RWBY Sound Track

今、日本人スタッフによるオリジナルストーリーでアニメやってます。元はアメリカのアニメで、思いっきり日本のアニメテイストを取り入れたCGアニメ。(2013~)

日本語吹き替え版もあって、前に住んでいた地域のCATVでやってました(アナログ)。引っ越しやらなんやかんやあって、途中までしか見れてませんでしたが…。

今やってるやつのオープニングの曲が良いなーって思い配信調べてみたら、オリジナルシリーズのSoundTrackがめちゃくちゃ好みの感じ。SoundTrackといっても、収録曲の半分近くが挿入歌。あちらの価格基準なんで、昨今の円安でもアルバムで¥2,000しなくてお買い得。

編曲とかはまんま洋楽なんですが、メロディーラインがめちゃくちゃ臭い(褒め言葉)。洋楽そんなに詳しくないけど、洋楽ってメロディーこんな臭かったっけ?

キャラソンとかイメージソングと言うより、挿入歌として場面を盛り上げるための臭いBGMの様な曲にさらに歌詞がのってる感じ。

アニメ音楽あんまり詳しくないですが、これはウチの知ってるゲームミュージックの世界に近い感じ。Megalomachiaの新盤って言われても違和感ない。

当時だと、日本向けに販売してたかどうかも怪しいですが、今はiTunesStoreでサクッと買える、良い時代になったもんです。

改めて配信で見直したいなーって思ったら、全106話ですか。う〜んって思ってましたが、風邪(not COVID-19)で土日と丸二日寝込んでたときに106話見きりましたよ。で、まだ完結して無くて続いてるやん…。

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キネシオテープ(キネシオロジーテープ)

そういうのがあるんだねー。最近付けてる人見るねー。知り合いがエンデューロレース前にいつも貼ってるねー。でも難しそうだねー、…位の感じで、特に注目はしていませんでした。

で、先日の「腓骨筋腱脱臼」の補助に関節固定のテーピング(キネシオテープではない)していて、それが割と良い感じだったので、じゃぁ巷で話題?のキネシオテープってどうなんだろう?と興味がわいた次第。

名称と商標について

キネシオロジーテープかと思ってたら、キネシオテープが本家?にとっては公式な名称のようで。「キネシオロジー」はもっと広い意味で、テープはその考えを生かした?というモノらしい。

そもそも「キネシオテープ」の呼称は本家?らしい特定団体が商標権握ってるんで、回避のために他のメーカーはキネシオロジーテープと読んでる事情もあるみたいで。

因みに、尼をちらっと検索してみたら普通のメーカー製のはみんな「キネシオロジーテープ」になってて、「キネシオテープ」を名乗ってるのはルール無用な中華ダイレクト製品ばかりという状態。

この状況って、商標権抑えている団体の望んだ結果では無いと思うんだけど…。

仕組み・理論について

で、キネシオテープがどう役に立つのか、いまいちどういう仕組みなのか分からない。関節固定用のテーピングは昔から有ったし良く分かる。

でもキネシオテープって、すごいゆるゆる。こんなんで、どう作用するの?と。で、困ったときのWikipediaさん。

健康な筋肉と同じ伸縮率を持つテープであるとされており、筋肉に沿って貼ることで効果を発揮するとされる。テープを張ることで体内に隙間が出来てリンパ液の流れが良くなり、それにより新陳代謝が改善し、自然治癒力が高まり、貼っておくだけで筋肉の痛みや凝り、怪我・手術後の内出血の治りが早くなると主張されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/キネシオテープ#概要

他の解説サイト見ても、だいたい同じ様なことが書いてありました。ただ、この時点で個人的にはもう眉唾なんですよ。そして、読み進めていると気になる記述が、

医学界からは、プラセボを超えるエビデンスはないと評価されている

因みに英語版のwikipediaでは、もっと痛烈に批判されていました。

https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/Elastic_therapeutic_tape?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp(googleによる日本語翻訳)

ちょっとググったところ、真面目に臨床試験とかやった結果もあり、一応は限定的な条件で限定的な効果はあったりするんですが、少なくとも、アスリートが日常的に使って負担軽減の効果があるような代物では無い感じでした。

理論についての疑念

そもそもキネシオテープってだいぶ弱い伸縮力(not伸縮率)なんですが、あの程度の引っ張りで体内に隙間が出来るとは思えないんですよね。

例えば、モトクロスやエンデューロライダー(ロードライダーも?)の間でよく知られている現象として「腕上がり(前腕コンパートメント症候群)」というのがあります。ある程度の運動量でまだ全然疲れてもいないのに指がマトモに動かなくなり、クラッチ/ブレーキ操作はおろかハンドルを握ることすらおぼつかなくなるというもの。

