何故アップデートするのか?それはそこに新しいバージョンのOSがあるから…。
てなわけでreleaseを待ちきれずにアップデート。freebsd-updateなにそれ?って感じで,svnでソース引っ張ってきてmake buildworld/buildkernelの昔ながらの手法。懸案だった9.2のgptzfsloaderで10.0の起動問題なしで一安心。
pkg_xxxすてすて,pkgngこんにちは。
- いっつもportsからのmakeだったのでイマイチ恩恵が感じられない。まぁportsもportupgradeも対応しているとのこと何で,とりあえず移行。
ZFSまわり
- 目玉?のTrim対応はすでに9.2で。L2ARC圧縮やNOP Writeの効果は,すぐに実感できる物でも無し…。
ログインIDが32文字に
- すんげー今さら感だけど,有り難いっちゃぁ有り難い。日本人の名前だと,ローマ字表記で「名.姓」ってやると,かなりの確率で15文字超える。然も,認証システムが他OSのLDAPで統合されていると否応なしに15文字以上のIDを使わざるを得なかったり。今まではOSのソースコードにパッチ当ててたけど,ようやくパッチ不要になるのか…。
bindすてすてUnboundこんにちわ
- 確かにBINDってセキュリティ穴多いし,システムのCacheリゾルバにしては大層すぎた感。ただ,Unbound も繋ぎらしいし,あんまりまじめに調べても徒労に終わりそう。とりあえずportsからBIND入れてやりすごす。
仮想化周り(クライアントとして)
- EC2対応とかVirtioの高速化とか。VPS使ってないからイマイチ恩恵無いなぁ。VPSも検討したことあるけど,ストレージサイズがネックでイマイチで採用にならず。サーバーのクラウド化してから,コンピューティング能力は叩き売りなんだけど,ストレージは未だにお高い感じ。
仮想化周り(サーバとして)
- 今流行りのOSスーバーバイザのBHyVeまわりの改善とか。確かに仮想化は便利。仕事場でもしょぼいサービスのWindowsサーバー(余りPC再利用,冗長化無し!)を,ちゃんとしたサーバー(ラック収納/ストレージ冗長化/電源冗長化)上で2台まとめてVirtualBoxの配下にしたりとか。
完全なエミュレーターより,ハイパーバイザの方が効率が良いのは分かる。けれど,クライアントOS側にもハイパーバイザーへの対応が必要になるわけで,現状でBHyVe対応のOSが少ないのが癌。ぶっちゃけWindowsが動くならまだしも,今のところBHyVe対応OSがFreeBSD/OpenBSD/Linuxとか,いまいちぱっとしない。
てか,VirtualBoxのVirtIOのNICドライバが,高負荷で落ちるのは一体だれ(ドライバ/VirtualBox/OS)が悪いのか,未だに分からん…。
libiconvの統合(1/27追記)
- libiconvがBaseのlibcに統合されたとか。全く知らなくて,そのままでも動いていたんだけれども,libiconv使ったportsのコンパイルでlibiconvまわりでこけるので調べてみたらどうやらそういうこと。/usr/ports/UPDATEにそれらしい手順があったんだけど,手順通りにやってはまる。気がついた時には既にlibiconv削除してしまっていて後の祭り。大多数のportsが動作不能という大惨事に(‘A`)。せっせと依存portsを作り直すんだけれども,時間が掛かるのでバイナリパッケージ利用しようと,pkgがちょっと活躍。