インバーター新調

インバーター壊れました

Sur-ronの12A充電器(900W)で使ってたんですが、何回かアラーム鳴って停止>再始動を繰り返しているウチに全く出力出なくなりました。

え〜。

故障状況について

メーカーに問い合わせ

ちゃんと日本に代理店があって、1年間保証付きと言うことで買ったものの1000Wのインバーターなのに「1000Wでの利用は保証対象外です」とか言い出す。商品ページみたら、いつの間にか「800W以下での利用を推奨します」とか言い訳が追加。

有償修理もできず、だめだめ。保証の意味がない。

同型のインバーターは今ディスカウントセール中で、近日中に新型に置き換わるとか。同様の故障頻発してたっぽい?

分解してみる

中開けたら出力のIGBTが熱でやられたっぽい、モールドが溶けて固まったみたいな変色してます。IGBT交換したら復活するかな?

欧米/日本メーカーの同等品だと、1つ¥1,000(4つ必要)もするし、中華系半導体メーカーの全く同じ部品は¥200くらいだけどアリエクでしか手に入らなさそう。でも修理してもまた壊れるんじゃ面倒です。

そんなわけでインバーター新調

COTEK SP1000-112

割とちゃんとしたメーカーのインバーターに替えました。国内の車用品メーカー製だと、価格的にちょっと手が出ないので、台湾メーカー製。

通常販売価格だと厳しいのですが、たまたま密林で在庫1台だけで安く出てました。ウチが1台買ったら在庫無し・・・ではなく、元の値段に戻って在庫も復活。何なん?

国内での販売価格はえらい高いんですが、海外では$360くらいでそんなにむちゃくちゃ高い訳でもない。国内の販売業者は、1台単位で海外の小売り店から仕入れでもしてるんですか?って言うくらいの価格差。しかもメーカー2年保証のところを、販売業者としては1年保証。う〜ん。

ちなみに、全く同じ形状で同じ型番ながら、色違いで電菱からも出ています。電菱というと電源メーカーの有名処みたいですが、自社設計じゃなくて、たぶんCOTEKのOEMでしょう。

少なくとも国内の電源メーカーが「自社製品」として販売できるくらいには、信頼できそうです。

出力特性

まぁ高いだけあってしっかり。無負荷100V、1000W時99V。負荷増と共にどんどん電圧が下がる、なんちゃって100Vの前のインバーターとは違います。

元々100/110/115/120Vと、5V/10V刻みで出力電圧の設定ができるので、正確に電圧のコントロールやってるようです。

まぁこのくらいは、当たりの中華インバーターでもありそうで、前のがちょっとね…。

過負荷保護

1000Wを少しでも超えると容赦なく遮断されます。仕様では115%/1sec。勿論、突入電流とかには耐えるのですが、超える状態が1秒でもつづくとシャットダウン。

前のインバーターで動いていたのに動かなくなったものもありますが、まぁ、過負荷でインバーターを壊す心配はなさそうです。

ご開帳

左が前のインバーターで、右がCOTEK製。ヒートシンクの大きさがぜんぜん違うんですよ。そりゃ熱でやられるわ…ってもんですわ。

筐体サイズはCOTEK製のほうが前のよりちょっとだけ大きいけど、これでも1000Wクラスのインバターの中では小さい方。

ただただ小さいのを選ぶのも、放熱面からは考え物なんですね。かといって大きいからと言ってしっかり放熱対策されてるとも限らないんでしょうが…。

前の
COTEK製

前のはオーソドックスにヒートシンクにネジ止めしただけでしたが、COTEKのはさらに上から小さなヒートシンクで押さえつける念の入り様。

しかもヒートシンクにちゃんと温度検出用のサーミスタ(ヒートシンク左端の白い部品)が取り付けられていて、温度上昇時の保護も万全。

前の

前のはというと、出力段のIGBT/ヒートシンクから遠く離れたコイルのところに、サーミスタが居ました。

いやいや、それ殆ど発熱しないから。しかもエアフロー的には、発熱の大きい出力IGBTの風上になるんで、IGBTの発熱を全く検出できないというね…。

ファンが故障して止まったとかの重大な異常(しかも故障やむなし)は検出できるんでしょうけど、故障する前に周囲温度や過負荷による過熱保護はできないタイプ…。

ルビコンとか日ケミとか、日本製コンデンサがずらりと。

近年、中々お目にかかれない光景。まぁこのあたりが信頼性の高さですかね。

COTEK製

制御基板を見ると、わざわざレジンでコートされてます。

湿気や腐食性ガスなどを遮断できるので、基板の寿命が伸びるんですよね。コスト掛かるものの。

COTEK製

結局のところインバータの定格とは?

