いまどき(2019)のsamba/freebsd/zfsacl事情

あれから6年。いまどきのSamba 4.8.7/FreeBSD11.2で確認してみたところ、概ね期待通りに動作するようになっているっぽいです。但し幾つか注意点は有るようで。

POSIX準拠パーミッションのみは使用しない

NFSv4ACLが指定されておらず、従来のPOSIX準拠パーミッション(以下パーミッション)しかないファイルをそのまま使うと、下記のようなことが起こります。

FreeBSD(Samba4)でファイルサーバを構築で、Windows側のパーミッションがおかしい

原因は、パーミッションのACLへの変換がいけてないため。

パーミッションしか無いファイルに対してACL取得要求が有ると、パーミッションをACLの形に変換するわけですが、Write属性はこんな風に変換されます。

from POSIX permission
-w-p--a-R-c--s:-------

一方で、WindowsからACLで書込みのみ可と設定すると、こんな感じに。

from Windows ACL
-w-p---A-W----:-------

パーミッションから変換されたACLは、Windowsから書込んだACLと比較すると、A[write_attributes]とW[write_xattr]が足りない。

すると、Windowsから見て「書込みに必要な権限が足りない=書込み出来ない」という解釈になるわけです。

つまり、パーミッションから変換されたACLがおかしい…と。しかし困ったことに、このACL変換ルールは、zfsの仕様みたいなんですよね。

FreeBSDはzfsの仕様通りにパーミッションをACLに変換し、sambaは仕様通りOSから取得したACLをそのまま返し、Windowsは受け取ったACLを正しく解釈して「書込み不可」と。どないせぇっちゅうねんw

ま、とりあえずは、Samba共有で使用するファイルに、全てWindowsが期待するACLを付与しておけば回避出来るんじゃ無いかと思います。継承はちゃんと動作しているっぽいんで。

macOSから使えない

所有者以外の書込み権限が付与されたファイルに対し、Microsoft officeで上書きすると書込み権限が無くなったり、ACLがおかしくなります。

macOSのcifsクライアントがACL理解しないため、書込み時にパーミッションとして書込み可を指定するため、先のいけてない変換ルールが逆にACLとして書込まれてしまいます。

netatalkで代用しようにも、zfsacl扱えない為、論外。

AppleはAFP捨ててCIFS推しみたいですが、ならもう少しきちんと実装してくれよ…と。

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N-VAN乗りました

赤にバイク。青はシート倒す仮眠スペース、バイクの右側に積込み時の人スペース空けると、がっつり荷物積めるのは黄しか無いやん…とか検討してみたり。

車検の代車として来たもんで、しれっと往復80kmほど。

返しに行ったら、いつも代車の感想なんて聞きもしないのに「どうでしたか~?」とか聞いてきたけど「凄いですね~」ってサラッと流しといた。

結論としては…、軽自動車縛りで初めてトランポ買うなら、後部シートは使わないと割り切れるなら、買いだと思う。

FRベースの箱バンは荷室広いけど、逆に言うともうそれしかメリットが無い。ダイハツにしてもスズキにしても、マイチェン繰り返したところで基本設計が古すぎて、他の部分が見劣りしまくりなんですわ…。

荷室が狭くなる懸念は有るけど、乗用車としてみれば騒音も振動もその他の運転支援やらエアコンやら、何もかもがFR箱バンより優れてる。バモスなんて1999年なんていう前世紀に設計された車なんだから、比べるのも酷ってもんですが。

じゃぁ自分が買い換えるとか?…というと、うーん。

操作性がね、あくまでMTのバモスと比較してしまうと、とにかく「もっさり」。

エンジンのパワーはあるんだけど、ハンドルもアクセルも全ての操作がワンテンポ遅い様な、何かフワフワしてもやが掛かっているような…そんな感じ。

なんてこと無いふつーの道走ってる時で、ちょっとハンドル切ったりちょっとアクセル踏んだりしたとき、その反応に感じるwktk感がちっとも無い。

ま、これはこれで今時の乗用車は、スポーツカーでも無い限り普通なんでしょうね。2〜3時間乗って慣れてくると「そういうもんだ」と納得はできました。

トランポとして使えながら、バモスみたいなヘンテコな車(MR/MT)は、もう2度と乗る機会が無くなる様な気がしていて。何に乗換えても「またバモス乗りたい…」って思いそうで、もうちょっと乗ってたい感じ。

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似非キャンパーの為のJetboil

※ガスは付属のではなく、他社の物に変えています。(自己責任で)

「お湯を沸かす」という一点においては最強なんじゃ無いかと思うJetboil。本当にあっという間にお湯が沸かせます。ここ1年くらい使ってきましたが、結構良いですコレ。

