走行充電器新調

Renogy DC-DC 走行充電器 20A ブラック

結局既製品に入れ替えました。20Aと有りますが、設定で充電電流を半分の10Aに絞ることが出来る…と言うのが分かったので。

前の充電器は「昇降圧変換」ではなく「昇圧+レギュレーター」なので「車側の電圧>サブバッテリー側の電圧」の場合はレギュレーター動作となり、効率が大幅に落ちて発熱が増えます。

このところの寒さで、電熱器具でサブバッテリーを0%近くまで使い切る事が多く、さらに車体側のバッテリーを新調したばかりで車体側の電圧は高電圧気味。

で、どうなったかというと、走行中に車内で半導体が焼ける独特の匂いが…。(苦笑)

元々、冷却ファンの追加が推奨されていたのですが、10A動作で絞ってるから大丈夫だろう…とファン無しで運用していました。でも条件によってはファンが必要だったようです。

そんなわけで入れ替え。ここの製品、なかなかにちゃんと作られているっぽいです。

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電動バイクでびゅー(Sur-ron)

Sur-ron Light bee L1e

バイクも電化しました。2stでもなく4stでも無くモーターです。置き場所がちょっとまだ無いんで、とりあえず部屋の中に。

中華製です。でも中華と侮るなかれ。

オフロードの乗り物として楽しいーんです。オフロードを楽しむスポーツバイクとしてはしっかり作り込んであって、跳んだり跳ねたりしても撚れたりせず、しっかりと踏ん張るフレームとサス。それなのにとにかく軽い(車重62kg)。

カナダとアメリカでは2~3年前から販売されていて、日本に入ってくるようになったのが去年あたりから。今年に入ってエンデューロレースでよく見かけるようになり、成績もわりと上々…というか、ミニモトクラスではレシプロエンジン勢を差し置いて優勝したりとか。

販売店通じて、ちゃんと部品も取れますし、買ったときにパーツリストもくれます。部品の納期は1~2週間掛かりますが、その辺りは欧州メーカーの外車と一緒ですね。

注文入れて、2週間後に納車、その翌日にトライアルの大会で初乗り、さらに翌週と翌々週と連チャンでサーロンでエンデューロレース。慣しも練習もあったもんじゃ無くて、色々おかしいんですが楽しいです。

ざっくり仕様の比較

車種出力電池容量車重価格
Light bee X/L1e5kW1.8kWh58/62kg¥528k/566.5k
Husqvarna EE55kW0.9Wh?¥700k
PCXエレクトリック4.2kW2.6kWh144kg¥700k~800k
ベンリィ e: II4.2kW2.6kWh125kg??
C evolution(軽二輪)35kW12.5kW275kg¥1,590k
クロスカブ110(内燃)5.9kWn/a106kg¥341k

クロスカブ110並の出力ですが、下からの加速感・トルクはそれ以上。なにせ車体が軽い。電池の容量としては、レース極ふりと言うほど少なくも無く、今時の技術では妥当なところかと。

レースだと、上り坂でCRF110Fには勝てるけどCRF125Fにはちょっと負けるくらいの感じ。

競技車両として

一番気になるバッテリーは、スピード系のレースなら1時間、ハード系のエンデューロレースなら2時間持つみたいです。レースのリザルト見てる限りでは。

ちなみに、ウチが50分のクロスカントリーエンデューロ走りきって、バッテリー残量14%くらいでした。10%切るとモーター出力に制限かかるんで、1時間も正直厳しいところかも。

最高出力5kW(6.8PS)というと4st125ccよりだいぶ足りないですが、モーター特有のトルクと車体の軽さもあって、体感は同等+αです。

足回りは自転車用のサスを転用ですが、下手なオフロードバイクよりも良いのが入ってます。軽い車体も割としっかりと剛性感あって、変に撚れたりするような不安感もなし。

ただ、ホイールトラベルは200mmと少なめ。オフロードバイクのようなサスの使いかとはまた違う感じ。MTBに似た感じなんでしょうかね?

割とパワーのある電動MTBって感じでしょうか。某インプレから引用すると「自転車とバイクの間」という表現がぴったりだと思います。

アクセルのフィーリングも、停止状態から急に立ち上がるモーターのトルクを、上手く電子制御でぼかしていると思います。

スピードレースでは何も問題無いけれど、フロントアップで0速度からの急開だとトルクの立ち上がりがちょっと唐突感あります。

モーターとエンジンのトルク特性の違いなんでしょうね。エンジンとまったく同じにするのもどうかと思うし、人間側の慣れでなんとかなる範囲だと思います。

公道走行車両として

競技用モデルがLight bee X、その登録可能(原2種)モデルがLight bee L1eとのこと。ウチが買ったのはL1eなんでナンバー取れます。エンジン出力とバッテリー容量を絞った廉価版のLight bee S/L1j(原1種)もあります。

バッテリー容量については、PCXエレクトリックが車重144kgで2.6kWのバッテリーに対し、Light beeは車重62kgで1.8kWhなんで、今時の技術レベルからして決して少なくは無いと思います。因みに、バッテリーはパナソニックの車両用(NCA系っぽい)だそうです。

航続距離としては、仕様では100km@20km/hですが、実際の所は50~60kmぐらいとか。お買い物バイクとしては使えるけど、通勤バイクとしてはちょっと心許ない(バッテリーを会社に置けばいけるかも?)。ツーリングは以下略、って感じ。

