公道で乗るSur-ron(Light Bee L1e)

折角登録可能なモデル買ったので、保安部品付けてちょっと走ってみました。

結論から言うと、下駄バイクとしてのメリットは、

  • 車重が軽い(62kg)ので取り回しが良いのでむっちゃ楽。
  • フレームがしっかりしてるから、70km/hまで出しても不安もない。
  • モーターの加速もあり、ストップ&ゴーがスムーズ。

デメリットとしては、航続距離よりも充電方法。

国内外の原二種相当以下のミニバイクのほとんどに言えるのですが、充電ステーションへの対応が無い上に、付属の家庭用コンセントで使う充電器も急速充電の対応無し、というのがかなり痛いところ。

本当に「ちょっと行って帰ってくる」という用途にしか使えません。

航続距離

ちょっと幹線道路流したりしただけですが、残量ゲージ換算( 100%=1,800Wh)で1.8~2.1%/km(32~38Wh/km)くらい。max 50km前後?

ただ、安全マージンみて、移動範囲は片道15~20kmってとこですかね。

街中の平均移動速度が25km/hくらいとして、時間から換算して平均で875Wくらいの消費電力。ヘアドライヤーをガンガンまわしてるくらいの電力かな。

急速充電がない

使い切ってからの満充電までには3〜4時間掛かります。1時間充電しても30分くらいしか走れない。充電時間>>走行時間ってのがつらい。

スマホみたいに「1時間で8割充電」とかじゃ無いです。何故にそこまでゆっくり充電なのか…。

因みに、このあたりはホンダのPCX ELECTRICやE-Vinoも似たような状況で、容量の大小にかかわらず3〜4時間くらい掛かる模様。

充電ステーション対応が欲しい

軽2輪以上の中型の電動バイクは、4輪車用の急速充電ポートが付く方向みたいです。一方で、原二以下のミニバイクにとって、4輪車用の充電ポートはスペースの問題もあるし何より価格的にも厳しいでしょう。

ミニバイクこそ、容量アップの制限がキツいので、ミニバイク向けの充電規格を現行規格の下位互換で作って、充電ステーションを利用できるようにして欲しいところ。市街地への設置だけで良いから…。

しかし、そういった動き聞かないですね。ホンダなんかは「おうちでゆっくり(3〜4時間)充電、バッテリー交換式だからいっぱい買ってね」ってスタンス。バッテリー高ぇんだよ…。

チェーンコンバートキット、むっちゃ五月蠅いですw。 ジャーってわりと不快な音でw それでも排気音よりは静かなんでしょうけど。五月蠅いのは1次側のチェーンなので、出荷状態のベルトならもっと静かだと思います。

(出荷状態では、1次減速がベルトドライブ、2次減速がチェーンという構成。オフロード走行時はベルトに泥が詰まる可能性があるので、ウチは1次もチェーンに変えてます。)

あと、サーロンで信号待ちしてて気付いた事が、今時の信号待ちって条件が揃うと「無音」なんですね。だいたい、今時の車はアイドリングストップ付きかHVなんで、信号待ちでアイドリングしてる車両ってわりと少数派だったりします。

その他

夜中走ってみましたが、ライト(LED)は結構明るいし配光も悪くない。但しHi-Low切替えなし。

LED式のウインカーなんだけど、リレーもICリレー。カチカチ音がしないからウインカーが付いてるのかどうか分かりづらい。

サスの初動の動きはあんまり良くない模様。コース走ってるときの中程度以上の負荷はいなせるけど、公道の細かな凹凸は上手くいなせずゴリゴリ走る感あり。まぁ値段相応かな。


まぁ、航続距離や出先で充電できないのは、概ね分かっていたことですが、実際に公道走ってみると「今バッテリー終わったら充電できない!」って言うのは、予想以上に心理的プレッシャーが大きかったです。

やはり予定通り、トランポに積み込んで出先での散策用…という使い方がよさげ。歩くぐらいのスピードで狭い路地を散策するのには、自転車感覚で凄く良い。

ただ、どう考えても普通にエンジンの原付乗ってる人が、買い換えて使えるとは思えない感じ。それはサーロンに限らず、急速充電に対応してないすべてのミニバイクに共通して言えることなんですが。

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