[rr4t125lc] キャブセッティングその後

エアクリーナー比較
左が湿式タイプ,右が標準装備の乾式タイプ…の裏側。湿式タイプはバックファイヤー対策のステンメッシュが入っているものの,明らかに空気が通る開口面積が違います。
結果として湿式+MJ#128/SJ#38の設定で低回転もちゃんと付いてきてました。下から上まで全域で反応が良くなり,アクセル開度に合わせてモーターのように回転数がフケ上がるもんだから,トルク感が無くなったと錯覚。林道の登りで,ラフにアクセルを開けると今度はツキが良すぎて後輪がスリップする迄になってました。
「いかにパワーを絞り出すか」という方向では,正解のセッティング。開けたらすぐに反応してくれるし,コース走ったらそれなりに走れそう。でもね,なんか疲れるんですわ。そういうバイクとしては別にTE250あるし。「アクセル開度にダイレクトに反応するエンジン特性こそ正義,まったり走りたければまったり走れるように操作で対応すれば良い」って思っていたんですけどね。トシかなぁ。
ノーマルはすごくまったり。その優しさは,何も負圧キャブだけでは無くて,吸気の開口を絞っていたことも良い方向に影響していた模様。ラフにあけてもぬるぬる加速トルク感はぐいぐい,でもそれ以上の加速は幾らアクセル開けたって知らぬ存ぜぬ…って感じ。
極低回転の高負荷状態(高ギアで登り中とか)から少しだけアクセル開けると,ノーマルだと「パタパタパタッ」っていうのんきな排気音と共に,じわじわしか回転数は上がらないけどしっかりトルクで頑張る感じ。キャブ&エアクリ変更後は,エンジンから「ガッガッガッ」って大きな音がして「回転数上げたいのに上がらんやんけ!はよもっとアクセル開けんかいッ!」って感じに。
ノーマルって,規制対応しただけって思ってたけど「誰でも気軽に乗れる」そんな方向性で,それなりに煮詰めてあったような気がする。SJ#35に戻し,全開域で焼き付きが怖いからMJ#125くらいにして乾式に戻すか,湿式でフタ追加するか思案中。 とは言え,障害物乗り越える時に,瞬間的なアクセル操作で一瞬だけ開けたりする操作は,レスポンスがクイックの方がやりやすいので悩みどころ。

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