ちなみに充電は専用の充電器(重量が2.6kgほど)が必要で、充電時間は3~4時間。出先でほいほいと充電は難しいです。

公道はあくまで「走れる」というオマケでですが、自転車のように軽い車体は気軽に出かけられます。

使い道

しばらくはレースやらコースで使って遊ぼうと思います。

飽きてきたら、近所のお買い物用バイクとして使いつつ、車に積んで旅用にしたいな…と。旅先で車から降ろして散策…とか。最初はクロスカブあたりで考えてたんですが車重100kgはやっぱり重いのと、意外と小さくないし>カブ。

車にサブバッテリーと100Vインバーター積んだから、乗り終わったらそのまま車の中で充電できるんでちょうど良いです。まぁ、ガソリンから作った電気なんで、ぜんぜんエコじゃないんですけどね。

電動バイクの今後

ヤマハやホンダも頑張ってるんですが、今の技術レベルでは「内燃機関バイクのスタイルそのままに置き換え」はまだまだ…というか当分は厳しいんじゃ無いかと思います。一方で、4輪のようにエンジン禁止にしたところで、125cc未満の小型バイクは価格的に絶滅してしまいそうです。

こういうワクワクするような製品が、すっかり日本メーカーから出なくなって寂しい限りです。何もかもデフレと失われた20年ですかねぇ…。

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カラーレーザーHL-3170CDWそれから4年後

購入から4年経ちましたが、まだまだ現役です。

4年経って、さすがに黒トナーだけ切れたので交換しました。しかし他のカラートナーはまだ半分ぐらい残ってます。毎年のようにインク買い直してたインクジェットは、なんだったのかと。

改めて調べてみたところ、インクジェットの「ヘッドクリーニング」は大体10回前後でインクが空になるくらい、インクダダ漏れらしい。月1回使うかどうか…って使い方だと前回の使用から間が開くから、使うときに毎回勝手にヘッドクリーニングが走るんですよねぇ…。

ただ、カラー印刷の質はちょっとなぁ…って思う所もあります。たまにしかしないけど。

次買い換えるなら高発色トナー対応のタイプかな。とは言え、次と言っても、次に黒トナーが切れるかカラートナーが切れてから…すると、さらにあと4年。その頃どうしてるかシランケド。

参考:15,980円のカラーレーザーを自宅に設置したらストレスフリーになった同人誌印刷(PC Watch/買い物山脈)

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冬の車中泊は電気で

電気毛布(max40W)+セラミックヒーター(1,000W)。この組み合わせで朝方ちょうど0℃くらいの場所で、快適に過ごすことが出来ました。

寝ている間は電気毛布とシュラフだけ。電気毛布もコントローラーでminに絞って十分。朝起きたとき、寒い車内を温める為にセラミックヒータースイッチON。

電気毛布が有用なのは前から分かっていたんですが、朝起きたときに車内が寒すぎてシュラフから出られないという課題がありました。

風暖

イワタニの風暖が使えないかと買ってみたりもしましたが、どうにも車内だと狭すぎて不完全燃焼の危険性を払拭できず…。

風暖自体は、他の用途で活躍してるので、まぁ買って損は無かったんですが。

セラミックファンヒーター

AC100V使える、1,100Wh相当のバッテリも積んだことだし…というわけでセラミックファンヒーターを買ってみました。

機種選択

調べてみると結構種類が多くてピンキリなのですが、以下の2点に絞って選びました。

  1. 1,000Wぴったりで使えること
  2. とにかく小型であること

エアコンのようなヒートポンプ式と異なって、純粋に電気だけを熱源に使う機器の暖房能力は消費電力で決まります。ファンが強かろうが弱かろうが、何をどう頑張っても熱量は消費電力が全てです。効率も何もへったくれもありません。車に積んでるインバーターの出力が最大1,000Wなので、最大限その出力を生かすために1,000W。

同じ消費電力でも、小さな物から大型の物まで色々あります。どうも、小型の物はファンの音が五月蠅く、静音化している物ほど少し大きくなる傾向のようでした。狭い軽バンの車内に積む上に、付けたまま寝るようなことはしないので静音性はこの際どうでも良いと、サイズ優先で選択しました。

1,000Wの暖房能力

イワタニの風暖が2kWだと知っているので、その半分の1kW(1,000W)ってどうなの?と、暖房能力について少し懐疑的でした。

しかし、実際に使ってみるとこれがなかなかの威力。10〜15分ほど付けていたら「寒ッ寒ッ!」ってくらいの寒さが「温かくは無いけど、これくらいなら平気」というくらいに。シュラフから抜け出して、そのままの格好で普通に身支度を始められます。

車内全体が温まるほどでは無いですが、吹き出しの風が少し遠くから直接あたるような位置にうまくセットできれば結構暖かいです。また、車のエンジン掛けて温めるときのような「暖かい風が出るまでの遅延」が無く、スイッチいれたらすぐ温かい風が出てくるのも良い感じです。

ただ、1,000Wっていうのは結構な容量で、知り合いの持ってた「1,000Wまで使える」って書いてあるモバイルバッテリーでも、保護回路が働いて使えず。家で使うにしても、ブレーカー断の恐れがあるし、そもそも電費/燃費的にはカセットガスよりコスパ悪いので、車中泊専用かな…。

※ちなみに車に積んだ1,000Wのインバーターですが、知らずに使った1,200Wの工業用ヒートガンが普通に使えたりするので、結構な余力が有ったみたいです。


車中泊の暖房の定番というとFFヒーターですが、構造上「車体に穴を開けないといけない」というのがどうにもハードルが高かったんですが、これでFFヒーターをうらやむことも無くなりそうです。

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