例の輸出規制の件

ちょっとでも輸出手続き聞きかじった知識からすると、ネットメディアは間違いだらけだし、大手新聞社も変な報道してるし、なんだこれ?って思ってたら丁度良い解説記事があった。

誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」(日経ビジネス)

そんなわけで、半導体関連3品目の規制は、実効性が無く制裁でも何でもなくて、ちょっとした嫌がらせ(意思表示)で日韓共に実害無しなんだと思う。

追伸:こっちも安全保障関連でした。意外と早く情報でてきました。

一方で、ホワイト国除外も、これだけだと手続き増えるだけでどうって事ないけど、これはまた日韓とは別の意味を持つと思う。

こっちの規制対象は3品目どころか「大量破壊兵器に関連するもの」だし。

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シリコーングリース3種

揃えた(ぉ。

上から、信越化学工業/住鉱潤滑剤/呉工業。

信越のがウチが求めてた「シリコーンのグリース」っぽい。

紙の上で指で擦りつけた感じでは、信越>住鉱>呉の順で信越のが一番滑りが良かった。他の物質同士の摩擦組み合わせは知らん。

こうして紙の上に出してみると、呉のは凄い勢いでシリコーンの汁が染み込んでいく。

実は増ちょう剤無しに、PTFE(テフロン®)の粉末を液状のシリコーンオイルで練っただけなんじゃないかという疑惑。

因みに、

  • ×シリコン→○シリコーン
  • △グリス→○グリース

だから。

グリス/グリースは間違えようが無いけど、シリコン(Si単体)とシリコーン(シロキサン結合を持つ化合物)は別の物質。

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シリコーングリース

グリース道は奥が深い…。

手持ちの各種グリースの中で、尤も使用頻度の少ないのがシリコーングリース。

クレのスプレータイプ(2缶目)持ってるけど、数回使っただけでノズルが詰まってノズル使い物にならず。

ノズル無しでスプレー缶の先を押しつけて使うのもいいかげん面倒になってきたんで、チューブタイプを購入したのが写真上の住鉱製。

で、パッケージの成分見て驚いた。増ちょう剤にリチウム石けん基使ってやんの。

と、言うのも、普通のグリースって「潤滑油+増ちょう剤(≒ねばねば剤)」なんだけど、シリコーンの場合は「ねばっこいシリコーンのみ」だと思ってた。

シリコーンというのは分子量の大小で、さらさらのオイル状からコーキング材にあるようなドロッとしたペースト状まで、その粘度を自由に変えられるんですわ。

因みに「ドロッとしたペースト状」に架橋という処理で分子同士を動きにくくして形を固定したのが、みんな大好き?シリコーンゴム。

そんなわけで、シリコーンのグリースに増ちょう剤は不要と思ってたんだけれども、こう言う組み合わせもあるんだー…感。いや、普通のシリコーングリースはこっちのほうが多いらしい。

ただ、シリコーングリースに期待される性能としては…、

  • ゴム・プラスチックを侵さない
  • 耐熱性が高い(260˚C以上)

…なんだけど、リチウム石けん基の耐熱性って130˚Cくらいで足りてないやん、と。

天下の住鉱様だから、実はリチウムコンプレックス(耐熱200˚C以上)だったりするんですかね?知らんけど。

因みにこの住鉱製のシリコーングリース、鉄系金属の極圧潤滑剤のトリクレジルホスフェート(リン酸トリエステルの一種)が添加されてるんで、シリコーンの潤滑の苦手な金属潤滑もそこそこいけそう。

ただ、有機リンの一種なんで「危険:生殖能または胎児への悪影響の恐れ」って怖い一文が。

シリコーンの期待される性能のもう一つに「生体に無害=食品関係に利用可能」ってのがあるけど、このグリース、食品関係に使ったら絶対アカン奴や。

プラ部品の緩〜い負荷の潤滑とか、防水箇所の用途で考えてたけど、これガチでブレーキグリース専用品やん…。

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洗車機修理

RYOBI PLW-150

洗車機っていってもDC12V/60W/0.6MPaで「びちびちびち」って位の勢いで水が出るだけですが。

RYOBIって書いてるけど、多分中国メーカーの買ってきてRYOBIの名前付けてるだけ。だって色違いが色んなメーカーから出てるし。

で、水を張ったまま車に積んでると、最近は床が濡れてる…。漏れてる模様。

ひっくり返してバラしたところ、水の取り出し口のプラナットが緩んでいる?と思いめい一杯締め込んでみた。

結果、更にダダ漏れ。\(^O^)/

元々タンク側の穴のクリアランスが大きいので、あんまり締めすぎるとパッキンが変形しすぎて水密保てなくなるっぽい。

締めすぎず、かつ、水密が保てるように適度に締め付け…って、無茶いうなや…。

しかもこれ、ナットの廻り止め的なワッシャも無いので、十中八九緩むやん…。

パッキンをラバープロテクタントでもみもみして、ナットの滑り止めに、とりあえず水道用の白いテープをねじ部に巻き付け「ほどほど」の締め具合で漏れないのを確認してマジックで印つけとく。

また漏れてきたら、印の所まで増し締めかな。

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