なんかね、むかーしガッコで習ったときは「漢から金印貰ったりしながら卑弥呼が近畿地方のどっかを治めてたよ!」って聞いた気がする。
でも今では、近畿なのか九州なのか意見が割れているばかりか「三国志に載ってたよ!」ってだけで、国内で具体的な物証が何一つ出てなくて、そもそも存在したかどうかも危ぶまれるとか…。
じゃぁ金印は?って思ったら、そもそも出自について確かな情報が無くて、旧福岡藩主の人が明治維新後に「江戸時代に領民が見つけたらしいんだけど、何かウチに有ったから上京の手土産に博物館に寄贈するわ」って言うあたりからが確かな記録。
金印が邪馬台国に贈られたってのも仮説の一つで、箱とかの付属物も何も無いから、科学的な年代測定すら出来てない、よく分からないものとか。
金印の推定の根拠はというと、これもまた三国志。大昔の歴史書なんて勝手に創作入るし書写しで間違うしで、イマイチ当てにならん…。
いやまぁ、邪馬台国の所在について諸説あったのは知ってたけど、金印がそんな事になってたなんて知らなんだ。