレメント

左端がノーマル,真ん中が湿式エレメント(4st350cc〜480cc用),右端が今回絞ってみたやつ。

182ccボアアップ状態として

  1. キャブノーマル・エアクリノーマル:ちゃんと走る。超優しい感じ。ちゃんと加速するけど,アクセルレスポンスがすごいゆっくり。
  2. キャブノーマル・湿式そもまま装着(真ん中):低回転から高回転までトルク感全く無し。ただ回ってるだけ。低速のUターンとかでアクセル開けても全然付いてこなくて凄く怖い。
  3. キャブMJ#128/SJ#38・エアクリノーマル:ちゃんと走るしトルクも出てるんだけど,加速が1より鈍い。
  4. キャブMJ#128/SJ#38・湿式そのまま装着(真ん中):アクセルに超敏感にフケ上がる反応する。レーサーっぽい。たかが知れてるパワーなんだけど,アクセル開け始めの反応が良すぎ&元々車体が軽いので,すべての状態からアクセル開けるとドンツキが出るような感じで,ちょっと開けるだけでガクンと加速Gが掛かりすんごい疲れる。

    2018.5.13追記:なんとなく上まで綺麗に回る気がしたけど、ヒルクライムの助走がφ70mmに絞った場合と比較してダメダメ。ヒル登ってる途中〜登り切ったあたりでトルク立ち上がる感じで使いにくい。

そして今回新たに絞ってみたのが右端。ノーマルの開口面積がΦ25mmの穴x4(19.6cm^2)なんで,とりあえず1.5倍の29.5cm^2を狙いつつ,エアクリの骨の部分の面積を考慮してΦ70mmの開口に。(紙フィルタ/スポンジの違いとか,耐吹き返し用の金網の抵抗とか細かいことは置いとく。)

結果として,レスポンスは4番以下1番以上でツーリングバイクとしてはなかなか良い感じ。ピークパワーは落ちたかも?だけど,エンジンの振動もやや減っている気がする。意外だったのが4番で悪化した燃費が1番相当に燃費改善したっぽい(31km/L→35km/L)。実用域ながら薄めだったのが,ちょっと濃い目側にもどってきた感じなのか。

少なくとも負圧キャブだと,アクセルレスポンスの善し悪しは,燃調の濃い薄いよりも吸気抵抗への依存性が高いっぽい。燃費良くなった理由がちょっと分からないんで要調査だけど,色々興味深い。インジェクションならとにかく吸気抵抗減らしておいて,あとは燃料の噴射量で何とかするんだけどなぁ。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする

[rr4t125lc] カムチェーンテンショナー

カムチェーンテンショナー
近頃,ヘッド付近から「チャリチャリ」って異音が。前から鳴ってたのかも知れないし何とも言えないけど,タペット音とは異なる感じで何か気になる。アイドルの時は鳴ったり鳴らなかったり,アイドル→アクセル微開あたりで鳴りだして,更にアクセルを開けると鳴り止むという。
カムチェーンの音ですかね?
ボアアップの時に,テンショナーのロック解除し忘れたか,テンショナーの動きが引っかかってるのかと思い,テンショナーを開けてみることに。

カムチェーンテンショナー
キャップを開けて,テンショナーのネジを回そうとしたら,出てきたのはびよよ〜んと細く長いバネだけ。
「・・・・」
「見なかったことにしよう…」
そっ閉じ。

因みに,同型エンジンを積むYamaha YZF-R125/WR125R/XやHusqvarna TE125には,外から回せる戻り防止ネジ機構のオートテンショナーが付いてました。パーツリストで見る限り,ノッチ式のテンショナーみたいだけど何でわざわざ変えるかなぁ>Beta。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする

グリスに拘ってみる

グリス
エンジンオイルはみんな拘るのに,なんでグリスは拘らないかなーみたいな。同じ潤滑剤なのにね。
左は割と有名所,ねちょねちょしててその名の通り防水性能は高そうなんだけど,KLX125のリンクの樹脂ブッシュ部に使った時は1000kmと持たず干上がってしまい焼き付いてました。一方,右のヤツに変えてみたところ1000kmでも問題無しで明らかな差がありって感じで。
じゃぁ,Maxima waterproof greaseってゴミなの?と思ったんだけど,MSDSが提供されていたのでそれを元に組成を調べてみた。

Maxima waterproof grease組成

てなわけで,これがその組成,和名はウチが勝手に調べたものだから間違ってるかも。右のグリーンエースのウレアグリースは,MSDSを入手しようにも,そもそもグリーンエース社の連絡先が分からない始末。MSDSって一応,化審法でメーカーとして提供が義務づけされていたような…。
基油となるのは「水素処理 重質ナフテン系蒸留」。潤滑用の基油としてナフテン系ってわりとマイナーかつ,現在では一般的なパラフィン系よりも希少で色々とメリットがあるらしい。わりと素性悪くなさそう。(余談:鉱物油のパラフィン系とかナフテン系とかについて,面白い内容がWikipediaに上がってました。)
「12-ヒドロキシステアリン酸」は身近な所では,天ぷら油の凝固剤とか。油分をさらにぬるぬるさせている?「セバシン酸」も似たような感じで「12-ヒドロキシステアリン酸」と同じくひまし油由来なんで,残留物かも知れない。「ジアルキルジチオカルバミン酸アンチモン」はぐぐると潤滑剤に関する特許がいくつかHit。なんか特許絡みでややこしいみたいでConfidentialになってるのかな?
気になるのが「水素処理 軽質ナフテン系蒸留」と「ポリブテン」。前者は溶剤として使用されるもので,所謂パーツクリーナーとかの成分に近い。混合のため?それとも残留物質か?後者は所謂エンジニアリングプラスチック,つまり樹脂。ポリプロピレンとかポリエチレンのさらに上を行く感じのプラスチック。テフロンとかと同じで,固体潤滑剤っぽい。違いました。固化も可能だけど液状態も取れるポリマーらしく(シリコーンみたい)潤滑用途で良く使われるとか,数%の添加がどのような効果なのかちょっとよくわかんないです。リチウムグリスと言いつつ,いろいろ凝ってるみたい。
つまりは「金属対金属」の潤滑にはめっぽう強いけど「樹脂対樹脂」とか「樹脂対金属」の潤滑については能力が落ちるどころか,樹脂を犯す可能性すらある臭い?
数年前に買ったMaxima waterproof greaseだけど,まだ2/3ぐらい残ってる。使いどころが更に減って残念な感じ…。

カテゴリー: 未分類 | コメントする