手術5/帰らぬ人

手術翌日の朝になって、ウチより先に手術室へ行った向かいのおじいちゃんが帰ってきました。看護師さんの会話を聞く限り、どうやら麻酔が切れる時のせん妄で大暴れしたらしい…。

本人は「しらん」と覚えている様子もなくケロッとしている。今日退院のつもりで既に普段着に着替えていたけれど「明日やで」と言われてる。

そしてそのまま、昼過ぎには部屋移動が実施され、向かいのおじいちゃんも移動らしい。明日退院なのに忙しないな…と思ったら、二日後のお風呂の日にお風呂へ向かうおじいちゃんの姿が…まだ帰ってないやん。何があった?

※そのままウチが退院するときまで、まだ居ました。

一方、同じくウチより先に手術室へ向かった隣のおっちゃん。こちらは翌朝帰ってこないどころか、向かいおじいちゃんの部屋移動の時に一緒に、隣のおっちゃんの私物やらを看護師たちがごっそり持って行ってがらんどうに…。

そして、別の部屋から別の患者がその場所に移動してきて、先のおっちゃんは二度と姿を見ることなく…。何があった?

因みに一番最初から病室にいた重傷そうな人、別の日に手術を受けて昼過ぎにはもう手術室から病室に戻り、足の重りも無くなってすっかり身軽になり見違えるほど元気そうな様子。よかった…。

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