今後5年間で生活を変えるであろう技術

ってのがIBMから出てた.ちょっと自分なりに妄想.
IBM Reveals Five Innovations That Will Change Our Lives in the Next Five Years
一つ目の太陽電池はまぁ,普及する希ガス.確度高い.旧来の電卓なんかに入ってる旧来のシリコンを使ったタイプではなく,最近では有機物を使った「印刷で作れる太陽電池」なんてのも有る.効率は低いんだけど,コストが十分に下がれば「発電機能付き減光ガラス」なんてのも夢じゃないと思う.ただ生活が劇的に変わるようなのはちょっと想像付かない.知らない間に思っても見なかった場所に入り込んでた…そんな希ガス.
二つ目は個人の健康について未来予測が経つというネタ.遺伝子の解析ネタだと思う.既に遺伝子の解析はかなり進んでいて,遺伝病と遺伝子の関連の多くが解明されつつある.ただ5年というのはちょっと短いような希ガス.問題は「個人の遺伝子解析」にかかる手間.よく言う「DNA鑑定」では遺伝子全部を調べてるわけではなくて,特徴的なごく一部を調べているに過ぎない.ヒトゲノム計画で1人の遺伝子情報を調べ尽くすのに,1990年から初めて2003年まで掛かっている.ただ,人の遺伝子情報って計算してみたら,デジタルデータで換算すると1.4GBちょっとだったりする.案外少ない.とりあえず精子1つでCD-ROM1枚分の情報が詰まってると言うことらしい(ぉ.
3つ目は音声インターフェースネタ.まぁ「これはまだ当分先」って希ガス.ViaVoiceとかIBMがんがってたけど,声と語の一致だけでは音声インタフェースとしてはまだ入り口でしか無い.第二段階として会話言語の解析が出来たとしてもまだ不十分.まともに使えるのは「空気読めるコンピューター」ぐらいまでならないと難しい希ガス.全国のKY涙目wwww…ってのうのは冗談として,マジで.自然言語による会話において,場の空気の扱いは重要な要素だと思う.文章の「解釈の違い」と,言葉の「場の空気の違いによる解釈の違い」はかなり違う希ガス.いくら言語を理解したとして,超KY相手に作文的な会話するのは苦痛だろう.だったらKeyboardでいいよ.
4つ目は買い物の補助.まぁいまでもオンラインショップでは「あなたにオススメ」とか訳の分からない項目が出てくるが,アレの進化形.てか,宣伝効果が狙えるから,その筋の資本入ったら急成長する可能性は大.ただ,凄くありがた迷惑になる気がしないでもない….
5つ目は物事を思い出すことに対する補助.ここで示唆されているのは,たとえば特定の場所を通りかかった時に,例えば携帯電話の様な機器が「適切」と判断される場合に過去の記録の情報を通知して,結果的に使用者が「おっ」と思えるような体験に導くというもの.ぶっちゃけ,店の前で買い忘れの「アレ」とか,前に欲しいと思ってた「ソレ」を思い出させて買わせるという物らしい.正直いらんわっ.攻殻機動隊の中で出てくる「外部記憶」みたいなのが欲しい.今でもPCに大量の情報を保存している状態もソレに近いけど,いまいち直感的ではない.まぁ,検索機能の充実によってだいぶ進歩してきた感はある.やぱし直感的には電脳化みたいなI/Fが欲しいなぁ….その前に,先に電脳眼鏡が来そうな気も.まぁ眼鏡じゃなくても,スクリーン無しの携帯可能なプロジェクター出来たらソレで十分.

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