そのエージェント(AI)は信用できるか?

10年経ってスミスがやって来た

パソコンはスミスになろう!(ぉ@2007 11/19で,20年くらいかかるかと思ってたけれども、まだまだ足りないところは有るものの僅か10年で、Siri・Alexa・Cortanaなど、わりと形になってきました。
しかし、Siriが出たときにウチが真っ先にやったことは「Siriの無効化」の設定。
この手のアシスタンスはどうにも「嫌い」です。望んでいたはずなのに、実際に出てきてみると感じるコレジャナイ感。

対話I/Fに対する嫌悪感

何故そこまで毛嫌いするのだろうと?と考えてみると、そこに感じるのは信頼できるエージェントではなく「その企業の人」という感じしかしない。
どんなに優秀でも、彼・彼女はAppleだったりMicrosoftだったりAmazonだったりするわけで。
要は信用出来ないというのが,感覚としては一番大きい。丁寧すぎて素っ気ないというか、どこか慇懃無礼な気がするのも一因かも知れません。

仮初めの個性

ふと思ったのが、極論だけどアニメ声優を使ったり、言葉使いや語尾を特定のキャラクターに似せたりしたらどうか?と。
一定のユーザーにはかなり受入れられるかも…。
そこまで極端ではないにしろ、普及の次の段階としては、ユーザーにとって如何に親近感を抱かせるか、如何に「自分だけの…」と思わせるかが重要になってきそうな気がします。
ユーザーの反応から自身の言葉使いや解答の傾向をそのユーザーに合わせて最適化するなんて、それこそ今時の機械学習で可能かも知れません。

人を欺くインターフェース

書いてて怖いなと思ったのは、仮初めであっても「個性」や「親近感」を抱かせること(誤認?)に成功すれば、「親近感」を元に影響を受けすぎる人が少なく無い数で出てくるんじゃ無いかと。
要は、悪く言えば詐欺師の手口と同じ事が出来そうな気がします。
う〜ん、年のせいか暗い未来しか想像出来ない…。

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そのエージェント(AI)は信用できるか? への2件のフィードバック

  1. 星田人 のコメント:

    わたしは企業のというかプログラムと『対話』するというのが納得できない。
    情報の投げ合いでいいと思う。昔のロボットみたいにカタカナで抑揚なくしゃべるような。
    擬似人格ができてもエージェントであるなら絶対服従であろうが、それもキモい。
    絶対服従を解除すると対人と似ためんどくささがあるだろうから、やっぱりめどい。
    メイドロボとかできても同じ感覚になるのかな。

  2. のコメント:

    まー「キモい」ってのも,反応の一つやね。
    道具と隣人の線引きは,人によってはっきりしていたり曖昧だったりしそう。
    こういうインターフェースが普遍化したときに,世間一般の人がどういう反応を取るのかって,ソレはソレで興味深いというか見てみたい気がする…。
    とりあえず,オサーンは好き嫌いせずにまずは使ってみた方が良いんだろうなーと思い始めてます。さらに上の世代のキーボードアレルギーみたいにはなりたくないなーと。

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