ドラム式洗濯機とオフロード用品

縦型からドラム式に変えて、かれこれ3ヶ月経ちました。日々の洗濯におけるメリットはもういろんなサイトで語り尽くされているかと思うので割愛。

ドラム式洗濯機がオフロード用品の洗濯に良かった

オフロード装備のジャージ・パンツに限らず、ヘルメット内装・ゴーグル・グローブ類も汗びっしょりになるんで、走行毎に洗濯してます。

まぁヘルメット内装やゴーグルは、洗わずに異臭を漂わせてる人もいなくな無いですが…。

今までの縦型洗濯機で、ジャージやパンツなどの「普通の衣類サイズ」はまぁまぁ洗えました。でも、ヘルメットの内装スポンジ、手豆の防止パッド、グローブ、ゴーグルとかの小物類が縦型ではさっぱりだったんです。

  • 小さなモノだと洗濯機の水の中を漂うだけで、もみ洗いにもこすり洗いにもならず、ちっとも汚れが落ちない。
  • 殆ど化繊なので、なかなか水に沈まないし馴染まない。
  • ヘルメット内装やゴーグル等のスポンジ類に至っては、洗濯機の中でほぼ浮いてるだけ。

時々洗濯機の中をのぞいては、浮いてるそれらを手で沈めてみたりしてたんですが、それでも汚れが落ちきらず、そして悪臭が…。とりあえず悪臭は、漂白剤つけ置きで凌いでました。

それがドラム式だと、水に浮こうが沈もうがお構いなしに「たたき洗い+もみ洗い」なので、それらの汚れがとてもよく落ちます。

漂白剤つけ置きしなくても、臭うこともなくなりましたし、なにより洗濯後の洗剤の匂いも殆ど残らなくなりました。(縦型では、すすぎもまともに出来てなかった模様)

ちなみに、ヘルメット内装やゴーグルはちゃんとネットに入れてます。

乾燥については「化繊コース」というのがあって出来るようですが、ヘルメットの内装で軽く試してみたら、熱で樹脂製のライナーが変形したので止めた方が良いです。(ぉ

洗剤自動投入機能による2度洗いモード

あと、これはドラム式に限らないのですが泥汚れ向けの「2度洗いモード」ってあって、洗剤自動投入機能と組み合わせて、自動で2度洗いしてくれます。

これも今までは「洗濯のみモード」で一度止めて、排水してからまた「全自動モード」で洗濯し直したりしてたので、大変助かってます。

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車線変更と割り込み

よくある片側2車線で、交差点付近で右折レーン追加されて3車線になる交差点。よく通る道にこのパターンの交差点があって、追加で以下の条件あり。

  • 交差点手前に車屋や脇道があって、脇から合流する車が多く、左端車線の交差点手前での流れは悪い。
  • 交差点に地下鉄の出口があって、道を渡る歩行者が多く左折の流れが悪い。しかも歩車分離してない。
  • 交差点の先の角にドラッグストアがあり、交差点から3mギリギリにいつも路駐車(ハザード付けてるから一応停車)が居て、左車線を抜けてもまっすぐ進めない。

そんなわけで、直進で早く抜けるには左車線を進みつつ、左車線渋滞の末尾手前で無理矢理にでも右車線の渋滞に割り込むのが解。

直進のために真面目に右車線渋滞に延々と並んでいる車より、左車線から割り込んだ方が早いっていう現実、ずーっとモヤモヤはしてます。

でも違反でも危険運転でも何でも無いので「日本の交通の仕組みはそう言うもの」と割り切るしかないんですよねぇ…。

因みに、おとなしく右車線渋滞に並んでみたことがあるんですが、

  • 1回信号変わるたびに車1~2台分くらいしか進まないくらいの渋滞
    (左車線から合流すれば、普通に信号1回で抜けられる)
  • 渋滞のストップ&Goが酷くて足だるい
  • すり抜けのバイクは減速無しで、右も左も抜けていくんでめっちゃ怖い
  • 左から合流してくる車が多いので常に気を抜けない

ってな感じで、心の余裕も何もあったもんじゃ無く、何一つ良いこと無かったです。

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人面草子

とにかくインパクトが強烈、それに尽きます。

三次もののけミュージアムなる所に行ってきたんですが、その中で琴線に触れたのが表紙に描かれた人面草子。(湯本豪一コレクション妖怪絵草紙に収録)

