笠について

ついったで紹介したら、以外と反響があったのでもうちょっと詳しく。

網代笠(竹笠)

お遍路笠

竹を編んで作った笠。最初に使ってたのは網代笠でした。ホームセンターで手頃な値段で売ってます。

人からは「ベトナム笠(ノンラー)」とか言われましたが、実はそれとも違うものです。お遍路用の笠として使われるようです。

ただホームセンターで手に入るタイプは難点があって、

  • 先端が尖った三角形状で必要以上に深く(高く)、森の中や狭い場所を移動していると先端をよくぶつける。
  • 五徳(頭に乗せるパーツ)の位置が微妙で、目深になりがちでイマイチ風通しが良くない。
  • ぶつけやすい先端に、穴が空きやすい。
  • 補強・防水の為にニスのようなものが塗られていて、意外と重い。

使っているウチに先端に穴が空いてしまったのと、高さがあるのでN-VANの中で邪魔になりやすく別の笠を検討することにしました。

葉笠

そんなわけで、網代笠の代わりに探し出したのが葉笠。日本伝統のものは菅の葉を使った菅笠が有名らしいです。先に挙げたベトナム笠も葉笠の一種です。

まともに買うと結構高いので、ウチのはもっとお安い輸入品の椰子の葉(パーム)製です。菅と違って防水・撥水性は?なので、撥水スプレーを振って使ってます。

パームで作られた物を「菅笠」と称して販売されている物がちょいちょい見られますが、折り重ねられた葉の幅を見れば一目瞭然です。菅の葉はパームほど広くないので細い葉を緻密に縫い付けてあります。パームのほうはもっと粗いです。

性能的にどうなんだ?と言われると良く分かりませんが…。

菅製
パーム製

他にも竹の皮を編まずに、葉笠と同じ使い方をして組立てられた物もあるようです。
(網代笠ではないですが葉笠なのか?竹笠なのか?)

竹ひごなどの骨材に葉を沿わして縫い付けてあるので、強度的には網代笠より劣る感じはしますが、網代笠よりもだいぶ軽く感じました。

また、葉同士が必ず重なるように隙間無く作られているので、雨も漏れたりしないようです。(網代笠は、物によっては編み目が大きくそこから少しですが雨が漏れてきました)

網代笠との一番の違いは、その構造から様々な形状から選べることだと思います。

半分ネタで見栄えの良い三度笠を選びましたが、浅めの角笠や一文字笠でも良かったかも知れません。浅めの方が、笠の頂点をぶつけにくく、また風通しも良かったように思います。

ただ三度笠は、元々は目深くかぶる女性用の物だったのが、やがて飛脚(三度飛脚)の間で愛用されるようになって普及したとの事なので、この形状にそれなりにメリットはあるのかも知れません。

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FreeBSD 13.1をソースコードからインストールするとエラーになる

kldxref: error while reading /boot/kernel/iwlwifi-9000-pu-b0-jf-b0-46.ucode.ko: Bad address
kldxref: error while reading /boot/kernel/iwlwifi-9260-th-b0-jf-b0-46.ucode.ko: Bad address

installkernelでこんなのが出る。ちゃんとリリースチェックしてるんかいな。

この辺に回答があります。

https://forums.freebsd.org/threads/upgrade-from-13-0-to-releng-13-1.84843/

ざっと斜め読みした結果、なんとなく以下のように解釈。

  • kldxref(8)はソースコードからのアップグレードでしょっちゅう問題になる。古い方のkldxref(8)が利用されるのが原因。
  • 新しいカーネルでブートは出来るんだから「installkernel(エラー無視)>再起動>installworld>installkernel」と、installworld後にinstallkernelをもう一度行えば良い。

バイナリアップグレード利用したいところだけど、諸事情あってカスタムカーネルが必要だからソースコード止められない…。

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夕時遅くのスーパーは買える物が無い

在宅勤務により、仕事終わってからスーパーへ買い出しへ行くことが多くなりました。

最初は、日々生鮮食品を仕入れられると喜んだもんですが、結局の所、今では日持ちのする冷凍食品や加工食品しか買わなくなりました…という結論に至った経緯。

青果類

ウチの近所のスーパだけなのかも知れませんが、ウチが仕事終わってから行ける夕時遅く(19時くらい)では、売り場整理や品だししないんです。そんなわけで、そもそも売り場がスカスカ。

そして、僅かに残った商品は、日中に目の肥えた奥様方が決して手に取らなかった余り物しか並んでいない。傷物とかそういうのならまだ良いですが、一目見て「古い・萎びてる」野菜ばかり。

