[rr4t125lc] 吸気抵抗

MJ#128/SJ#38&湿式エアクリだとレスポンスが過敏すぎて疲れるんで,ちょっとエアクリ絞ってみることに。

エアクリーナーエレメント

左端がノーマル,真ん中が湿式エレメント(4st350cc〜480cc用),右端が今回絞ってみたやつ。

182ccボアアップ状態として

  1. キャブノーマル・エアクリノーマル:ちゃんと走る。超優しい感じ。ちゃんと加速するけど,アクセルレスポンスがすごいゆっくり。
  2. キャブノーマル・湿式そもまま装着(真ん中):低回転から高回転までトルク感全く無し。ただ回ってるだけ。低速のUターンとかでアクセル開けても全然付いてこなくて凄く怖い。
  3. キャブMJ#128/SJ#38・エアクリノーマル:ちゃんと走るしトルクも出てるんだけど,加速が1より鈍い。
  4. キャブMJ#128/SJ#38・湿式そのまま装着(真ん中):アクセルに超敏感にフケ上がる反応する。レーサーっぽい。たかが知れてるパワーなんだけど,アクセル開け始めの反応が良すぎ&元々車体が軽いので,すべての状態からアクセル開けるとドンツキが出るような感じで,ちょっと開けるだけでガクンと加速Gが掛かりすんごい疲れる。

    2018.5.13追記:なんとなく上まで綺麗に回る気がしたけど、ヒルクライムの助走がφ70mmに絞った場合と比較してダメダメ。ヒル登ってる途中〜登り切ったあたりでトルク立ち上がる感じで使いにくい。

そして今回新たに絞ってみたのが右端。ノーマルの開口面積がΦ25mmの穴x4(19.6cm^2)なんで,とりあえず1.5倍の29.5cm^2を狙いつつ,エアクリの骨の部分の面積を考慮してΦ70mmの開口に。(紙フィルタ/スポンジの違いとか,耐吹き返し用の金網の抵抗とか細かいことは置いとく。)

結果として,レスポンスは4番以下1番以上でツーリングバイクとしてはなかなか良い感じ。ピークパワーは落ちたかも?だけど,エンジンの振動もやや減っている気がする。意外だったのが4番で悪化した燃費が1番相当に燃費改善したっぽい(31km/L→35km/L)。実用域ながら薄めだったのが,ちょっと濃い目側にもどってきた感じなのか。

少なくとも負圧キャブだと,アクセルレスポンスの善し悪しは,燃調の濃い薄いよりも吸気抵抗への依存性が高いっぽい。燃費良くなった理由がちょっと分からないんで要調査だけど,色々興味深い。インジェクションならとにかく吸気抵抗減らしておいて,あとは燃料の噴射量で何とかするんだけどなぁ。

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