本来のキャンプ派の人達からは「料理に向かない」「バーナーの火力が弱い」など微妙な扱いですが、ウチみたいな似非キャンパーにはぴったりでした。

オフロードバイクとキャンプは相性が良い

バイク乗るのにコース行ったりレースに出たりするようになると、だいたいそう言う場所って山の中の僻地にあるから、昼飯は持参するしか無い場合が多い。おにぎりでも良いんだけど、秋口〜春先は暖かいものも食べたい…。

で、お湯さえ有ればカップ麺が食えるわけです。暖かいコーヒーも淹れられます。お湯万歳。

実質、バイク乗りながら、日帰りの似非キャンプやってるようなもんだったりします。さらにレースともなると、現地に前泊する事が多いので本当にオートキャンプしてることになります。

だいたいはバーナーと鍋持ってきている人のほうが一般的です。バーナーだけの方が安いし鍋は他にも使い回しできるし、応用範囲はそっちの方が広いです。

ウチはどっちも持ってなかったし、「お湯」だけで良かった。さらに狭い軽自動車に荷物詰め込んでいると、コンパクトに収納できるのもメリット。

Jetboil応用編1 +五徳

五徳も付いてるんで、普通にシングルバーナーとしても使えます。ただし火力は控えめなんで、鍋で調理…なんてのは厳しい。それでも缶詰一つくらいなら十分すぎる火力です。

ただ、ノーマルモデルのJetboilでは火力調整が基本的に出来ません。コックを回して調整しようにも中間域が凄い不安定なんで、全開・全閉しか出来ないと思った方がいいです。

調整したいなら、サーモレギュレーター付きの上位モデル買いましょう。高いけど…。

あと、スルメとかメザシ等の乾物を炙って食べたりとかも出来ます…。

Jetboil応用編2 +ちろり

縦長の容器形状に、2号くらいのちろりがピッタリサイズなんですわ。

実際お燗付けて使ってみましたが、使い勝手は良かったです。

火力調整が効かないんで、沸いたら火を止めて温度下がりすぎたらまた火付けて…でもいけましたが、贅沢言うなら火力調整が欲しかったかな。

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ローダウンしてみた

ローダウン可能なリンクガードを、ローダウン無しの設定で暫く使っていました。

軸の一部が入れ駒になっていて、駒を交換するとローダウン出来る代物…なんだけど、暫く使ってたら駒が噛みこんで抜けないんでやんの。

同じリンクガードを使ってる知り合いから、駒の抜き方について良い手段を聞いたので早速ローダウンしてみました。

Fastwayのリンクガードの入れ駒の抜き方(内から外へたたき出す)

ローダウンにより12.7mm下がるそうなんで、フロントも同じく下げたい所。

しかしFフォークの突き出しは既に6mmくらいしていて、ハンドルバーにあたらないようにめい一杯突き出しても+3mmの9mmまでしか突き出し出来ず。

結局、少し前上がりになってしまいました。

リアローダウンによる前上がりの結果

ロードでジムカーナやってたときは、旋回性上げるためにプリロード抜いてFフォークの突き出し増やして、とにかく前下がりにしてたんですよね。

なんで、10mmくらい前上がりになるから、曲がりにくくなるかな〜と思ってクネクネなコース走ったら意外にすらすら曲がれるでやんの。倒し込みが軽い。

プリロード掛けてさらに前上がりにしてみたら、どんどん倒し込み軽くなる。

ただやり過ぎると、バイク傾けてもそっからフロント外側へ逃げてラインが外側に膨らむし、そもそもフロントの接地感が希薄で真っ直ぐ走ってても違和感。

やっぱりやり過ぎ良くない。

オンロードとオフロードの違い

オンロード(ジムカーナ)だと、切っ掛けから前輪のグリップによるセルフステアでハンドルをストッパーまで一気に切らせて、バイクが自ら倒れるように倒していく感じなんで、前下がりの方が良く曲がる感じ。

オフだとフロントに荷重掛かりすぎると、むしろハンドルが重くて切りにくくなる(過去に経験あり)。そもそも前輪のグリップ期待出来ないし、バイクが軽いから倒し込みはボディアクションだけで十分倒れる。

けれど、F荷重控えめで曲がりやすい理由がイマイチよく分からない?


とりあえず、オンとオフでこうもセッティングの方向性が違うものかと、興味深かったです。

因みに12.7mmのローダウンは、殆ど実感できませんでした。(‘A`)

ま、ローダウンしない状態から前上がりのセッティングにしたら、ますます足つきが悪化するから、これはこれでいいかな…。

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