紅殻のパンドラ06

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六道神士風味でおちゃらけてるけど,話の芯はちゃんんと士郎正宗。ネネが電子ネットワーク世界を自らの知覚として認識する過程で,全身義体を訓練するエピソードが出てきて「元のからだの動かしかたは忘れて下さい。もとからはない部分を動かすと思って」とか,そっから,ネットワーク世界を「感覚」として感じる表現のところが絵的には陳腐だけれども,話の流れとして個人的には鳥肌物でした。
士郎正宗ってアップルシードの時から「テクノロジーによって,ヒトの能力は何処まで拡張できるか?」というテーマに基づく描写が多かったです。
個人的にも「今まで理解していなかった感覚」というのが感じられるようになるのが,とても興味がそそられ,かつ気持ちいい。それは運動能力的な物に限らず,分析的能力にしても同じ。
例えば,有る分野に対する知識が乏しい状態では,その分野の一つ一つの結果に対してなかなか理解がすすまない。けれど,かたっぱしから調べまくって「点」の知識をいっぱいたぐり寄せていくウチに,ある地点を越えるとそれらの「点」の知識が,バババッて繋がって全ての関係が総体として理解できる瞬間がやってくる。それがとても気持ちいい訳で。
物理的な何かの操作にしても同じ。バイクの運転も然りで,特にオフロード走行で最初はデコボコを越える度に体が振り回されて「こう走りたい」と実際の走りが乖離しすぎてどうにもならなかったのが,やがて自然と体が動くようになって「ここはこうしよう」「あそこはこう振る舞おう」というのが,意識と実際の体の動きが一致してくるのがとても気持ち良い。
主人公のネネが電子ネットワーク世界を理解する過程と「新しい感覚を理解する」というのが,まさにそれらに相似していた訳で。
萌やらなんやらで脚色されつつも,士郎正宗の探求する「何か」は,変わらず息づいていることを再確認出来ました。

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イタリア

欧州各国民の各国への印象にみる「ステレオタイプ」(2chcopipe.com)
イタリアちょっと見直したw
そしてギリシャ,もうどうしようも無い感じ。

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[rr4t125lc] キャブセッティングその後

エアクリーナー比較
左が湿式タイプ,右が標準装備の乾式タイプ…の裏側。湿式タイプはバックファイヤー対策のステンメッシュが入っているものの,明らかに空気が通る開口面積が違います。
結果として湿式+MJ#128/SJ#38の設定で低回転もちゃんと付いてきてました。下から上まで全域で反応が良くなり,アクセル開度に合わせてモーターのように回転数がフケ上がるもんだから,トルク感が無くなったと錯覚。林道の登りで,ラフにアクセルを開けると今度はツキが良すぎて後輪がスリップする迄になってました。
「いかにパワーを絞り出すか」という方向では,正解のセッティング。開けたらすぐに反応してくれるし,コース走ったらそれなりに走れそう。でもね,なんか疲れるんですわ。そういうバイクとしては別にTE250あるし。「アクセル開度にダイレクトに反応するエンジン特性こそ正義,まったり走りたければまったり走れるように操作で対応すれば良い」って思っていたんですけどね。トシかなぁ。
ノーマルはすごくまったり。その優しさは,何も負圧キャブだけでは無くて,吸気の開口を絞っていたことも良い方向に影響していた模様。ラフにあけてもぬるぬる加速トルク感はぐいぐい,でもそれ以上の加速は幾らアクセル開けたって知らぬ存ぜぬ…って感じ。
極低回転の高負荷状態(高ギアで登り中とか)から少しだけアクセル開けると,ノーマルだと「パタパタパタッ」っていうのんきな排気音と共に,じわじわしか回転数は上がらないけどしっかりトルクで頑張る感じ。キャブ&エアクリ変更後は,エンジンから「ガッガッガッ」って大きな音がして「回転数上げたいのに上がらんやんけ!はよもっとアクセル開けんかいッ!」って感じに。
ノーマルって,規制対応しただけって思ってたけど「誰でも気軽に乗れる」そんな方向性で,それなりに煮詰めてあったような気がする。SJ#35に戻し,全開域で焼き付きが怖いからMJ#125くらいにして乾式に戻すか,湿式でフタ追加するか思案中。 とは言え,障害物乗り越える時に,瞬間的なアクセル操作で一瞬だけ開けたりする操作は,レスポンスがクイックの方がやりやすいので悩みどころ。

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[rr4t125lc] カラー付きボルトとイタリア人

Fフォークカバー
倒立フォークなんで,下の方のFフォークカバーの裏側とか結構泥が付いたりする。なんで,清掃の為にFフォークカバーを外そう…としたら,ホイールに干渉してボルトが抜けないでやんの。整備性悪い。otz
写真のフォークカバーもそうだけど,サイドカウルとかの樹脂部品の固定部って,しつこいぐらい金属製のカラーが入ってる。国産のバイクだと,樹脂をそのままボルトで共締めなんて構造が結構あって,うっかり閉めすぎると樹脂がバリバリ…ってなる。
最初は「意外と丁寧だなー」って感心してたけど,そうしている理由が分かった気がする。
あいつら「トルク管理」なんて全然分かってなくて,なんでもかんでも馬鹿トルクで締め込むから「樹脂が割れないように締め付け」なんて繊細な事出来ないから,カラー入れてるんではないかと。ちなみに写真のボルト,2面幅8mmなんだけどスパナじゃ舐めそうになって,フレアナットレンチでようやく緩むくらいにガチガチに締め込まれてました…。
最近読んでるコミック「アルテ」の舞台がイタリアで,作者がイタリアを取材旅行したときのネタがあとがきに載っていたんですが,イタリア人がいかにいいかげんおおらかであるかって書いてました。

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