広いモトクロスコースなんかだとストックのままで違和感なかったんですが、狭いハード系で乗るとちょっと手強い感じでうまく扱えませんでした。
専用機(レーサー)なんで、あんまり弄る必要無い…と思ってたけれど、ちょっとずつの不満点に、ちょいちょいと手を入れた結果がこちら。
- Fastwayリンクガード (12.7mmローダウン)
- 純正ローシート(15mmローダウン)
- スプリングレート変更 想定重量75~85kg→65kg~75kg
- FACTORY EXPANSION CHAMBER
- FMF-POWERCORE-2.1-SILENCER
- ARC Composite power clutch lever
で、これだけ入れてみたら、自分にとっては良い感じに扱いやすいマシンに仕上がりました。
Fastwayリンクガード/純正ローシート
ローダウンも可能なリンクガード。ほぼガードとしての機能を期待して取付けましたけどね。
最初はリンクガードだけ変えて、ローダウンは12.7mmなんでオマケぐらいに思っていて、あんまり期待してなかったんですが、やっぱりこれだけだと殆ど違いが分からない感じ。
ローシートについては、前のイタリアンハスクの時にも入れていたんですが、ちょっとデメリットが目立っていた為、今のハスクでは最初は入れてませんでした。
なんせ、シートだけで-35mmっていう割と強烈なローシートだったのもあって、シートとステップの間で足が窮屈だったり、相対的にハンドルバーが高くなりすぎて操作しずらかったりとか。
しかし今回は15mmということもあって、ほぼデメリット皆無。リンクによるローダウンと合わせて、足つきが…というより、後述のスプリング変更と一緒に変えたから効果は絶大でバイクが小さくなった感触でした。
スプリングレート変更 想定重量75~85kg→65kg~75kg
外車の標準設定はライーダー重量75~85kgだそうで。
ウチが体重70kgくらいで、聞くところによると「装備込みで75kgくらいになるから標準のままで丁度良い」と言うんだけど、どうしてもそうは思えなくて。
思い切ってスプリングレート下げてみたところ今のところすごく良い感じ。
抽象的な表現でアレですが「なんだか大きなバイクを必死こいて操る」感じが「過不足無く丁度良いサイズ」って感じになりました。
スプリングレートの選定って、体重以外にも「どのくらいスピードを出すか」っていうのも有ると思うんですよね。
一方で、凄く巧い人に乗ってもらったら「なんか重い」の一言。確かに、ちょっと慣れてきたら、サスの動きのテンポが若干遅いかな…という気がしないでもない。
また、荒れた路面のストレート全開走行時に、ちょいフロントが振られやすくなりました。
ただエンデューロだと適度に「ぬるい」感じの方が疲れにくいというのも有りそうだし、リバウンド調整しながら、もうちょっと様子みたいと思います。
FACTORY EXPANSION CHAMBER/FMF-POWERCORE-2.1-SILENCER
これはもう「なんで最初から入れてくれなかったんだ!」と思うくらい、必須パーツだと思うんですよ。
ノーマルの特性だと、アクセル開け始めからトルクはあるけど、その上の回転数のトルクの立上がりと比較するとやや控えめ。
フロントアップやヒルクライムの助走など一瞬でアクセル開度決めないといけないとき、ウチにとっては開け足り無かったり開け過ぎたりで、なかなか馴染めなかったのがこれで解決。
レースパーツにありがちなピーキーとは真逆の特性で、極低回転からのモリモリトルク。それも全閉からの開け始めの所からして違う。アイドリング中にブリッピンしただけでもう反応が違うのが分かるレベル。
林道で良く使う「全閉〜ちょっと空け」の領域がむちゃくちゃ扱いやすくなり、ほぼ思った通りのトルクを出せるようになりました。
ARC Composite power clutch lever
フロントアップや半クラの強い味方。これも必須装備にして欲しい感じ。
いわゆるレバー比変更なんですが、油圧クラッチでありながら、レバーの遊びをギリギリまで追い込む調整機能付き。
おかげでレバー比をかなり柔らかい方に取っても、クラッチが切れない!っていうこともなく。
2st250ccのクラッチはやっぱり重いです。