[bike] 水温計死亡

水温計
付け忘れの部品を取付けるため3度目の腰下分解。3度目ともなると手慣れるもんで。車体へのエンジン組み付けの知恵の輪ゲームも随分と手慣れた(あんまり役に立って欲しくない技能)。
で、エンジンを掛けてみると問題無く掛かるんだけどなんかオイル一杯吹いてるし…(汗)。よく見たらヘッドカバー付近から。ヘッドカバーのネジを閉め忘れてました。そのまま締め直して何事も無く、いい加減日が暮れてきたので外装部品は翌日作業に。
外装部品取付け後、念のためエンジン始動してみると…かからない(汗)。なんか爆発している様子が無い。プラグを疑ってプラグを外してみるとベットリと油…。先日吹き出したオイルがプラグホールに溜まってしまった模様。オイルによる接触不良を疑って、プラグ清掃後に再度取付けてエンジン掛けてみると何事も無くエンジン始動。今度こそ問題無い…はず?
それから1週間ほど経ってから「さあコースへ」と思い、積込みのためエンジンを掛けると…また掛からない。またプラグを外してプラグとプラグホールをパーツクリーナーで良く洗い再度組み付けするもかからず。プラグホールの脱脂が徹底的に必要かと思い、ヘッド分解してプラグホール徹底洗浄。単気筒の腰上OHがすっかりヨユーな感じ。再々度組み付けてエンジン始動してみるも、やっぱり掛からず。プラグを新品に買えてみたり、しつこくセルを回してみても、3回ほどだけ「ボッ」って爆発の音が聞こえたけどそれっきり。チョークレバー引いてみても変わらず。
マフラーに手を当ててみると、かすかにガソリンの香り。が、薄い気がする。じゃぁチョーク引けば…ってなるけど、チョーク付きインジェクション車のチョークレバーはチョークに非ず。燃料は濃くならず、吸気を増やすアイドル加速レバーでしかない模様。要はアクセル軽く煽ってるのと同じ。でやっぱりエンジン掛からない。
「このまま2度と動かなかったら…」「なんでレース出てんだろう,もうレースやめようかなぁ」「というかバイク自体もうやめようかなぁ」とりあえず凹みっぱなし。経験上,こういうときは幾ら頑張っても進展しないので,日も暮れたので調査は翌週に持ち越し。
爆発が全く起こらない要因を基本に立ち返り「燃料」「圧縮」「点火」の3点に注目。圧縮は問題無い,点火も問題無い,となると燃料。インジェクションなんで原因は「ポンプ」「インジェクタ」「各種センサ」に絞られる。センサの出力いっこづつ点検→燃料ポンプ→インジェクタの順に調べていこうとしたら,幸いにして最も確認しやすく最初に調べた水温計でアタリ。
通常25℃で2.5kΩくらいで温度が低いともっと抵抗値高くなるはずが90Ωしか無いでやんの。水温計外して,カプラーにダミーの3kΩくらいの抵抗つないでやったらすんなりエンジン掛かるし。ECUは「エンジンすんごく熱いよ!」と思い込んで燃調薄くしてたのが,ここ数日でまた冷え込んだんで始動できるかどうかギリギリの燃調になっていた模様。てか,何時から壊れていたんだか…,冬場はエンジンバラしてばっかりで,動かしてなかったような…(ぉ。
まぁキャブでは出来ない芸当だわな。レーサーなんで常時エンジン稼働状態想定の決め打ち設定かと思ったら,意外に細かい制御やってるんだーとか思ったけど,本当のチョークレバーがないんだから,そういう機能は必然的に必要だわなぁ。
そんなわけで1/18のWEX開幕戦は見送り。

カテゴリー: 未分類 タグ: , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です