「5時から市」という夕方向けの野菜セールがあるんですが、そっちはもっと酷い。買って冷蔵庫で1日おいただけでもうしなしなになるし、下手したらその日のうちに食べても味や香りがおかしい…というか臭い。ジャガイモに至っては長く陳列されすぎて緑色に変色したものまであります。

海産物

生の魚はほとんど売り切れ。冷凍で入ってきたのを店頭で解凍して出してる物は、ドリップまみれでびちゃびちゃ。

刺身は水で洗うとか酒で洗うとか色々やりましたが、結局、美味しくなると言うより不味さがマシになるという程度。

畜産物

海産物ほど傷みは早くないんですが、これも日中の奥様方の選択から漏れた品々ばかり。殆ど脂身ばかりの細切れとか勘弁して下さい。

時々セールで大量に仕入れたものの、読み違えて大量に夕時まで余ってた時は狙い目です。

惣菜類

煮物類は根本的に味付けが合わないのでパス。

美味しそうに見える揚げ物類ですが、夕食用に15〜16時くらいに揚げた品々はとっくに売れて、午前中に揚げたけど夕時まで売れ残った品々ばかり。

もう一度揚げ直したりとか、オーブントースターで炙ってみたりとか、色々手を加えてみましたがこちらも刺身と同じく「不味さがマシになるだけ」でした。


ま、2kmほど先にある、同じチェーンの別店舗に行けば夕時でも普通にまともな野菜や魚が買えるんですけどね。

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キャベツは炒めるんじゃなくて蒸すべき

ずーっと前から、キャベツって基本的に炒めて食べるもんだと思ってました。野菜炒めとか。でも蒸した方が美味しかったという話。

発端は、このレシピを見つけたこと。

フライパンでつくる 本格焼きそば レシピ /作り方 by オタフクソース
https://www.otafuku.co.jp/recipe/cook/noodle/nood01.html

キャベツの上にそばを乗せて蒸す工程があります。実際にやってみると確かにキャベツに良い具合に火が通って美味しい。でもそばの乗せ方が難しくて、乗せ加減で蒸し具合が中々安定しない。そんなわけで、このときはまだ深く考えてませんでした。

次に転機となったのが、大久野島行った帰りに広島でお好み焼きを食べたとき。

まるこ

こちらの店、大量のキャベツを使ってほぼキャベツが主食かとも思える様なお好み焼きなんですが、とにかくキャベツが美味しい。

焼いてるところを見ると、具材を乗せたら深めの鍋蓋を被せて蒸し焼きにしてました。なるほど!と思い、ウチでもやってみることに。

そんなわけで、お好み焼きでは無くて普通の野菜炒めなんですが、キャベツを入れた後に蓋を被せ約3分前後蒸し焼きにし、その後蓋を取って軽く炒めてみたら、良い感じにキャベツが美味しい。何度か試してみたら、4分は明らかに長く2分はまだ足りない。どうも3分前後に良いポイントがありそうです。

キャベツの芯もそんなに真面目に取ったりしないので、芯が残った部分もあれば葉っぱしか無い部分もある。そんなのを普通に炒めると、芯のある部分まで火を通そうとすると葉っぱが萎びた感じになるし、かといって葉っぱに合わせたら芯に火が通らない。

でも蒸したらどちらにも良い感じで火が通る。弱火にしてフタして時間待つだけなんで簡単。

野菜炒めについては色々と思うところがあって、むかーし人づてに聞いた話では「水を入れると良い」ってのもあったんですが、実際やってみると水加減火加減が難しくて、しんなりしすぎて、酷いときにはお浸しを炒めたみたいになってしまう。

一方で中華料理の基本を学んで「油通し」と言うのを見つけ、それは具材をいったん高温の油に通して(揚げるほどは火を通さない)から炒める手法でした。

ただ、一般家庭で油鍋と炒め用鍋を用意するのは大変なので、今は無くなってしまった中華大辞典(Webarchive)の人が考案?した「簡易油通し(湯通し)」をやってみると、たしかに良い感じに火が通りつつ、しんなりしすぎず、ちゃんと炒め物感もあり理想の炒め具合。

今でも、たまーに麻婆なす作るときに(なすって炒めだけで火を通すのが難しい)簡易油通しやりますが、やっぱり面倒です。

と言うわけでフライパンや中華鍋の上で蓋を被せて蒸すのは、これはキャベツに限らず、野菜炒めの他の具材にも適用できそうです。自分としては、野菜炒めについて一つのブレークスルーが達成された感じ。

いやまぁ、知ってる人には常識なのかも知れませんが。

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