※画像はありません
どう考えても防御力なんて無いよね、ってことで、ほぼ誰もが「架空」のものって認識のビキニアーマー。
ちらっと日本語版のWikipedia覗いてみたら、その起源はわりと古く、1930年代の英語圏のファンタジーもののイラストまで遡るようで。
少し脱線するけれど興味深い内容として、
ローマ時代に作られた、ビキニのボトムだけを身に着けたような半裸の女性のブロンズ像がハンブルク発物館に所蔵されている。この像は勝鬨を上げる女剣闘士を模っている、つまり剣闘士の女は半裸で戦っていたという説も存在する。
Wikipedia
なんてのが。まぁそもそも、胸が女性のセックスシンボルとしてみられるのは世界共通ではなくて、少なくとも中世日本でもだいぶ後になってからの話、古代ローマでも特にそのように見られていなかったとしてもおかしくない話かと。
もうちょっと面白い歴史を期待したんですが、その後は1980年代のゲームに飛んでいて、歴史というか実体験すぎてイマイチ面白くない。
じゃぁ英語圏ではどうなんだ?と思って、英語版Wikipedia見てみるも該当する項目が見当たらないんですよね。
日本語版では「英語圏では”Metal bikini”などとも呼ばれる」とありますが、Metal bikiniで検索するとちょっと違うなぁって感じ。モノは同じだけれども、剣や盾を持っていなくて「コレでも鎧なんですよ!」っていう主張がない。勿論、英語版WikipediaにMetal Bikiniの項目は見当たらず。
英語版WikipediaでBikini Armorで検索するとGender representaiton in video games(ビデオゲームにおけるジェンダー表現)という、割と真面目なページ飛ばされる。
しかし内容見てもセックスシンボルの誇張やらについて書いてあっても、ビキニアーマー自体への言及は見当たらず。画像検索で”Bikini armor”で検索して見るも、日本の美少女フィギュアばっかりしか出てこない。
少なくとも、英語圏の文化にビキニアーマーのようなものは存在するとは思うのだけれども、敢えてそれに名前と地位を与えて認識するようなことはやらないってこと?或いは「そういう事」は、実はタブーだったりする?
そして、そんな下らない物にも一つ一つ名前と地位を与えるのが、良くも悪くも日本の文化なのかも…、なんて下らないことを調べてたり。