原因は、筋肉は筋膜という薄い膜に包まれているのですが、運動により膨張した前腕の筋肉が筋膜の伸縮限界以上に膨張し、結果として筋膜で締め付けられてしまうことがあり、前腕内の血管や神経が圧迫されて指の動きが阻害されると言われています。

実際に、腕上がり対策として「筋膜切開術」の手術を受けるライダーもいます。今では手術せずに筋膜を伸ばす為のトレーニング器具が有りますけど。

そんなわけで「日常生活」ではない「非日常」な競技レベルの世界では、それくらいパンパンに筋肉は腫れ上がっているので、皮膚の上から貼った弱いテープでちょっと引っ張ったくらいでどうにかなるとは思えないんです。

また、この「テープを張ることで体内に隙間が出来てリンパ液の流れが良くなり…」という働きそのものに関するエビデンスは存在しないようです。

いろいろな報告

医学界からは、プラセボを超えるエビデンスはないと評価されている。

医学のコミュニティと科学的懐疑主義のコミュニティは、キネシオテープには利点はあるが、プラセボを超える実証可能な科学的エビデンスはなく、疑似科学的治療であると明言した。

2012年に科学ジャーナリストの Brian Dunning は、オリンピック以外の場所でキネシオテープを付けた運動選手、プロビーチボールプレイヤーを見たことがない理由を熟考し、キネシオテープの人気は完全にテレビ放送のスポンサーをしていたためだと考えた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/キネシオテープ

いくつかの先行研究から、負荷のかからない運動時には、キネシオテープを着用した方が疲労は少ないという結果が得られたが、負荷のかかる運動時にはテーピングの有無によって有意差は見られていないということが わかる。

http://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2006/1K03A095-8.pdf

[結論] KTは、肩の痛みのある患者にテープを貼った直後に、痛みのないアクティブROMを改善するのに役立つかもしれません。肩腱炎/インピンジメントが疑われる若い患者の疼痛強度または障害を減少させるためのKTの利用はサポートされていません。

https://bibgraph.hpcr.jp/abst/pubmed/18591761?click_by=p_ref

いちおう効果があったとされる報告もあるんですが、主にパフォーマンスが落ちている高齢者や障害者の運動補助、という側面が多いようです。

キネシオテープは貼付け部位及び方法に限らず、皮膚や筋腱等の皮下組織等の求心性入力を増加させ、身体の重心動揺を安定させる上で重要な因子である足関節のバランス能力を向上させたと言える。

そしてこれらの刺激は、加齢に伴うバランス能力の低下を防ぐ可能性があると考えている。

https://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/1/10956/20160527184512877457/131_0051_0055.pdf

キネシオテープの脳卒中患者の姿勢制御に対する即時的効果

https://www.stroke-lab.com/speciality/20161

では日常生活への適用は?

運動強度の高いアスリートへの効果は期待できないにしても、日常生活者や何らかの障害を抱えている人へのサポートとしては一定の効果が認められているようです。

しかし、ざっと纏めると以下のような懸念点も指摘されています。

  • 貼付け時に限った一時的な改善効果はあるが、治療を促進するような効果は見られない。
  • 他の従来から有る方法の効果を、上回るものではない。
  • 一見安価に思えるが使い捨てなので、継続的に使用するとなると経済的負担が大きい。

結局の所?

謳い文句通りでは無いと言え、一定の効果はあり経済性を除くデメリットも見当たりません。しかし、その理論を裏付けるエビデンスは無く、謳われている効果は過剰に見えます。

本当にそのまま製品のパッケージに書けば「健康増進法(誇大表示の禁止)」や 「景品表示法(優良誤認)」に当たりそうに思うのですが、実際には、販売を行わないポジション(推進協会や紹介サイト)で大きな効果を謳い、製品販売時には曖昧な表現に留められているように見えます。

スポーツや競技で実際に利用して良いと思っている人はそのままで良いと思います。「貼っている」という感触と、それからもたらされる心理的効果は、プラセボとは言え結果に有意な差は出ると思います。

あと、自分が指を痛めたままバイクに乗る時があって、知り合いに貼って貰ったことがあるんですが、その時はテープがちょうど指の動きを補助するような感じがして、主観としてはとても具合良く感じたことはあります。

先の引用例にもあったとおり、障害や傷病で弱っている部分の補助には良いのかも知れません。

ただ、個人的には、今後、積極的に使いたいとは思わないかなぁ。

さて、どうしようかなコレ。勢い余って通販でエラスティックテープと一緒にまとめ買いしちゃったよ…。まぁコレだけ買っても、ドラッグストアで買う値段の2本分以下だけど。

