と言う名の実質的には、全量抜取り&規定量の補充を、カーエアコンに対してディーラーでやってもらった。
ちょっとネットでググってみたら否定的意見多数。
カーエアコンのガスは、オゾン層対策や温暖化対策やらで、ここ20年で変遷していて、
- R12
1994年製くらいまでの自動車に入ってた。
理想的なエアコンガス。ほとんど劣化しない(なのでオゾン層まで届く)。
潤滑は鉱物油が使える。
オゾン層攻撃性[大]なので既に使用禁止。 - R134a
R12の代替フロン。
比較的安定しているものの、空気中では20年くらいで分解する。
吸湿性が高く、吸湿すると冷媒としての能力が落ちる。
潤滑には合成油が必須。エンジンオイルと同じく、合成油は鉱物油より劣化が早く、シールへの攻撃性が高い。
オゾン層攻撃性は無いが、温暖化係数が高い為、2020年全廃予定。 - R1234yf
R134aのさらに代替。温暖化係数が低い。
2013年製ごろから採用され始めていて、やがて全てこちらへ切換。
まだ新しく、詳しい素性不明。
こんな感じで、それぞれ特性が違う。で、それらの情報がネット蘊蓄では錯綜。
また、エアコンガスは規定量より多すぎても不調になるというのに、乱暴に追加するだけの「エアコンガスチャージ」なるサービスが少し前に横行して、エアコン不調になる例が頻発。
さらに、エアコンガス添加剤(コンプレッサーの抵抗を減らすだけ)が「エアコンの効きが良くなる!(原理的には影響僅か)」って言い出してさらに信用を失う。
調べた限りでは、ちょい古の車に入っているR134aは、R12より漏れるし劣化も早い模様。
7年目の施工ですが、プラシーボではない程度に前より効くようになりましたわ。ディーラーの人曰く「2〜3年おきにお勧めします」ってそれはいくら何でもやり過ぎな気が。