思いつきを形にするまでのシステム

最近googleがウザい。WindowsのFlashをUpdateしようとしたら,うっかりchromeとgoogle toolbarをインストールされそうになったり。Mac版のFlashではそんなこと無かったから,ちょっと面食らったんだけれども今ではコレが普通なんかしらん?
googleもすっかり大きくなって支配力も増して,今ではかつてのMS張りの悪の帝国っぷりのイメージなんですが,それでも,凋落していったかつてのMSとは異なり,新しい試みが継続しているので無視できない感じ。まぁ今後はどうかしらんけど。
新しい試みが継続できるというのは,googleのCEO「だけ」が超天才というわけでは無くて,そういう人が集まりやすく,その人達のアイデアを形にしやすいシステムや環境があるんだと思う訳で。一発・二発ヒットを当てるのは超人的な個人だけでなんとななるけれど「継続的」となるとそうはいかない。人を集め,人を伸ばし,若い世代を受け入れて新陳代謝できるシステムが必要。
今どえらい事になっているシャープですが,取引先など,外の関係者から見るとあんまり良い会社の感じはせず,わりと傲慢で誰も助けようなんて思わない。一方,中の関係者から見ると,部署や事業所にも寄るけれども,わりとチャレンジ精神の高い感じ。あり得ないような突拍子も無いアイデアでも,裏付けに関して100%(というか新事業に100%なんて無いけど)でなくても,ある一定レベルの検討がなされていればわりとGoが掛かりやすいとか。だからこそ「目の付け所がシャープ」で,あれやこれやとやんちゃな事やってたわけですが,ちょっと「やりすぎて」まぁ今のような事になっただけで,もう少しだけバランス感覚あったら良かったのになーと。鴻海による買収話は白紙になっちゃいましたが,台湾の企業って欧米系のやり方になってて,トップダウンで即断即決。前述の「目の付け所がシャープ」的なチャレンジ精神と,わりと相性良かったんじゃ無いかな〜と思いつつ,もう終わった話かも知れませんが。
そんなことを考えながら,ボトムアップで上げた新製品案をスルーされながら,えらい人の考えた新製品案実現に向けて,あたまにいっぱい「?」を浮かべながら手を動かしている日々。疑問を口にしても「そんなもんなんとかなるっしょ!」的な返事しかなくて話し合いすらままならず。ま,そもそも議論が出来る相手だとは思ってないし,ウチは給料もらえてるし失業保険もあるからいいんですが,そんな事してて会社潰しても知らんよ?…みたいな。

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