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腓骨筋腱脱臼

まぁ例によってバイク乗ってるときにやらかしたんですが転倒とかでは無くて、スタンディング状態でちょっとステップを踏ん張ったら、急に足首から激痛。まぁ結果として転倒したんですけど。

立ち上がろうと左足をつくと、足首の中の「何かが勢いよく動く」感じと共に、くるぶし外側あたりから激痛。

どうにも変な感じがするので、翌日、とりあえず近所の整形外科へ行きました。

病院1(車で5分以内のところ、同市内)

  1. まず受付で看護師さんに症状と受傷状況を口頭で伝える。看護師さんがメモ。
  2. 診察開始、チラッと見ただけで「まずレントゲン撮りましょう」。
  3. レントゲン撮影後「捻挫について」というコピー1枚わたされて「骨に異常なし、湿布もってる?」と聞かれ無いと答えると「出しとくわ」で診察終了。
  4. その後処置室で看護師さんに湿布と包帯巻いてもらって終わり。

あれ?あんまりじゃない?とモヤモヤしながらまぁ捻挫なら…と。

ただその後、歩いているとやっぱり何度か足首に激痛が走り、そのうちどの角度でも、足首にちょっと体重掛けるだけでもすぐに激痛が再発するようになってさすがにヤバさを感じ、翌日別の病院へ行くことを決意。

そしてこの間に、どんどん膝下がむくみ始めて、膝下全部がパンパンに張って少し痺れる感じに…。

病院2(車で10分のところ、市外)

  1. 受付で看護師さんに症状と受傷状況を口頭で伝えると、その内容をコレに書いて、と問診票を渡される。
  2. 問診票渡した後、待合室で待っている間に看護師さんが自分の所に来て、問診票の内容を一つ一つ質疑しつつ足を見ながら確認。
  3. 診察開始、触診で足首を動かしたり、損傷している部位を指で押しながら探ったりする。この間に3〜4回、痛みで悲鳴を上げる。音を立てて足首の中の何かが「パチンッ!」って感じで動く様子も先生と共に確認。
  4. レントゲン撮影し、損傷部位の詳しい説明と分かってること分からないこと、そしてMRIの予約。
  5. 処置室でシーネ作って仮固定
  6. 炎症止めのためにロキソニン処方

後日、MRIの後におそらく腓骨筋腱脱臼だろうという事に。まずは再脱臼させないように足首の固定が基本のようで。

腓骨筋腱脱臼とは

Fisico of joint maintenanceのblog」より。

上から来て外くるぶしの後ろを通って前方へ向けて90度向きを変え、足裏へ潜り込んでるのが腓骨筋腱。そいつが外くるぶしを乗り越えて前方にずれるのが腓骨筋腱脱臼。

いかにも外れそうに見えますが、普通はめったなことじゃ外れることは無いそうです。

前方へずれないように筋支帯(上腓骨筋支帯)というのがあって、踝と踵の間で腓骨筋腱を押さえているんですが、脱臼時に伸びたかちぎれた?
(先生曰く、ちぎれてたらもっと大きな炎症でてるから多分切れてない)

歌島大輔オフィシャルサイト」より

外れる要因の一つとして、先天的に「外れやすい要素を持つ人」というのが有ります。先天的かどうかは別として、実は10年くらい前に捻挫?をやった後から、時々外れる感覚あったんですよねぇ…。

捻挫?(当時は足首が痛いって病院行ったのに指の骨折だと言われ足首の件は放置された)が治ったあとも、その後、時々くるぶしの外側あたりの筋のような物が動いて痛んでいました。その時は今回ほどの痛みも無く、外れるのもたまーに…くらい。2〜3年したらそのうち全くでなくなりました。

当時は腓骨腱筋脱臼なんて言葉も知らず、病院でも全く相手にして貰えなかったので「なんだか良く分からないけど筋が動いてちょっと痛い」という認識でした。

ちょっとググった限りでは、ほとんどが捻挫と間違われて放置され、後になって脱臼状態が習慣化してから再受診して診断されることが殆どとか。(こうなると手術しかない)

病院1で捻挫と思い込んで放置していたら、脱臼しやすい状態が習慣化して手術一択となるところでした。おそろしや。とは言え、固定による保存的治療で回復する確率は50%なんて書いてるサイトもあったり。

その後の経過

受傷直後1週間くらいはシーネつけて固定していても、ちょっと油断したら脱臼起こして痛みに悶絶してました。

以後は、家の中では歩き方に気をつけていればテーピングだけで脱臼すること無かったのですが、3週間ほど経った先日うっかり変な方向に足踏ん張ったら脱臼再発…。またくるぶしの後ろあたりがじんじんと痛い。あと2週間待って(計5週間)どうにもならんかったら、あかんパターンかも知れず…。

