近所のローカルスーパーで売ってたのでちょっと買ってみた。ちょっとお高く食べたことなかったけど、こちらを参考に貝焼きにしてみたら、これは旨ぇ・・・。
最近”カセットガス炉ばた焼器“炙りやII”“なるものを手に入れて、色々と焼き物が楽しい。ガスコンロの上に設置するタイプの網とか色々試したけど、コンロのセンサーが影響したり、センサー外してもコンロの丸い火のパターンによってムラができてイマイチでした。
ちなみに、蛤は春の季語だとか。まだ2月だけど。
ちらっと調べてみたら分類上の「ハマグリ」はほとんど市場に出回らないらしく、国産とされているもののほとんどは「チョウセンハマグリ」、なんか、ホンシメジ・ブナシメジみたいなことになってるな。チョウセンと言っても彼の国からの輸入品ではなく「遠くの・沖合の=チョウセン」という意味合いらしい。「汀線ハマグリ」と書いたりして、砂浜ではなく沖合の海底に住んでいる種類とか。
見分け方はこちらにありました。稚貝だった頃の位置の成長線の形と、内側の痕跡が見分けるポイントのようで。で、食べたのは汀線ハマグリだったらしい。元々の「ハマグリ」よりは味が落ちるらしいけど、それでも旨かった。
輸入品としては「シナハマグリ」というのもあって、こいつは貝殻表面の光沢が無いので一目でわかるそうで。ただ輸入したシナハマグリを国内の浜にばら撒いて「国産」を名乗る業者の所為で、在来種のハマグリとの間で交雑が進んだりしてわけわからんことにもなってるとか。
二枚貝といえば、つい最近、アサリの大規模な産地偽装が明らかになったことが記憶に新しい。そもそも、日本の食品流通におけるトレーサビリティ(追跡可能性)管理がザルすぎるんですよ。東京オリンピックの時に、選手に出す食事の為の国際基準のトレーサビリティが、日本国内の流通慣行では対応ができない!って嘆いてたの、あれどうなったんでしょうね。