この本「妖怪絵草紙」の内容としては「各種妖怪本の紹介+人面草紙」なんですが、人面草紙の内容が本の半分以上を占めています。

表紙の触れ込みは「江戸の妖怪マンガ」とありますが、人面草紙自体の内容は、妖怪物ではなく普通の日常を描いた絵日記的な物。実際にあった出来事だけでなく、当時見聞きした内容の想像が絵になってたりして、今風に言うと「漫画家のblog」みたいな感じでした。

人面草紙自体は、刊行されたものではなく手書きの肉筆本です。また、江戸時代後期の斎藤月岑によるものであろうと推測されているが、確定的な情報は無い模様。

このひょうきんなデフォルメには「人面」という名称が付いてます。本の題名だけでなく、本の中でも「人面」と触れられています。

本の中では、全ての人が人面として描かれているわけではなく、普通の人物描写も混じっていて、その書き分けの条件は不明。人面は人を表しているのか、それとも「人面」という人外・妖怪を表しているのかそれも良く分からない。

ただとにかく「人面」の圧が凄くて、見てるだけで楽しくなります。

片仮名混じりの文章

あたまでうけて あしでける トンスツトンスツトン〳〵

基本的に絵日記なんですが、絵の中に今で言う吹き出しに書かれるような短い文章が、あちらこちらに書込まれています。

江戸時代の大衆文化では常識なのでしょうが、ひらがなとカタカナの使い分け(擬音や強調に片仮名を使う)が、既に今とほぼ同じ形で使われているんですよね。ちょっと驚き。

元々、ひらがなとカタカナは書物の性格によって純然たる使い分けがあって、ひらがなとカタカナを混ぜるような使い方はありませんでした。

外来語をカタカナ表記としてひらがな文章に混ぜたのは、新井白石(1657~1725)と言われています。Webでちらっと調べた限り、そう言う説が見られる…という程度で確定的な情報はなかったのですが、少なくとも江戸時代中期には、今のようなひらがなカタカナ使い分けが、もう存在していたようです。

絵だけではなく、あちらこちらに書込まれた短文を読んでいても楽しいです。その多くは台詞か状況説明ですが、一部は第三者的視点で突っ込みのようなものも有ります。

駄洒落

うらめしやなア ひやめしやなア

幽霊?らしき物が描かれているのですが、その下に書かれた文章が、すっごい下らない駄洒落なんですが、現代とあまり変わらない感覚で、なんか親近感が沸きます。

飛んで動いてる様を、たくさんの線を書き入れて表す表現方法も、既にこの頃からあったことが窺えます。

ロドス(ロードス)島の巨人像

いきなり西洋の話になるんですが、江戸時代には既に森島中良 編「万国新話」(1789)という本で、遙か遠いエーゲ海の逸話が日本の世間に知れ渡っていたようなんですよね。

で、そのロドス島の巨人像が人面で描かれてるw

右上:ロツテス嶌銅人巨像
左上:あヽいヽこヽろもちた おならかてるとおとかいヽ
左下:なんたかくせい

なんで巨人が持ってるのが団子やねん、って感じですが、人面草子の中ではあちらこちらに団子が出てきます。団子、大好きだったんでしょうか?w

あと、おならをしている絵も多いですw この頃から臭いおならは「黄色い色」というのが共通認識だったんでしょうか?w

ポーズがいい

人面達のポーズに味があってとても良い。

江戸時代の書物に描かれている人物の「動き」を表すポーズって、どこか歌舞伎のように見栄をはった(切った)ようなポーズが多いように思います。

でも人面達のとるポーズは、とても自然とは言えませんが、上手く言えないのですがいかにもマンガ的に思えます。人面のひょうきんさととても良く合ってる気がします。

古代のマンガとして

昔のマンガというと、鳥獣戯画(マンガと呼ぶには異論もあるようですが…)が有名ですが所謂「日本画」的な細かに書込まれた画風で、以降のものでこのようにデフォルメされたキャラクターが出てくる作品を、個人的には見たことが有りません。