手術についてもなんか色んなやり方があって「骨膜を裏返して腱を押さえるバンドを作る」というものから「骨を削って腱を引っかける溝を作る」なんていうダイナミックな方法もあってガクブル。そもそも珍しい症例なもんだから、知見も少なそう…。

100歩譲って、外れるのはもう良いんだ。外れても痛くなければ…。先天的な腓骨筋腱脱臼の人の中には、あたりまえにすぐ外れるけど全く痛みが無い人も居るみたいなんで、そうなりたいな…。

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関節固定用伸縮性テープ(その2)

通称「エラスティックテープ」。調べてみると一杯出てきてどれが良いんだ?ってなる。

って言うか「良い・悪い」じゃなくて、伸縮率(伸びる長さ)と伸縮力(縮もうとする力)の範囲が広すぎる感じ。また、各メーカーのいろんな製品群のうち、どれがエラスティックテープに該当するんだ?ってのも分かりにくい。

そんなわけで色々調べていたら、下記のアスレティックトレーナー試験に関する資料に、同等品の製品名が纏められていました。

  2016 2017 2018
実技試験用テープ Johnson & Johnson エラスチコン ニチバン
バトルウィン TM テーピングテープ E タイプ
バトルウィン TM テーピングテープ E タイプ(伸縮)
準ずる他メーカーのテープ
  • ニトリート EB テープ(日東メディカル)
  • バトルウィンテーピングテープ E-タイプ(ニチバン)
  • エラスチックテープ(クレーマー)
  • ストレッチ M テーププレミアム(ミューラー)
  • 3M マルチポアスポーツハード伸縮固定テープ(3M)
  • エラスティックプラス(ドーム)
  • 「マッスルサポート」伸縮テープ(電波工業)
  • スタンダード伸縮ハード、リンドエラスティック PRO(リンドバーグ)
  • エラスチコン(Johnson & Johnson)
  • ニトリート EB テープ(日東メディカル)
  • エラスチックテープ(クレーマー)
  • ストレッチ M テーププレミアム(ミューラー)
  • 3M マルチポアスポーツハード伸縮固定テープ(3M) エラスティックプラス(ドーム)
  • 「マッスルサポート」伸縮テープ(電波工業)
  • スタンダード伸縮ハード、リンドエラスティック PRO(リンドバーグ)
なし

年度によって試験で実際に使用するテープが違ったり、2018年度では同等品の記載が無くなってたり…。うーん。

この中の製品をいくつか使ったんですが、J&J/エラスチコンとニトリート/EBテープはかなり別物な感じでした。ざっくり分けると基材の布の伸縮率が高いタイプと低いタイプ。

基材(布)がよく伸びるタイプ

J&J/エラスチコンがまさにソレ。基材の布がよく伸び、基本的に引っ張って伸ばしながら巻くタイプ。ほどよく伸縮力もあり引っ張り加減で締め付ける強さの調整が出来そうです。

よく似たタイプでリンドバーグ/リンドエラスティックPROがありこちらも使ってみましたが、J&J/エラスチコンよりも伸縮力がちょっと弱く、基材もちょっと薄め。うーん、個人的にはJ&J/エラスチコンくらいのしっかり感が欲しい。

ただ、もっとしっかり固定したいのならば、後述の基材があまり伸びないタイプを選んだ方が良さそうです。

基材(布)があまり伸びないタイプ

ニトリート/EBテープがこのタイプ。力一杯引き延ばしてもJ&J/エラスチコンの半分くらいしか伸びないし、伸縮力もかなり強め。基本的にはほぼ固定だけどちょっとだけ動かしたい、そんな感じのテープ。

海外製品では、BSNメディカル/テンソプラストやハートマン/ACテープも同じ系統らしい。使ったことないので断言できませんが…。

手持ちを引き延ばしてみたのがこちら。それぞれ下段が引き延ばす前の状態。同じ長さぴったりに揃えたかったんですが、伸縮テープという特性上なかなか上手くカット出来ず…。

上二つのほうが伸縮率が高く、引き延ばしたときに隙間が沢山出来ます。一方EBテープのほうは殆ど隙間が出来ません。このあたりが基材の違い。

ここに上げたほかにも、各販売店がオリジナルブランドで出しているテープもあったりで、どれがどの程度の強さなのかさっぱり分からないです。

また、粘着材が普通はゴム系(強力・人によってかぶれる)なんですが、ウレタン系(かぶれないけど、ちょっと弱い)の物も有ったりします。

結局の所、色々試してみて合う物を探すしかなさそうです。

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