3.8Lウォータージャグの蛇口を変更しようとして断念した話

だいたいレースの遠征で一泊だと、一人で2Lペットボトル1本強ほどの水を使います。

夏場だと冷たい水を飲みたいからとクーラーボックスに入れると、2Lペットボトルはスペースを圧迫するし、微妙に残った残り1本のペットボトルの水の大半は捨てるだけ。あと空になったペットボトルは持ち帰りのゴミとしてはわりとかさばる。

そんなわけでウォータージャグを導入しました。

STANLEY(スタンレー) ウォータージャグ 3.8L 

ちらっと近くのホームセンターのも見に行ったんですが「保冷」と言いながらフタの部分の断熱がダメダメ。コックや足が華奢でトランポの中で転がったら間違いなく折れそう、ということで、色々調べた結果コイツにたどり着きました。

ただ、蛇口がちょっと使いづらく、Webではあちこちに通常の蛇口に交換したカスタム例がいっぱい出てきます。例に漏れずウチもカスタムしてみたんですが、結局元に戻しました…という話。

デメリット1:冷気が漏れる

当たり前の話なんですが、金属製の蛇口取り付けたら、蛇口を伝って冷気が外に漏れるよね…と。

実際やってみると冷気が漏れるなんてもんじゃ無くて、結露してびちゃびちゃ。化粧板のパネルも金属製を選んだもんだから、そっちにも結露してびちゃびちゃ。

サーモカメラではピークで4℃くらいの差ですが、そもそも冷気が漏れてる面積が大分広いので、そのぶん中身がすぐにヌルくなりそうです。

デメリット2:下向きの蛇口は使いにくい

オリジナルの蛇口はちょっと斜め前に向いていて、台の縁に置いたときに水が前方へ出るため注ぎやすくなってます。

一方で取り替えた蛇口だと、だいたい真下にジャー。台の縁に置いてると縁が邪魔して汲みにくい…。

デメリット3:倒したときに割れる

最大の難点がこれ。蛇口だと本体から結構飛び出すんですが、中に水入れた状態で車に積んでいたとき走行中に倒してしまったんですが、その時、蛇口に力が掛かった模様。

てこの原理で、蛇口の中側に伸びてるパイプにより内部割れましたよ…。まぁ落とす方が悪いと言えばそりゃそうなんですが。

そういえばオリジナルの蛇口は、本体からの飛び出しが殆ど無い構造でした。


そんなわけで、使いづらいと言われるあの蛇口の構造にも、側面からの出っ張りを減らし転倒時の破損を避ける…という理由がちゃんと有ったようです。

浅慮な改造はダメですね…。

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