歴史上では、幕末に黒船が来た(1853)以降に西洋文化(コミック)の影響を受けた「ポンチ絵」あたりから、デフォルメ化された絵が見られるようになったようです。

しかし、人面草子はそれよりもさらに25年ほど前の文政10年頃(1827〜28)に書かれたとされています。

肉筆本であったのが残念です。これが草紙として刊行されていれば、江戸後期のマンガ(戯画)文化に大きな影響を与えていたのでは?と思ってしまいます。


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N-VANにAC100Vコンセント付けました

この内容は古い記事です。新しく以下に書き直しています。


「必要だから」じゃなくて「付けたいから」。サブバッテリー+AC100Vって浪漫なんですよ。

モバイルバッテリーで十分じゃ無いかって?だから浪漫なんですよ。

そんなわけで、前からずーっと「欲しい」「いや必要ないやん」というせめぎ合いをしてたのが、とうとう「欲しい」に負けて付けました。





接続構成

大まかにはこんな感じ。基本的に難しいことは無くつなぐだけ。

N-VAN運転席と助手席のシート、ちょうど良い具合にみっちりとバッテリーとインバーターが収まりました。もともと物置としてモバイルバッテリー(160Wh)入れてたので、ちょうど良かったです。

バッテリー

容量としては、週末に1日or1泊くらいの間エンジン止めたままちょっと電化製品を使いたい…そんなイメージなんで、容量については100Ahとしました。
(1,000Wの機器が1h、100Wの機器が10h使えるくらいの容量)

この手のサブバッテリー用?の大容量リチウムイオンは、大抵がリン酸鉄(LiFePO4)タイプなんで、スマホやモバイルバッテリーでよく使われているコバルト酸タイプよりはいくらかは安全性が高いと思います。(熱暴走時に可燃性ガス《水素》を吹かない)

それでも念のため、尼の中華メーカーダイレクトではなく、国内に代理店のあるアメリカのメーカー製の物にしました。気休めかもしれませんが…。

Renogy リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 12V (PSE認証取得済 一年間保証付き) (100AH)

インバーター

リチウムイオンと言っても、充電はともかく放電時の電圧は12Vの鉛バッテリーと殆ど変わり有りません。なので、12V用のインバーターが普通に使えます。

これもピンキリなんですが、とにかくサイズの小ささと待機電流の少なさでリチウムイオンバッテリーと同じメーカーが扱っている物にしました。変換効率も90%以上(あくまで最良の状態でしょうが)のうえ、待機電流もこのクラスにしては少ない1A以下とまずまずです。

Renogy インバーター(1000W)

リモコン作成

インバーターには、こんな感じの有線リモコンが付いてきます。

ボードに穴開けて固定する前提。普通の設備やキャンピングカーなら良いんですが、軽バンだとなんせスペースが無い。

そんなわけで、最低限必要なOn/Off機能だけ残して小型化することに。

本体との接続は6極モジュラー(電話線と同じ奴)だったので、普通に電話用のモジュラー流用でいけるんじゃね?っと思って作ったのがこちら。

6極のうちL3-L4短絡で電源Onの模様。ほかにもインジゲーターとかブザーの配線もありましたが、それらは無視。

うわっ…私の電圧、低すぎ…?

が、ここで一つ残念な事が分かりました。1,000Wの電熱器具を繋いでも800W弱くらいしか消費しない。はて?と思って調べたら、インバーターの電圧が AC89Vくらいまで下がってやんの…。

後から調べてみたところ、安物のインバーターは高負荷時の電圧降下が激しいようです。90Vすら怪しかったり…。

一方で海外仕様の110V出力タイプのインバーターだと、電熱器具がオーバーヒートで保護回路が働くとか。たぶん余裕見て115Vくらい出てるんだと思います。

それもあってか、このインバーターでは安全側に振ってAC100Vギリ超えない所に持って行ったんでしょうけど、無負荷105V〜高負荷95Vとかの方が良かったなぁ。

ちゃんとしたメーカーの高価なインバーターだと「出力AC100V±5%」とか変動幅が書いてあります。一方で中華インバーターで変動幅記載しているものは皆無。

AC100V電源としてあるべき許容範囲

国内の規格では、100Vコンセントの中央値は100Vではなく101V±6Vとなってます。また、電気用品安全法では同法の対象機器側として100V±10Vの範囲での動作を要求してます。