1000W使いたいなら1500Wくらいのインバーターを用意するのが定番みたいです。

そもそもインバーターの出力表示が「定格(連続運転可能な最大値)」なのか「最大(数秒〜数分のみ)」なのか「瞬間最大(1秒以下)」なのか、バラバラなのが紛らわしい…。

前のインバーターは、どうも「最大1000W」で、連続運転可能な定格は800Wくらいってことみたいで。ちなみにCotekの1000Wは、40˚C以下の環境であれば以下をSpecとして謳っています。

  • 定格:~1000W(VA)まで連続運転可
  • 最大:1000~1150W(VA)までは1分間持続可
  • 瞬間:1150~1750W(VA)までは1秒間持続可

中華Direct販売なインバーターも調べてみましたが「1000W、その実は通常500W瞬間1000W」とか、「定格1000W瞬間2000Wなのに、600Wで過負荷で遮断される!」とか、なかなかデンジャラス。

まぁそもそも「小型」というスペースの関係で、1000W以上で探すと該当するインバーターが中華directでは見当たらず、結局COTEKかそれよりもさらに高い国内車載用品メーカー製しか無かったわけで。

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C++

『The Annotated C++ Reference Manual (ARM)』(1990年)を今のC++のベースと見ると、もう30年経つそうで。

ウチがC++を始めたのは、1996年頃だったかな。そのとき、理解するのにかなり手こずった覚えがあります。

C++になって新たに追加された機能としては、

  • クラスと多重継承
  • テンプレート
  • 演算子のオーバーロード
  • 例外処理
  • 実行中の型情報

などが有りました。

その後、様々なプログラム言語が登場したけれど、どれも大体は「あぁC++で言うxxね」という感じで理解できました。

個々の要素はC++よりも前から合ったのかも知れませんが、ある程度のメジャーな言語としてのC++の登場は偉大だったんだなぁ…と、ふと思ったり。

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GitbucketをFreeBSDのTomcatで動かそうとしてでハマる(その2)

サーバー新規設定する機会があって、移行時でまた嵌まりました。

Gitbucketのバージョンは合わせよう

巷には3.x系から4.x系のアップデートの記事はよく見かけるのですが、既に4.x以降だったので僅かなリビジョンの差はたいしたことないだろう…そう思ってたんですよ。

ところが4.xの小数点以下でもデータベースに非互換があって、旧環境から持ってきた古いVerDBだと新しいVerのgitbucketで動かない…。えー。

とりあえず古いVer持ってきて解決。

ちゃんとした対応策は、ちまちまと1つづVerを上げて起動を繰り返すと、ひつとつまえのVerのDBに限っては変換されるらしい…。

TomcatのConnectorにsecretRequired=”false”を

Apache経由のAJP接続でTomcat9呼び出してるのですが、Tomcat9のどっかのVerから突然、AJP接続が繋がらなく…。

なんでや…って思ったら、なんかセキュリティ対策が厳しくなってsecretRequiredのpropertyにfalse設定しないと繋がらんらしい。ええぇぇ。

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アニメ・マンガと歌舞伎

アニメ・マンガって一種の歌舞伎なんだと思うんですわ。

常軌を逸した誇張表現を、演者と観客で共有しながら楽しむ感じ。

なので、「アニメ・マンガ実写化」ってのは、隈取も付けない日常でいきなり見得を切るようなもの。滑稽でしか無い。

なんて事を「鬼滅実写化するならこの俳優」みたいな記事見出しを見て思う。

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