お父さん

お父さんが亡くなってから、ようやく中陰が開けました。

去年の秋に体調を崩し入院。年明けからようやく体調が上向き、退院出来たかと思ったら、すぐ再入院して、あっという間でした。

自分が大きくなってからはあまり会話の無かったお父さんでしたが、おかんが亡くなってからの7年間、毎週会いに行き、最も関係の深い7年間だったと思います。

時折頑固なところも有りながら、いつも人当たりの良いお父さん。お父さんの知人から聞く姿は、細かいことは苦手だけど、何かあれあすぐに友達のところに飛んで行く、誰からも好かれる様な、ウチから見れば羨ましくて憧れる、そんな人でした。

脳卒中で倒れてからは、日々のちょっとした事でも「これお父さんに見せれたら良いのに。見たらどう思うだろう?」とか、「こんなことしていて、自由に動けないお父さんに申し訳ない…」とか、ほぼ毎日頭を過ぎってました。

今は同様に思い出しつつ「あぁ…、もう居ないんや。」と。

あの病院でほんとに良かったのか、他の病院に変えたらまだ生きてたんじゃないのか。いや、あんな状態で生き延びてどうなのか。それよりも、そもそも倒れた時に、こんな状態になるなら助けないほうが良かったんじゃ無いのか…。

そんな、建設的でない後悔がぐるぐると。

お父さんが居ないという感覚は、脳卒中で倒れた時に既に「もしも…」という事で半分くらい実感があって、その時は相当堪えました。

しかしまぁ、それがあったから、今だいぶマシで居られる気がします。残り半分は、日にち薬でぼちぼちと。

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