ニーブレースのメンテ

ニーブレース膝の炎症が治まるまで,医療用の代わりにバイク用のニーブレースそのまま着けて生活してたりします。着けていると,普通に歩いたりするときでも,靱帯への負荷がだいぶ減ります。
いままでバイク乗ってる間は気づかなかったけど,本来左右方向にびくともしないはずが,ガタガタになって思いっきり動く始末。
今は日々必要なもんだから,とりあえず分解整備。

ベアリングばらばら分解してみたら,もうそれだけでベアリングの玉がバラバラと落ちてくる始末。
ベアリングの玉が完全に粉砕→内輪が遊び放題→内輪に押されて金属製のシールがひしゃげる→バラバラ,ってな感じ。

ベアリングじゃりじゃり勝手にバラバラに分解するほどひどかったのは,先の一カ所だけでしたが,ほかの部分も大なり小なりガタが出てたり,少なくともスムーズに回転するものは一つもありませんでした。
シール付きベアリングですが,ほぼ全てのベアリングの内部に砂が…。
ウェアの中に装着して露出させることはなかったんですが,それでも砂は入り込むようです。
(購入してから2年半くらい,使用頻度は平均して月1〜2回くらいの感じ。)

1260ZZ右が最初から入っていたベアリングで,左が交換用に買ったミネベアのステンレス製。
(ステンレス製なのは単にそのサイズがステンレス製しかなかっただけです。)
シールの外輪への固定構造がちょっと違う。どっちが良いと言うこともなく,金属シールだと内輪との間にどうしても隙間が出来るから,結局は粉塵の混入は防げないでしょうね…。
接触型ゴムシールなら良いんですが,このサイズ(外形12mm/内径6mm)じゃ小さすぎて,構造的にゴムシールなんてたぶん無理でしょう。

ヒンジ中間のヒンジパーツ分解したら,縁の分に摩耗痕。ベアリングのガタで傾いて擦れていたようで。
ちなみにベアリング交換したら,びっくりするぐらいにスムーズに動くようになりました。
前からなんとなく動きが悪いのは感じていましたが,てっきり装着後にズレてそうなってたとばかり思い込んでいましたが,実のところベアリングが終わってたようで…。

ほかのメーカーの,左右にヒンジがあるタイプのニーブレースは分解してないから,どういう構造なのか分かりません。
しかし,ヒンジが可動する以上は,使用に伴い摩耗してガタが出る可能性があり,基本的に定期的なメンテナンスが必要っぽいです。
まだまだニーブレース自体がマイナーだから,こういう情報ってなかなか出てこないのが厳しい…。

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