除湿機のセンサ修理

湿度センサーの寿命は短い

なんか「職人の朝は早い」みたいな書き出しですが、上記のような昔からある方式の湿度センサーは、数年でまともに湿度が測れなくなります。(だいたい低湿側にずれてくる)

早い物で2〜3年、長くても5〜6年と言ったところでしょうか。おかげで何台も湿度計買い直しましたよ…。

センサー自体が吸湿して抵抗値が変わることを利用して測ってるんですが、表面が汚れてくるとうまく吸湿出来なくなって湿度が測れなくなってしまいます。

一方で、吸湿させている材質(白いセラミックの上に塗られている透明な樹脂みたいなの)もこれまたデリケートで、洗うことが出来ません。

パナの除湿機F-YHG100

もうかれれこれ10年選手。

手動モードで弱/中/強運転は出来るんですが、もうだいぶ前から自動モードにするとちっとも動いてくれません。

湿度表示が「低湿/適湿/高湿」の3段階なんですが、ジメジメしててもずーっと適湿表示。手動でちょっと除湿運転させてらあっというまに低湿表示。

こりゃセンサーがダメだな…と。

パナソニック除湿機 F-YHC100 湿度センサ修理(みんカラ)
https://minkara.carview.co.jp/userid/188427/blog/40540212/

同じ悩みを抱えている人も居たもんで、秋月やAmazonで入手できるHR202Lが使えるらしい。

文中ではテスターで測っても反応なかったとありますが、湿度センサーは交流で計測するために直流だと反応しないんですよね。

ただ、特性的にどうやねん?と。

湿度センサーの特性

除湿機のセンサーユニット

元のセンサーの特性は、既に劣化してしまってるので測る訳にもいかず。ただ、外観や「3」という数字の印刷から、多分これじゃ無いか?と。

新栄テクノロジー CL-M53R
https://www.shinyei.co.jp/stc/products/humidity/cl-m53r.html

スペックがなかったんですが、ぐぐったら怪しいサイトながらこんなんが出てきました。

http://www.tashika.co.jp/products/environmental/pdf/RH_element_C15_catalog.pdf

特性はHR202Lとほぼ同じっぽい…というか、HR202LがCL-M53Rのセカンドソース品みたいな感じっぽいです。外形ちょっと違うけど。

他にも中華部品サイトでいくつかCL-M53Rと称する情報がちらほら。外観写真は外形が違ってたり「3」の数字が無かったりと偽物臭いんですが、CL-M53R自体がそれなりにメジャーな部品なのかもしれません。

CUSTOMのCO2センサ(温湿度測定付き)の湿度センサーもダメになってたので、そっちの湿度センサーもHR202Lに変えてみましたが、残念ながらこっちは特性合わず。なんか10%くらい低めに表示。残念。

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