そして、実際に供給されている電圧としては、だいたい104V前後でやや高めで有ることが多いようです。勿論、電力の需給状況によって上下するようですが。

とりあえず、上側はコンセントの出力端で110Vを超えなければ大丈夫っぽい。

電圧を上げよう

まぁ今のところ致命的な(機器が動作しない、故障する)問題は無いのですが、89Vとなると電熱機器の出力が21%も下がるのは、さすがにちょっと悲しい。

そんなわけで対策として、電圧変換トランスを追加して上げることに。100V→110V変換でちょうど98~89Vが107.8~97.9Vになる目論見。

結果的に以下の単巻きトランス(絶縁の無いトランス)にしました。

豊澄 UD11シリーズ

充電器

2021/12/8追記:充電器入れ替えました

実はネックになったのが充電器(走行充電器)の選定。製品として世の中に有るには有るんですが…、

  • リチウムイオン電池を積んだので、対応充電器が少ない。
  • 想定してるのは10Aくらいでの充電。でも市販品は最低でも20Aから。

ふつう走行充電器は、車のメインバッテリーから直結で電源を取るようなんですが、そんな面倒くさいことしたくないので、もっと簡単に車内のシガーとかから取りたい訳です。

そうすると、取れる電流はmax 10〜15A。充電器のロス分を考えると、出力側の充電電流は10Aまで。しかし、そんな低容量の走行充電器がそもそも売ってない。

回路的には分かるんで、いっそ自分で設計して作るか?とも思っていたところ、個人で設計・製作されてる方が居られて、基板や実装基板を有償で配布されてる下記のような物を見つけました。

TC20A 20A級昇圧型走行充電(SLエブリィホームメイドキャンパー)
https://matrasan.sakura.ne.jp/every/subbattery_stepdcdc_20a_00.html

終止電圧も充電電流も調整可能。ありがてぇ、ありがてぇ…。

基本的には常時電源+ACCによるOn/Off制御の様なんですが、これをシガーソケット(ACC)だけで動かすことに。

常時電源+ACC制御の充電器をACC単一で接続した場合

そんなわけで、充電器のMAIN側とACCを直結して動かしてみたんですが・・・あれ?ヒューズ切れとる…。

なんでやねん…と調べたところ、どうもOn時とOff時にも過電流が流れている模様。もともと常時電源+ACCでOn/Off制御する設計なんで、双方に同時に電源投入/切断すると、MAIN側の電圧が過渡的に低いときに昇圧回路が頑張りすぎて過電流が流れるっぽい?

そんなわけで、仕方ない、ヒューズボックスから常時電源取るかぁ…と思って電源取り出し用ヒューズ注文してから「ACCにツェナーダイオード入れたらいけるんじゃね?」と後から気付く。

ACC電源のみ駆動対応の改造

そんなわけでTC20Aに対して上記のような部品を追加。

ツェナーはパーツ屋で売ってただいたい11〜12V付近の適当なやつ。ツェナー挿入によりインピーダンスあがるので、Q2のベース制限抵抗にあたるR1にパラで抵抗載せてベース電流を確保。

追記2021.10.25:図ではHZ11C-1Eとなってますが、どうも充電が安定しない(車側の電圧降下で充電が止まって間欠動作になる)ので、もう1ランク電圧の低いHZ11A-3Eに替えました。

その結果、上記回路ではちょうど12Vあたりが動作の閾値に。詳しく測ってないけど、いまのところシガーのヒューズ切れてない。

全く意図してなかったけど、アイドリングストップ時に電圧が12V付近まで落ちると、走行充電器の充電も停止するという、車のメインバッテリーに優しい仕様になりました。

追記2021.10.25:ツェナーの電圧さげたら、アイドリングストップ中も充電。ただ、メインバッテリーの残量によっては、シガーから電流引っ張るとN-VAN側で自動的にストップしなくなるようなので、そこは気にすることなさそうです。

残量メーター

Renogy バッテリーモニター 電圧計&電流計

今使ってる電流・電力から推測されるバッテリー使用時間まで表示されて、大変便利なんですが精度がイマイチ。

無負荷・無充電の状態で+0.08A(+は充電状態)って表示になって、ほっとくと表示上はどんどん充電された事に。

不良品じゃね?って思ってメーカーに問い合せたら「誤差の範囲」とか。ある程度の誤差は仕方ないにしても零点くらいちゃんと校正してほしかった。

ちょっと失敗したなぁ。とりあえず無いよりましってとこで。

その後の使用感

今のところ「USB充電器」「電気ケトル」「工場扇」くらい。それだけでも十分便利。冬になったら電気毛布やセラミックファンヒーターなんかをつなぐ予定。

インバーター容量の1,000Wと言うのも、本当言うと家庭用コンセントの上限1,500W欲しい所だけれど、機器を選べば電熱器具も使えるので、最低限必要なラインはクリアできてるようです。

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