性本能と水爆戦 征服

性本能と水爆戦 征服
Amazonのこのレビューが気になって購入。
とりあえず,ちょー下らないです。あまりにも下らなすぎて「ぷっ」って吹き出したら敗北感,みたいなぐらいに下らない(褒め言葉)。ヤクザの抗争で出てくる武器がハダカの女の子で,その女のにヌかれたら死亡って設定で淡々と抗争が描かれてたり,楽器が裸の女の子で,演奏は愛撫でその女の子(楽器)が感じているほど良い音色を奏でているっていう設定で,イケメンが楽器(女の子)を弾いてる(愛撫してる)姿をみて,女の子(人間)が「キャー素敵」とか実に下らない(褒め言葉)。
でもまぁ,それだけじゃなくて,なんか仄暗い雰囲気でやるせない感を描いただけってのもあって,お気に入りはSideshowを題材にしたお話。X51.orgでSideshow関連を読みあさってた予備知識もあって,なんか良い感じにはまった。
この人の作品だと,他にはヴォイニッチホテルしか読んでなくて,それは若干物足りなかったけれど,基本的に嫌いじゃない。何か理路整然としたものを描くんではなくて,なんとなくもやもやとした薄暗い雰囲気だけを描くみたいな感じ。起承転結とかどうでも良い感じ。
大塚英志の描く尻切れトンボなもやもやは大嫌いなんだけど,道満清明の描く尻切れトンボなもやもやは,アリだと思ってしまう。なんだか大塚英志のほうは色々生々しすぎて,雰囲気だけで済ませられない感。道満清明のほうは良くも悪くも軽い絵柄でいいかげん。
件のレビューは,うちが大塚英志原作に感じた「ちゃんとまとめてよッ!」って感じを,そのままこの漫画から感じたっぽい感ががが。

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