買ったばかりなのにいじりまくってます。
初回のオイル交換…は,まだもうちょっと先ですが,クラッチスプリングの交換のためと,得体の知れないオイルでナラシもなんなんでとりあえず抜きます。
見ての通りドレンプラグが真下にあります。横よりもこっちの方がオイル抜きやすいです。
ストレーナーにはネジロック剤のカスみたいなのが少しあっただけで,今のところ金属粉も見られず。
ドレンプラグはこんな構造。ドレンプラグにスプリング噛ませてストレーナーを押しつけています。合理的な構造。
さらにドレンプラグにはOリング装備で繰り返し利用可能。
何時までも使い捨ての銅ガスケットの各社も見習って欲しいもんです。
ミナレリ・ヤマハのこのタイプのエンジンは,共通してクラッチスプリングがへたりやすいという持病を抱えています。同様の持病を抱えているKLX125もそうですが,125cc以上でクラッチに4本スプリングは少々無理があるっぽいです。
そこで,強化スプリングを手に入れていたので,早速交換しよう…としたらこの有様。クラッチカバーのボルトのうちの一本が,フレーム干渉して抜けない。
エンジンを下せば確実ですが,いやいやそこまでするのは…。4箇所あるエンジンマウントボルトのうち,一本だけ残してエンジンを前に傾ければ抜けそうですが,その為にはタンク・シュラウド・ラジエーター&冷却系ホース全部を外さないとエンジンが前に傾かない。ちょっと整備製悪すぎ。
とりあえずスプリング交換は諦めました。秋冬の整備に良い季節になるまで見送ることに。
KLX125からのお下がりで,リチウムイオン電池に。いきなり1kg軽量化。
通常,リチウムイオン電池に交換の際,ギリギリまで使い切れるリチウムイオン電池だと容量的に鉛電池よりも少し小さめが推奨されるんですが,元々搭載されていた鉛電池の容量がえらく小さかったんで,逆に容量的には増える方向に。因みにKLX125で7Ah,TE250で6Ah,RR4T125LCは5Ah。おいおい大丈夫か?って感じです。
電池はゴム製のバンドで留めてあるんだけど,このゴムバンドがまた酷い。新品の筈なのに,もうひび割れだらけ。あちらの製品はゴムの品質が悪いとは聞くけど,コレは無いわ…感。そのうち切れそうなんで,交換品検討しとかないと…。
7/18追記:ゴムバンド切れました。orz
あと電池の手前,フレームの隙間に8mmのソケットと,5mm?のヘキサが収まってます。コレとは別に,車載工具があるんですが,なんだろう。お守り?とは言え,ボルト・ナット類が,8mm/10mmだけでなく,11mm/13mmも使用されていてバリエーションに富むため,8mmだけあってもいまいちな感じです。整備性考えて10mmか12mmに合わせて欲しいんですが…。
ただ,シート固定方法を標準のキーロック(激しく乗ると外れる)から,ネジ固定に変えているんで,結局他に工具が無いとこの工具も取り出せなかったりします。
ウインカーが,転けたらいかにももげそうな位置なんで,移設&ワレンズ化。
左がマフラーに近いけど,実走で問題無し。マフラーがこの手の排気量にしては相当大きく,マフラーエンドは走行直後でも素手で一瞬さわっても問題無いくらいの温度にしか上がらない模様。
リアフェンダーの下半分は外れるようになってますが,上の部分はいかにも「フェンダーレスできますよ」な感じ。今後の課題。
ナンバーの色が違うのは,撮影日が違うから…というか軽二輪化してます。
ちなみにこんな感じで工作。mixiの某所の書き込みを参考にしました。
写真撮ったときは移設だけで標準のウインカー付けていたけど,やっぱりもげそうということでワレンズに交換しました。
そして,前からやろうやろうと思いつつ,面倒なので後回しにしていたリンク周りのOH。標準状態のグリス塗布状況が全く以て信用ならないので,いつものグリスでグリスUP。
シャフト関係は,予想通りあり得ないくらいの鬼トルクで締まってました…。
さてグリスUPするかぁ…で,驚愕したのがこのオイルシール。
素人整備か?ってくらいオイルシールが傾いてます。やっぱり外車…ですね…。
他のシールも少しづつ傾いて居たりしたので,全部真っ直ぐに修正&シール打ち直し。
グリスはそれなりに塗られていましたが,そもそも各所に使用されている,真っ白不透明なこのグリスって得体が知れない。放熱用のシリコーンコンパウンドグリスみたいな感じで,潤滑性ほんとにあるんだろうか?ってな感じ。
中に挿入されているカラーには,ベアリングのニードルの跡が既に付いていたり。ベアリングが巧く動いていない?そもそもベアリングの品質すらあやしい…。あんまり酷かったら国産のベアリングに打ち替えよう…。
とりあえず,元々ついていた真っ白なグリスをパーツクリーナーで洗い流し,いつものリチウムコンプレックスグリスを塗りたくる。
燃料コックからキャブへの燃料ホース。
なんかこの取り回しでいいんか?って気がしなくも無いですが,それよりも気がかりなのがホースクリップが全く付いてない。キャブのフロート室のドレンとか,わりとどうでも良さそうなところにしつこいぐらいホースクリップが付いているのに,何故かココには付いていない…。
もちろんホースクリップ追加しました。
オイルシールの固定ですが,ゴム用の両面テープでオイルシールの外周だけ貼り付けてみたところ,後輪は問題無し。前輪は外れて居ました。
どうもシール外径が大きすぎたようで,貼り付け面が巧く合わなかったようです。安易ですが,両面テープ+ビニールテープで外周巻き巻き。
後輪は内径30/外形52のシール。前輪は内径30/外形50では少し大きすぎたようで,内径30/外形48を発注しています。
悪い意味で相変わらずの外車ですね。BMW傘下になった以降から終盤の旧ハスクバーナはもっとまし…というか,日本車と遜色ない感じでしたが,Betaはまだまだ外車の悪い所が残ってる感じです。
RR4T125LCというバイクに対して個人的には大満足ですが,自分でいじれるならまだしも,とても万人に勧められるようなもんでは無さそうです。RR4T125LCの下位モデルで,空冷のTTR125のエンジンをOEMで使ってるのが,KLX125よりやや安い価格で入門向け?として出てますが,どうなんだろうなーって感じです。ま,どれも致命的なものではないから,わりと気付かないかも知れません。エンジンはミナレリ・ヤマハのOEMだからそこは安心だろうし。
ここまでの整備をやってくれるショップが有れば良いですが(実際あるみたいです),普通の納車整備の費用の範疇では無い感じ。かといって「ちゃんと整備するけど外車なんでこれだけ追加費用かかります」って言ったら,殆どの人は納得しないだろうなー感。サービスで追加料金無しでやるのも,ショップの技術力をタダ同然に見下す風潮がある中で,それもどうかなーって感じがします。
うちが買ったところはHRCサービスショップだったったりして「これぐらい自分で出来るよね」みたいな暗黙の了解のレベルがそれなりに高い感じで「普通やらないこの車種特有」の所だけ手を入れてくれた感じでした。ま,それはそれでウチにとっては合理的でしたが。
追記:ま,日本車だってタイ生産のKLX125もたいがいでしたけどね。1年半くらいオイル交換の度にキラキラした粉でてくるわ,エンジンヘッドに切削屑詰まってるわ,シートを留めるボルト穴がタップ立てが不完全なのに無理矢理ボルトねじ込んであったりとか,ホイールカラーが前輪用が間違って後輪に付いてたりとか…。あれ,わりと酷いな…。
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